ベースメイクの定番となった、BBクリーム。あなたは使ったことがありますか?
- 「なんだか手抜きな気がして使ってない…」
- 「使い方がわからない…」
- 「カバー力がなさそう…」
BBクリームを使ったことのない人はこんな風に考えて使っていない人が多いようです。
でもそんなの、絶対もったいない!だってBBクリームはとっても優秀。女子高生の間ではもはや常識になっています。
もちろん、大人の女性にだってオススメです。むしろ、大人の女性「だから」おすすめしたい理由だってあります。
今回はそんなBBクリームの魅力や使い方をご紹介します。
Contents
今更聞けない、BBクリームの基礎知識
まず、BBクリームの基礎知識として、どんなものかをご紹介しましょう。
BBクリームのBBってなんの意味?
そもそもの始まりは、ドイツで開発された医療用の軟膏です。
もともとBBクリームの「BB」はこのような意味を表していました。
- Blemish(ブレミッシュ)=傷・欠陥
- Balm(バーム)=軟膏・香油
ドイツでは、皮膚の炎症を抑え外部刺激から肌を守る目的で開発されました。
このBBを整形大国の韓国では整形後のアフターケアとして取り入れるようになり、やがて化粧品として進化させていったものが、今の「BBクリーム」なんです。
BBクリームの役割は複数ある!
BBクリームはの役割はひとつではありません。
- 化粧下地
- ファンデーション
- コンシーラー
の3つの役割を担っています。
たった一つでこれだけの役割を担ってくれるなんて、驚きですよね。カバー力が期待できるBBクリームは、肌が均一に仕上がるため、どんなメイクにでも応用できるのが好まれているところです。
- CCクリームとの違い
- BBクリームは1本で下地からコンシーラーまでの役割を担うのに対し、CCクリームはカラーコントロールにのみ力を発揮します。
- つまり、CCクリームはくすみ補正がメインでカバー力は軽めなんです。お気に入りのファンデーションがある人は、このCCクリームから使うと良いでしょう。
BBクリームを使いたくなるメリットとは?
なぜBBクリームはこんなに大人気になって定着したのでしょうか。それには理由がありました。
BBクリームをつかうことのメリットをご紹介します。
忙しい朝に大活躍の時短効果
BBクリームを使うとことによる最大のメリットは、やはり「時短」です。1本で3役をこなすBBクリームだから、時短に大活躍なんですね。
シミやニキビ跡など、気になる部分が隠れない場合は重ね塗りするだけでカバーができるのも、時短のポイントです。
朝の時間はどうしてもバタバタしがちなので、少しでも時短したい!という方にはピッタリです。
どんなメイクもお手のもの
先程も挙げましたが、BBクリームはカバー力が高いため、肌を均一に仕上げることができます。
これにより、
- ナチュラルメイク
- アメリカンメイク
- 犬・猫がおメイク
- オルチャンメイク
- ビジネスメイク
- パーティメイク …など
普段使いから特別な時、流行りのメイクまで、本当に色んなメイクのベースとして使うことができるんです。
BBクリームの使い方。使い方はとってもシンプル
ここからはいよいよ、BBクリームの使い方をご紹介しましょう。
基本的にはシンプルな使い方で、難しいことはありません。ですが、ヨレや塗り過ぎを防ぐために、ちょっとしたコツを交えながらご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
1.スキンケア
まずはスキンケアをしましょう。ベースメイクの前のスキンケアは、思っている以上に一日のメイクもちを長くしてくれます。
できれば朝パックまでして、しっかり保湿することをこころがけてください。お肌が少しひんやりしたら、しっかりうるおった合図です。
- 日焼け止めを塗る場合はここで!
