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職場で挨拶しない人の心理と対処法。気持ちよく過ごすために

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職場で、こちらから挨拶をしているのに無視されたりすると、とても悲しいですね。
いい大人なのですから挨拶はして当然と思いますが、中にはしない人がいるものです。
なぜ社会人にもなって挨拶をしないのか、その心理や理由を知りたいところです。
また、挨拶をしているのに無視されてしまう時はどのように対処すればいいのか、大人の対応についても知っておきたいですね。

職場で挨拶しない人の心理とは。何故挨拶ができないのか

大人なのに挨拶ができないのはなぜか。それにはこのような理由が考えられます。

挨拶の大切さがわかっていない

挨拶は人間関係を作るために大事だという考えの人が圧倒的に多いように思われますが、そうでない人も中にはいます。

挨拶や人間関係を構築するためのコミュニケーションは必要ないと考えていて、自分に与えられた仕事をしていれば問題ないと思う人もいるのです。

たしかに仕事の結果が出ていれば会社としては問題ないかもしれませんが、一人でできる仕事はありません。
仕事と挨拶は関係ないと割り切りすぎている気がします。

自分は挨拶をしなくていいと思っている

中には余計なプライドを持っていて、人から挨拶をされても自分は返さなくていいとなぜか勘違いをしてしまっている人がいます。

  • 自分は人とは違う
  • 自分は相手より上だ
  • なぜ私が挨拶をしなければいけないのか

など、他の人にはよく分からないプライドの高さで、挨拶をしない人もいるのです。

それでいて、自分よりも偉い人や影響力のある人には自分から挨拶をしたりして、ちょっと矛盾した行動をとることもあります。

仮に仕事ができたとしても、人としては問題ありと言われてしまいそうですね。

人と極力関わりたくない

とにかく人と関わりたくなくて、挨拶をしない人もいます。こういう人は、挨拶もしないし、雑談なども一切しようとしないでしょう。
なるべく話しかけて欲しくないため、人と目を合わせなかったり、極力関わらないで済むように「話しかけないで」というオーラを出している人もいます。

挨拶を返してもらえないかもと不安を持っている

挨拶しても返してもらえないかもしれないという不安から、挨拶ができない人もいます。
仮に返してもらえなかったとしてもたいしたことはないのですが、性格的にそうは思えないんですね。

  • 返してもらえないのは寂しい
  • 返してもらえないと傷つく

こんな気持ちから、挨拶ができなくなってしまうのです。

挨拶をしてイヤな思いをしたことがある

かつて自分から挨拶をして無視されたことがあるとか、挨拶に関してイヤな経験をしたことがあると、それがトラウマになってしまい、挨拶ができなくなってしまう人もいます。

自分から挨拶をしてイヤな思いをするくらいならするもんか、と思ってしまっているので、挨拶をしない人になってしまうのです。

この場合は、自分からはしないけれど、こちらからすれば返してくることもあります。

自分なんて挨拶されないと思っている

「どうせ私なんて…」と自分に自信が持てないために挨拶をしない人もいます。

それは、どうせ私に挨拶する人なんていないでしょ?と思っているので、人から挨拶をされることすら想像できないのです。

だから、挨拶をしないのです。
たまに挨拶されても、「私に挨拶したの?ほんとに?」と疑う気持ちが先に出てきてしまうので、瞬時に挨拶を返せません。

こちらの挨拶が聞こえていない

無視したわけではないのだけれど、こちらの挨拶が聞こえていないだけ、という場合もあります。

これは意外に多いので、注意が必要ですね。別に無視したのではなく、聞こえていないから気づかなかっただけ、ということもあると覚えておいた方がいいでしょう。

イヤホンで音楽などを聴いていると自分の世界にひたっていて、周りに全く気づいていないという人もいます。

恥ずかしくてできない

極度の人見知りだと、話しかけるどころか挨拶すらハードルが高くてできないという人もいます。
挨拶をしなきゃという気持ちはあるのですが、いざしようと思うと声が出てこないのです。

人から挨拶された時だけする

自分からはしないけど、人から挨拶をされればとりあえずする、というタイプもいます。

一見悪くないようにも見えますが、自分から動くタイプではないので、仕事でも「言われたことしかやらない」というのが多いのではないでしょうか。

あなたのことが嫌い

もしも特定の人が、あなたにだけ挨拶をしないということが合ったら、それはもしかしたら嫌われているのかもしれません。

嫌いだけれどいちいち文句を言うのも…という気持ちがあって、挨拶をしないということで「嫌いです」という意思表示をしているのかもしれないですね。

マナーと自分の好き嫌いを混同してしまっているようです。
大人なのですから、会社の中で好き嫌いで態度を変えるのはどうかと思いますが、そのような子どもっぽい人もいるということです。

挨拶が必要な環境がなかった

これまでの生い立ちの中で、挨拶が必要だという環境がなかった、という人もいます。

  • 両親が近所の人に会っても挨拶しない
  • 親戚付き合い、友達付き合いがない
  • 中高で部活にも入らなかった
  • 大学でサークル活動もしていなかった

など、周りの人との関わり合い、上下関係のある人間関係が極度に少なかった場合があります。
挨拶しなくても生きてこられた環境なので、「挨拶ってなに?」という認識なのです。
学校では「挨拶しましょう」なんて教えますが、実際問題しなくても成績には影響がありませんでしたよね。
だから、しなければいけないものとは認識していない可能性があります。
核家族化が進み、スマホで特定の友達としかやり取りしない世代で、このような人が増えているようです。

