仕事でスーツを着ている人は、毎日シャツにアイロンをかけなければいけませんよね。シャツだけでなく、制服やズボン、綿素材のカットソーなど、アイロンがけが必要なものって意外とあるものです。
でも、アイロン台を出してアイロンが温まるまで待ち、すみずみまで綺麗にアイロンをかけるのって、結構面倒なもの。仕事で疲れている時は、少しでも作業が簡単にできたらなあ、なんて思いますよね。
洗濯や干し方が大切!アイロンがけが楽になるコツとは?
アイロンがけを簡単にするには、まずは洗濯して乾いた時にシワが少ないことが大切です。そのためには、洗濯や干し方に工夫が必要。以下にアイロンがけを楽にするコツをまとめました。
洗濯物はたたんでネットに入れ、脱水時間は短く
洗濯物は脱水の際、ほかの衣類とからんだり、遠心力で水分を飛ばすことで、シワができやすくなったり、型崩れしやすくなります。
洗濯をする際は、絡みにくいように衣類をたたみ、さらにネットに入れると効果的です。
洗濯かごに入れる際は、叩いて畳み、重ねるのがコツ!
洗濯物を洗濯かごにまとめて入れ、物干しまで持っていく人も多いと思いますが、衣類が絡んだままぐちゃぐちゃに入れてはシワの原因に。
洗濯物は縦横に引っ張り、ハンガーに干すべし!
洗濯物を干す際も、縦横に引っ張ってシワを伸ばすようにすると、アイロンがけがぐっと楽になります。
手早く綺麗に仕上がる、アイロンがけのテクニックとは?
アイロンがけをする時、なかなかシワが伸びず手間取ったりすると、さらに面倒に感じてしまいますよね。
しかし、ほんの少しの工夫だけで、アイロンがけは手早く綺麗に仕上げることができます。意外と知らない、アイロンがけの上手なテクニックをご紹介しましょう。
アイロンがけは、生乾きの状態でするのがベスト!
衣類が乾ききった状態でアイロンをかけると、なかなかシワが伸びず作業が大変。しかし、生乾きの状態でかけると、サッとかけるだけで綺麗にシワが伸びるのでおすすめです。
アイロンの順番で、仕上がりの美しさが違う!
シャツなどにアイロンをかける際、順番も大切です。広い部分を先にかけるのは、後で衿などをかける時に再びシワができしまう可能性があるのでNG。
アイロンはできるだけ面積が狭いところから広いところに順番にかけていくと、綺麗に仕上がりますよ。
アイロンをかける時は、生地を引っ張りながら直線を意識
アイロンをかける際は、アイロンを持っている手と反対の手で生地を引っ張りながら当てると、綺麗に仕上がります。
生地に合った適正温度を知っておくことも大切
多くのアイロンは3段階程度温度が調節できるようになっています。生地によってアイロンの適正温度が違いますので、洗濯表示を見て確認してから、温度を調節しましょう。
アイロンの持ち方は、やや後ろに重心をかけるのがベスト
アイロンをかける時は、やや後ろに重心をかけ、前は少し浮かすぐらいにして動かすと、綺麗に仕上がりますよ
アイロンはじっくり当てて、動かしすぎないのがコツ!
シワを伸ばそうとアイロンをたくさん動かしてしまうと、かえってシワができやすくなります。アイロンはむやみに動かさず、じっくり当てながら進めるのがベスト。
毎日のアイロンがけがぐっと楽になる、便利グッズ
今まで、アイロンが手早く綺麗に仕上がるコツを伝授してきましたが、それでも面倒という人もいるでしょう。そんな人に、アイロンがけがぐっと楽になる便利グッズをご紹介します。
吊るしたままアイロンがけ!「ハンディ―スチームアイロン」
台を出してアイロンをするのが面倒という人におすすめなのが、ハンディースチームアイロン。衣類をハンガーに吊るしたまま、アイロンができるすぐれものです。
もちろん、折り目をつけなければいけないズボンなどには、アイロン台を用いて普通のアイロンがけもできますよ。
吊るしたまま、衿など細かい部分も綺麗に!「アイロンミトン」
ハンディースチームアイロンは便利ですが、仕上がりはやはりアイロン台を使った時よりは劣ってしまいます。衿など目立つ部分は綺麗に当てておきたいという時に便利なのが、アイロンミトンです。
干すだけでアイロン効果が!「アイロンいら~ず」
さらに、アイロン自体面倒だからやりたくない!という人には、こんな便利グッズもあります。その名も「アイロンいら~ず」。
シャツを干す際に風船のようなものにシャツを通し、中から温風で乾かすという斬新なアイテム。
少しの工夫で、アイロンの手間を減らして時短家事!
いかがでしたか?家事って一つひとつの作業は大したことなくても、色々重なると面倒なもの。働いていたら、少しでも手間は省きたいですよね。
今日ご紹介したテクニックは、あまり手間が増えることなくアイロンが楽になるものばかりですので、ぜひ試してみてください。
昔ながらの知恵と、現代の叡智を存分に生かしながら、効率的に家事をこなしていきたいものですね。