- 夏場はUVケアが気になりますよね。もちろんBBクリームにもUVカット効果が入ったものもありますが、海など紫外線が特に強い場所に出るときは、日焼け止めを塗った方が効果は高くなります。
- もし日焼け止めを塗る場合はスキンケアのあとに塗るようにしましょう。肌になじませる時間を置くのを忘れないようにしてくださいね。
2.適量を手に取る
肌の準備が終わったら、いよいよBBクリームを手に取ります。
BBクリームは大体直径1cmほどが適量になります。ですが、やはりメーカーによって誤差がありますので、まずメーカーの提示する「適量」で使うようにしましょう。
優秀なBBクリームも、少なければカバー力が落ちますし、多ければヨレやメイク浮きの原因にもなります。
3.顔の5点に置く
ムラを防ぐために、顔の高い部分5点にBBクリームを置きます。
- おでこ
- 両ほほ
- はな
- あご
簡単にちょん、ちょんと置いていけばOKです。なるべく同じぐらいの量が置けるとベストです。
4・指の腹で線を描くように伸ばす
BBクリームを伸ばしていきます。
伸ばし方は高い部分から低い部分へ「放射線状」になるようにすると、自然と立体感が出ます。
指の腹でスッスッと線を描くように伸ばしていきましょう。
5.パフやスポンジを使ってなじませる
線状に伸ばしたBBクリームを、パフやスポンジでなじませていきます。
このとき、すべらせるのではなく、ポンポンと押し当てるように伸ばしていくと、立体感を保ったまま色ムラをなくすことができます。
また、小鼻・目の周り・口元などよく動く場所は、ヨレやすいところでもあります。さらにBBクリームの量が多ければ多いほどヨレやすくなるので、この部分は薄めに仕上げるようにしましょう。
6.シミやニキビ跡には2度塗りする
BBクリームの役割のひとつ、コンシーラーとしての効果をここで発揮します。
同じBBクリームを気になるところに2度塗りし、カバー力を高めます。指の腹で少しだけ手に取り、馴染ませていきましょう。
あまり多く塗ってしまうと逆に目立ってしまいますので、周りの肌と馴染む程度にすることを心がけてください。
7.フェイスパウダーをのせる
最後の仕上げに、フェイスパウダーをのせて完成です。パフでも良いですが、できればブラシをつかってふんわりとのせるようにしましょう。
フェイスパウダーを最後にのせることで、アイメイクやベースメイクそのものを長持ちさせる効果があります。
BBクリームをきれいに仕上げるポイント
基本の使い方をご説明しましたが、ここでさらにBBクリームをきれいに仕上げるポイントをご紹介します。
スキンケアを丁寧に
先程も述べた通り、ベースメイク前のスキンケアは最も重要な工程です。それは、BBクリームでも同じこと。
しっかりスキンケアをして保湿した状態でBBクリームを塗ると、化粧崩れ防止、色ムラ防止につながります。
脂性肌さんも乾燥肌さんも、メイク前にはしっかりスキンケアをしましょう。
肌質にあっているものを選ぶ
BBクリームでも、製品によって内容は大きく違ってきます。
乾燥肌・脂性肌・美白・エイジング成分など、自分の肌質や悩みに合った商品を選ぶようにしてください。
実際につけた感触を確かめるために、テスターが置いてある大型コスメショップに選びに行くのがオススメです。
肌の色味に合わせる
BBクリームは普通の下地と違い、カバー力の高いBBクリームは色味そのまま肌にのります。必ず色味を見て、自分と合っているか確かめてから購入してください。
もし、思っていた色味と違っていた場合は、CCクリームとのダブル使いをおすすめします。
カラーコントロールはCCクリームの得意とするところです。自分の肌色に近づけるために、ぜひ使ってみてください。
ただ、コスメは重ねれば重ねるほどヨレやすくなります。そこを念頭に置いて、パフを使ってなるべく薄付きになるようにしてくださいね。
脂性肌の場合はベビーパウダーでも
脂性肌の人はリキッドに抵抗があるかもしれませんね。
脂性肌さん向けのBBクリームはもちろんあります。でもそれだけで不安な人は、仕上げのパウダーをベビーパウダーにしてみてください。
程よく脂質を抑える効果があるため、おすすめです。手持ちのフェイスパウダーに混ぜて使うと、より自然な仕上がりになりますよ。
更に時短したい人は、ブラシを使うと◎
時短が嬉しいBBクリームですが、さらに時短したい、という人はブラシを使ってみましょう。
直接ブラシにBBクリームをだし、5点置きではなく5本線を描くイメージでおでこ・ほほ・鼻・あごに線を描いてから塗り広げます。
この時も、なるべく高い部分から低い部分へ放射線状に描くことを忘れずに。
手が汚れないだけでも、意外と時短になるんです。
お手軽なBBクリーム。自分だけの1本を探してみよう
いかがでしたか。今まで使ったことのない人も、思った以上に簡単に使えることがわかったのではないでしょうか。
しかも、カバー力の高いBBクリームなら手抜き感なく、しっかりメイクを仕上げることができます。どんなメイクに応用できるのも嬉しいところですよね。
そして何回も繰り返してきましたが、何よりも「時短」効果の高さが魅力です。
忙しい朝の負担を少しでも減らして、余裕のある時間をゲットしちゃいましょう。
最近発売されているBBクリームは、パール入りでツヤ感が出たり、美容効果が期待できるものもあるようです。もちろん韓国メーカーだけでなく、国内ブランドのBBクリームもあります。
たくさんあるBBクリーム、ぜひ手に取って自分だけの1本を探してみてくださいね。