夜は元気だったんだけど、朝起きたら憂鬱。
ああ、仕事に行きたくないなとなかなか布団から出られない人も多いのではないでしょうか。
そんな時どうすれば気分を上げることが出来るのか、気持ちを切り替えるためのヒントをご紹介します。
どうせ仕事に行くなら、楽しい方がいいですよね。
憂鬱な気分を吹っ飛ばして、颯爽と家を出られるようになるための対処法です。
仕事のある日の朝が憂鬱になってしまう原因
仕事があると思うとどうしても憂鬱になるのには、このような原因があります。
疲れが取れていない
疲れがたまっていませんか。残業で帰宅が遅かったり、休日もしっかり休めなくて疲れをひきずってしまっている。
肉体の疲れは心の疲れにつながります。疲れが取れていないとやる気もなかなか出てきません。
生活のリズムが乱れている
休日くらいたっぷり寝たい!というのは誰しも思うこと。でも、ちょっと寝すぎていませんか。
お昼まで寝てしまうとか、昼寝をしすぎているとか。睡眠は時間よりも質が大事です。
そうなるとリラックスしたい時にできなくなったりして、 心の疲れも取れないのです。
通勤電車がイヤ
込んだ通勤電車に乗るのは誰でもイヤなものです。短い時間だったとしても憂鬱ですよね。
毎朝の苦行を考えると、仕事に行く気も失せてしまいます。
会社がイヤ
仕事の内容だったり、人間関係だったり、何かしら「今の会社がイヤだ」と思うと毎日が憂鬱でしょう。
人の悩みの8割は人間関係だともいわれます。
気の合わない上司がいたり、女性同士の付き合いが面倒な職場だと行きたくなくなってしまいますね。
憂鬱な気持ちになることを責めないこと
こんな憂鬱になる私って…とさらに憂鬱になってしまう人がいますが、自分をせめてはいけません。余計に憂鬱になってしまいますよ。
誰だって体調が悪い日もあるし、仕事に行きたくない日だってあります。
ネガティブな感情だって、自分の感情の一部。とても大事なものなのです。
そんな時は、なんでこんなに憂鬱になるんだろう?と考えてみることが大事です。
憂鬱になる原因が分からないと、それを解消できないからです。
朝起きて憂鬱な気分を吹き飛ばすための10の方法
それでは具体的に、どうやって憂鬱な気分を吹き飛ばすのかを考えてみます。
1.自分ではどうしようもないことで悩まない
自分が何に対して悩んでいるのか、どんなことを憂鬱に感じるのか、小さいことでもかまわないので、思いつく限りノートに書き出してみてください。
…できましたか?
書き出すことができたら、それが自分でどうにか出来ることなのかを考えてみます。
例えば、疲れが取れていないなと感じるのなら、疲れを取るために寝るとか、休みを取るとか、方法を考えられると思います。
しかし、職場にとても嫌な人がいるという場合。その嫌な人を、今すぐ自分がどうにかすることはできません。
自分がどうにかすることができない問題は、悩んでも仕方がないのです。
人がどうにか出来るのは、自分の行動や思考を変えることだけ。他人を変えることはできません。
2.質の良い睡眠をとる
睡眠はとても大切です。ただ、たくさん寝ればいいのではなく、短くても質の良い睡眠をとることが大切なのです。
そのためには、寝つきを良くすることと、深く眠ることが必要です。
- 寝る1時間前くらいにお風呂に入って身体を温める
- ストレッチなどをして適度に身体をほぐす
- 寝る前は自分なりのリラックスタイムを作る
- 瞑想する
など、質の良い睡眠をとれるような習慣作りを始めましょう。
本当は7〜8時間くらい眠りたいところですが、忙しいと毎日は難しいでしょう。
5〜6時間だったとしても深く眠れれば目覚めはスッキリして、朝から活発に行動できます。
3.寝る前にお酢ドリンクを飲む
夕食が遅かった日は、寝る前にお酢ドリンクを飲むことをおすすめします。リンゴ酢などを水で割って飲むのでもOKです。
ですから起きた時に
- 寝た気がしない
- 疲れが取れていない
ということになってしまうのです。
寝る前にお酢(酢酸)を取ることで血糖値を安定させることが出来るので、夜もぐっすり眠れるようになるのです。
4.●時に起きると言い聞かせて寝る
朝起きるのは誰でも辛いもの。でも、「明日は●時に起きる!」と言い聞かせて寝るだけで、その時間に目が覚めるようになるんです。