ただ挨拶をしたくない、面倒

色々な理由をあげてきましたが、とくに理由はなく、ただ「挨拶をしたくない」という人も中にはいます。
ただ面倒なのです。
面倒だからしないので、挨拶の大切さとか人間関係が、なんて話をしてもあまり効果はない人です。

不快にならないための挨拶をしない人への対処法

理由はわかっても、挨拶をして無視されると気持ちは良くないものです。そんな時はどうすれば良いのでしょうか。

○○さん、と名前を入れる

この人とちゃんと挨拶ができる仲になりたいなと思ったら、「○○さん、おはようございます」と名前を入れて挨拶をしてみましょう。
さすがに名前で呼びかけられて無視されることは少ないでしょう。

あなたに挨拶をしていますよ、という意思表示をしていますから、挨拶をした後の会話など、その後のコミュニケーションもとりやすくなるかもしれません。

ただし、あまり押し付けがましくならないように、さらっと言えるといいですね。

挨拶は「返ってくるもの」という価値観を捨てる

挨拶をされなくて腹が立つのは、

  • 挨拶はするべきもの
  • 挨拶は返すべきもの

という価値観を持っているからです。
それは社会の中で必要なことだと思いますが、そうでない価値観の人がいるということを忘れてはいけないでしょう。
自分が挨拶を大切にしているから自分からするというのはかまいません。
ただその価値観を人にも押し付けてしまうと、思った通りの反応でない時に腹が立ちます。

だから、挨拶をすることを大事にするのはいいけれど、「返ってくるものである」という価値観は捨ててしまいましょう。
そうすれば返ってこなくても腹が立たなくなってきます。

返ってこなくても挨拶をする

挨拶は返ってこなくてもいいんです。自分がすればいいんです。
挨拶をしない人に対してネガティブな印象を持つ人はいますが、気持ちよく挨拶をしている人を悪く思う人はいません。

だから、何のために挨拶をするかを考えれば良くて、自分がしたいからする。そう割り切って、相手の反応なんて関係なく、挨拶をすればいいのです。

その人の価値観だろうと諦める

人の価値観はそれぞれですから、人がしなくても自分がすればいい。そう思って挨拶をするけれど、やっぱり疲れてしまうという人は、無理しなくてもいいと思います。
挨拶はした方がいいからしていると思っても無反応だったらやっぱりイヤですよね。
そんな時は、挨拶しない人にはしないと割り切ってしまってもいいと思います。

あくまでも人間関係を円滑にするためにするものですから、挨拶することで不快になるなら、その人の価値観だと諦めて、挨拶なしにしてしまってもいいでしょう。

場合によっては職場の環境を変えることも考える

あまりないことだとは思いますが、なぜか自分だけが周りの人から挨拶をしてもらえないという状況にあるなら、ちょっと仕事を考え直した方がいいかもしれません。
その職場で必要とされていない人材である可能性があります。
それは能力的な問題かもしれないし、人としての問題か、どちらかはわかりません。

ただ、あまりにも自分が受け入れられていないと感じる時は、もっと自分に適した場所を探すために、違う仕事、職場を考えた方がいいでしょう。

挨拶をしないことは社会人としてデメリットしかない

挨拶をしないことは、社会人としてデメリットはあってもメリットはありません。
人は感情で動く生き物です。
例えば、普段から気持ちよく挨拶を交わす仲の人と、挨拶しても無視する人がいるとして、同じような仕事のミスをした時に受け取り方が変わってきませんか?

人によっては「仕方ないよね」とおおらかな気持ちになれるでしょうが、好意を持っていない人には「なんでこんなミスをしているんだろう」なんて思ってしまうかもしれません。

たかが挨拶ですが、されど挨拶なんです。
ちょっとしたことでも、毎日顔を合わせて挨拶をしていると、相手に親近感がわいてきます。

それがいつ、どこで自分を助けてくれるかわかりません。だから、挨拶はきちんとした方がいいんです。

人のふり見て我がふり直せですね。もし挨拶をしない人がいたら、その人を責めるのではなくて、「自分はきちんとできてるかな?」と振り返った方がいいでしょう。

挨拶しないことを注意したりしないこと

挨拶をした方がいいよ、と注意したくなることもあると思います。とくに同僚や後輩など近い立場の人であれば、仕事を円滑に進めるためにも注意したいと思うでしょう。
しかし、基本的に他人を変えることはできないのです。

上記でさまざまな理由について説明しましたが、あなたと全く違う価値観を持っている場合は、いくら注意をしても理解を得ることは難しいです。

それならば、人にあれこれ注意をするのではなく、「挨拶は大切だから、相手がしなくても自分だけはする」と決めて、行動すればいいことです。

挨拶は自分と周りのためにするもの。相手が返してこなくても気にしない!

気持ちのよい挨拶をしてもらえると、こちらも気持ちがよくなると思います。さあ、仕事を頑張ろう!という気持ちになると思います。
自分がそういう挨拶をできるようになったらいいですよね。周りの人に元気を与えられるような挨拶ができる女性って、とても素敵だと思います。
挨拶をしない人はどこの職場にもいます。なぜ?と思うよりも、挨拶は何のためにするのかということを考えてみてください。
挨拶ひとつで職場のみんなが元気になるなら、一人や二人返してこない人がいても気にしないことです。
あなたはあなたらしく、元気に挨拶をしていきましょう!

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