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足湯効果でアンチエイジング。仕事の疲れも癒される

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足湯が美容や健康にいい、ということはよく知られていることですね。旅先などでも足湯だけは無料で入れる場所もあり、心地よい温度のお湯に足を浸すと、疲れた足や体がほぐれていくようです。
足湯は現代にできたものではありません。日本の銭湯は昔からあり、体を休めるためや健康のためなどの目的で、わざわざ遠い場所から有名な湯治場に行くのは、今も昔も変わりませんね。
火山の多い日本では、石器時代から入浴の文化が始まっていたと言われています。お風呂の歴史については諸説あるようですが、仏教とともに中国から伝わったのではないかと言われているようです。
足湯は入浴と比べると手軽にできる健康法です。昔から農作業などで疲れた足の疲れを取ったり、ケガの治療などにも利用されたりしてきた足湯。どのような効果があるのか、詳しく見ていきましょう。

血行がよくなる足湯にはいろいろな健康効果がある

足湯の効果は血行がよくなることですね。血行がよくなると、美肌やダイエットなどさまざまな効果が期待できます。反対に、血行が悪いと体調不良を起こしやすくなります。

冬だけじゃない!夏も必要な冷え対策

血行が悪い人に冷え症は多いものです。女性に多い冷え症は、改善しないといろいろなデメリットが生じるもの。冷えの原因には次のようなことが考えられます。

  • 冷たい飲み物ばかり飲む
  • シャワーだけで湯船につからない
  • 運動不足
  • 同じ姿勢でいる時間が長い
  • 立ち仕事が多い
  • 冷房がガンガンかかった部屋にいる
  • 寒くてもミニスカートを履く
  • 体を締め付ける下着を着用している

など体を冷やす原因はさまざまです。放置しておくと、血行が悪くなり、

  • 太りやすくなる
  • 肩こりや頭痛を起こしやすくなる
  • 足先が冷たくて寝つきが悪くなる
  • 免疫力が低下し病気にかかりやすくなる

などといったデメリットが生じます。

気温が高い夏でも、冷房の効いた部屋にばかりいると、体を冷やし、血行不良を起こします。

水虫にもいい!さまざまな足湯の効果

足湯に入ると不思議と気持ちがほぐれてリラックスできるものです。気分的なことから、身体的な効果まで、さまざまな効果が期待できると言われる足湯。それぞれの効果について説明します。

冷えの改善
私たちの体を流れる血液は体温が低いと粘度が高くなるそうです。冷え症の人が血行不良になるのは、血液の粘度が高くなるためサラサラと流れにくくなるためです。

足湯は冷えやすい足を温めることで、体温を上げて血液をサラサラにしてくれます。血行がよくなることで冷えの改善につながります。
足のむくみが取れる
血行が悪いと、老廃物が蓄積されやすくなりますが、血行がよくなることで血液も老廃物も流れやすくなるため、足のむくみが取れやすくなります。
疲労回復
血液の流れがよくなることで、酸素も体のすみずみまで行き届きます。リラックス効果も相まって、疲れが取れるのです。
基礎代謝がアップ
体温が1℃上昇すると基礎代謝が15%アップすると言われています。血行がよくなし、深部体温を上げることで、体温も上がるので基礎代謝もアップ。太りにくく痩せやすい体になれます。
睡眠不足の解消
手足が冷えていると寝つきが悪くなり、睡眠不足になりますが、足湯で血行がよくなれば、体温も上がります。足も温まり、気持ちよくなりますよね。体温が下がるときに眠くなるという特徴を利用すれば、睡眠不足の解消につながるでしょう。
リラックス効果
自律神経の一つである副交感神経は、休息しているときに優位に働く神経です。足湯に入ると副交感神経の働きが活発になるため、リラックスすることができるのです。
体調がよくなり病気になりにくくなる
血行がよくなったり、副交感神経の働きが高まったりするとNK細胞の働きもよくなります。免疫細胞の中でも重要な働きをするNK細胞は、体内に侵入したウィルスを徹底的に攻撃します。NK細胞が強いと、感染症などの病気にかかりにくくなります。
水虫の改善
血行がよくなることも、水虫の改善においては必要ですが、足を清潔に保つことも、重要です。足湯をすることで、足は清潔になり水虫の改善につながります。毎日足湯をすることで、水虫の悪化を防いだり、進行を遅らせたりすることが可能です。
認知症予防効果
足湯は足だけでなく全身の血行をよくすることができます。そのため、脳への血行もよくなり、認知症予防にもつながるのです。
温かいお湯に足をつけるだけで、さまざまな健康効果や美容効果が期待できるのですね。リラックスできたり、睡眠の質を高めてくれたりすることも、健康やアンチエイジングに役立ちます。