別に早起きしなくてもいいです。自分が起きたいと思った時間を念じてみてください。
目覚ましに起こされるのではなく自然と目が覚めるので、朝起きるのが辛くなくなります。
5.生活のリズムを整える
休日に遅くまで寝ていたり、だらだらと過ごすと逆に疲れがたまってしまいます。
ですから、休みの日でもいつも通りに起きて、活発に過ごします。
普通は、出掛けるなら土曜日、日曜日はゆっくりしたいと思うでしょうが、その方が疲れがたまります。
そうすると、1週間疲れを引きずることなく過ごせるようになります。
6.一人朝活をする
何でもいいです、早起きして自分なりに楽しめることをやってみましょう。
朝が楽しくなると、仕事に行くのも憂鬱になりません。
朝からヨガをするのもいいし、ゆっくりとコーヒーを楽しむのでもいいですね。
7.朝から大好きなものを食べる
朝の楽しみの一つとして、朝食は何でも好きな物を食べるというのもおすすめ。
主食と野菜とタンパク質、なんて栄養バランスを考えた食事が大事なことはわかっていますが、時には「自分が好き」だと思うものを食べることも大事。
大丈夫です、栄養バランスは昼食や夕食で調整しましょう。
たまに好きな物を食べて楽しくなるなら、それでいいじゃありませんか。
8.セロトニンを増やす
セロトニンは別名「幸せホルモン」と呼ばれる神経伝達物質。セロトニンが減っていると気持ちがふさぎ込んでくるので、朝がどんどん憂鬱になるのです。
セロトニンを増やす簡単な方法があります。
それは、朝日を浴びること。
9.仕事終わりの楽しみを増やす
今日は仕事が終わったら買い物に行こう!
そんな風に、仕事終わりの楽しみを作ってください。そして、その楽しみなことだけを考えていれば、仕事の憂鬱さも減ってきます。
- 美味しいものを食べよう
- おやつを買って帰ろう
- 録画しておいたドラマを見よう
何でもいいと思います。
日常生活の中に楽しいことをたくさん作ることで、憂鬱な気分を吹き飛ばして下さい。
10.朝早く家を出る
朝活の一つになりますが、思い切って家を早く出て、外で朝食を摂るのもおすすめ。
カフェでゆっくりと本を読んだり、美味しいコーヒーを飲んで、ゆっくりと時間を過ごしてみてください。
朝早く出れば少しでも空いた電車に乗れるはず。通勤も楽になるし、朝からちょっと優雅な気分になれる。
一石二鳥だと思いませんか?
体調が悪くなるほど朝が憂鬱な時は
月曜日だけが憂鬱ならそれは普通です。日本の会社員は、おそらく大半がそうでしょう。
しかし、毎日憂鬱だったり、それが体調に出てきてしまったりするのはよくありません。
誰かに話を聞いてもらう
悩みを話せる友達、家族、もしくはカウンセラーなどでもいいでしょう。
誰かに話すというのはとても大切なこと。思っていることを吐き出すとスッキリしますし、話しているうちに「なんでこんなことで悩んでいたんだろう」と気持ちが軽くなってくることもあるからです。
自分が本当にやりたいことを考えてみる
あなたの夢は何ですか?大人になってから、自分がやりたいこと、夢に思い描いていたことを忘れてしまっていないでしょうか。
もちろん生活がありますから、働いてお給料をもらうということはとても大事なことです。
でもそれ以上に、「自分が本当にやりたいこと」をやるというのも、人生においては大事なことです。
仕事したくない、会社に行きたくない。そんなことを考えてばかりいても、人生は変わりません。
いつまでも憂鬱な朝を迎えたくないなら、楽しく仕事が出来るよう、本当にやりたいことを探してみてはいかがでしょうか。
転職する
何度も真剣に考えて、今やっている仕事は自分がやりたいことじゃないと思うのなら、転職も考えてみた方がいいです。
でも転職活動はとてもエネルギーを必要とします。まずは体力と気力を充実させ、それから本当にやりたいことが出来るように、理想の会社を探してみてください。
毎日はつらつな方が楽しい!今日も元気に行こう
自分の気持ちくらい、自分でコントロールできるようになりたいですよね。
人間ですから疲れることもあるし、憂鬱になることもある。だけど、自分を喜ばせる方法をたくさん知っていれば、すぐに元気を取り戻せます。
毎日元気でいられる方が楽しいです。スッキリ目覚めて気分よく家を出られるように、今回ご紹介した方法を取り入れて毎日楽しく過ごせるようにしてください。