入浴にもいいけど足湯もいい!足湯を選ぶメリット

ダイエットをするなら、健康になりたいなら、入浴をしましょう!とよく言われます。確かに入浴は健康法の一つですが、足湯を選ぶメリットもあるのです。

入浴よりも体への負担が少ない

お風呂につかるのは、気持ちがいいものですが、長くつかるとのぼせてしまうことがあります。高齢者などは心臓に負担をかけてしまうことも。また、湯冷めなどをして風邪をひいてしまうこともあるでしょう。

足湯は心臓への負担が少なく、長く足をお湯につけていても、のぼせることはありません。年齢や体調に関係なくできるのが、足湯のメリットです。

面倒くさがりな人にもおススメ!手軽にできる

靴や靴下を脱ぐだけでできる足湯は、本当に手軽にできます。銭湯や温泉に入るとなると、着替えを持って、服を脱いだり着たり、意外と面倒なもの。お風呂にお湯をためるのも、一人暮らしだと手間になったり、水道代などを気にしてしまったりするものです。

足湯なら洗面器にお湯をためるだけなので、疲れているときでも、時間がそれほどないときでも手軽にできますね。

正しい方法で効果倍増。足湯のやり方

足湯は簡単にできる健康法ですが、お湯の温度は?時間は?などちょっと疑問に思う点もありますね。効果的な足湯のやり方を紹介しましょう。

最低限守りたい足湯の基本的な方法

用意するものは、基本的には洗面器とお湯さえあればできます。ほかには、お湯が冷めないようにする差し湯やバスタオルなどを用意しておくといいでしょう。

お湯の温度
40~42℃くらいがいいようです。足をお湯に入れた瞬間に、気持ちがいい、と感じる温度が最適です。温度が高すぎると交感神経が活発になってリラックスできないので、熱すぎないようにしましょう。
両足を同時に入れる
片脚ずつ入れると、温まりにくく、効果も出にくいので、足を入れる際には両足を同時に入れるようにしましょう。音楽を聴いたり、テレビを見たりしながら行うのもおススメです。
お湯の量
足湯はふくらはぎまでつかるのが理想です。少なくとも、くるぶしからこぶし1個程度上までお湯がくる程度にしましょう。
足をつけている時間
血行がよくなり、体を温めるには15~20分程度が必要です。長く足を入れている場合は、途中さ差し湯をするといいですよ。ケトルなどにお湯を沸かして入れ、温度が下がったら少しずつ入れます。足に直接お湯をかけてヤケドをしないようにしましょう。

効果を半減させたいための足湯の注意

お湯から足を出す際には、足をよく拭き取ることが大切です。お湯が足についたままだと、冷えて血行が悪くなってしまいますし、雑菌が繁殖しやすく水虫の原因になります。
また、水分補給をしっかりすることも大切。足湯をすると体がポカポカし、汗をかくことも多いです。脱水を防ぐためにも、足湯の前後は、水分をしっかり摂るようにしましょう。
体調の悪いときは避けた方がいいです。風邪の挽き始めなどであれば大丈夫ですが、熱が出そうなときや、高熱を出しているときは足湯は控えるようにしましょう。

お湯にプラスαで効果をアップさせる方法

お湯だけでも足湯の効果は期待できますが、プラスすることでより効果をアップさせることができます。

足湯におすすめのアロマオイル
好きな香りのアロマオイルを選ぶだけでも、リラックス効果はバッチリです。さらに、次のようなアロマオイルもおススメです。

  • ラベンダー、ゼラニウム…リラックス・ストレス
  • ベルガモット、マンダリン…安眠
  • レモン、ローズマリー、オレンジ…冷え性
  • ジュニパー、サイプレス、グレープフルーツ…むくみ
  • ティーツリー、ゼラニウム、レモングラス…水虫
塩や重曹
塩や重曹には角質をやわらかくしてくれる効果や消臭効果があると言われています。体が温まるスピードも速くなりますよ。
炭酸入浴剤
温まるスピードが早く、血行をよくする効果も高いと言われています。皮脂や角質なども取り除く効果も期待できます。

足湯でリラックス。美肌も美脚も手に入れる

足湯に入ると気持ちがよくて、つい「はーっ」と深いため息をついてしまうでしょう。深く息を吐き出せば自然と呼吸が深くなり、リラックスしてきます。足湯は自然と体と心の疲れを取ってくれるのです。
足湯と言っても足だけではなく、体も温まります。血行が悪く、体調不良になったり、痩せにくくなったりしている人も多いでしょう。足湯ならお湯に足をつけるだけなので、毎日でも面倒にならずにできるでしょう。美肌効果も期待できますよ。
足湯専用の家庭用のフットバスなどもいろいろあり、マッサージ効果が高いものもありますので、そういったアイテムを使うのもいいでしょう。
足湯で健康に、またむくみ知らずになって、美脚も手に入れましょう。

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