部下のモチベーションが下がる理由。上司の言動にも注意

会社で仕事をする際に、精神的なことは非常に重要です。お金のため、と割り切って仕事をしているならともかく、仕事に対するやる気やモチベーションがないと、仕事はつらいだけです。

何かトラブルがあった場合に、モチベーションがないとがんばれないもの。すぐに転職などを考えてしまうこともあるでしょう。

上司は自分だけでなく、部下のモチベーションを上げなければなりません。どうすれば、部下のモチベーションアップにつながるのでしょうか?現在部下のやる気が感じられなのであれば、原因を見つけることが大事です。

部下のモチベーションを下げてしまう原因についてまとめました。


さまざまな理由がある!部下のモチベーションが下がる原因

部下のモチベーションが下がる、やる気が見えない、といった現状は、本人のやる気だけではなく、職場環境や上司のリーダーシップにも関係があるものです。まずは、モチベーションを下げている理由を考えてみましょう。

やる気のある部下も転職を考えてしまう職場環境

仕事への意欲があっても、それができないとやる気もしぼんでしまうもの。そうさせてしまうのは、部下を取り巻く職場環境が原因ではないでしょうか?

人事配置など組織的なこと
近年では実力主義を採用したり、個人のスキルなどに合わせた人事をしたりする企業も増えてきました。しかし、現状ではまだまだ年功序列や終身雇用制度などに縛られている企業も少なくありません。

実力やスキルがあっても、それを活かせない環境や制度は、部下のやる気を失わせてしまいます。
福利厚生が十分ではない
育児休業制度や介護休業制度など、福利厚生制度が充実していないと、将来のことを考えたときに不安になってしまうものです。

また、最近では保育施設はもとより、職場にオシャレなカフェがあったり、リフレッシュコーナーが設置されていたりと、スタッフのリフレッシュする場を提供する企業も多いです。

そういった福利厚生の充実は、スタッフを大事にしているという現れでもあります。それがないと、不安や不満をくすぶらせ、モチベーションも低下させてしまうでしょう。

業務改善がされていない・不足している
スムーズに仕事をするための仕組みができていないと、本来の仕事以外の作業が増え、仕事に集中できなくなります。
企業理念に賛同できない
会社のルール変更や新しい取り組みを始める際、目的をきちんと理解していないと、さまざまな誤解が生じます。

会社のトップだけで動いていると感じると、社員はついていかなくなります。何のための仕事なのか、目標は何か、があいまいだと、仕事の意味が分からす不満ばかりが出てしまうでしょう。

給与や賞与に対する不満
給与や賞与は、自分の仕事に対する評価の一つです。がんばっても給与が上がらない、または業績不振でボーナスが下がってしまうと、モチベーションが下がってしまうでしょう。

やりがいを感じられない!仕事に対する不満

やりたい仕事ができない
すべての人が自分のやりたい仕事をしているわけではありません。入職の際の理想と違った仕事をするケースも多いでしょう。しかし、希望の仕事をするまでの通過点ということであれば、仕事もやる気になりますが、そうでない場合はやる気をそがれてしまいます。

何の目的で行う仕事なのか、何のための仕事なのか、自分のやっていることが会社のためにどうかかわっているか、といった点が明確でないと仕事に対するモチベーションが上がらないでしょう。
自分のしたことが評価されない
自分のがんばりや努力が認めてもらえない、自分よりも努力をしていない、成果を挙げていない人が出世する、などといった不公平さは、不満がたまります。
残業が多い、仕事量が多い
仕事がたくさんあるのは喜ばしいことです。しかし、毎日深夜まで仕事があると、体を壊してしまいます。体調不良や健康を害してしまうと、精神的ストレスもたまるもの。睡眠不足では仕事に集中できずミスも増えるでしょう。

そのような環境では、やる気も失せてしまいます。

信頼関係はあるか?人間関係による退職は多い

転職理由で多いのは、人間関係です。上司や仲間との信頼関係が築けず、会社に行きにくくなってしまう人は少なくありません。本人に原因があることもありますが、上司に責任があることも。上司と部下の信頼関係は重要です。

上司のパワハラや不満
仕事の成功は上司のもの、失敗は部下のせい、などといった上司のもとでは、モチベーションを持って仕事をするのは困難です。上司を信頼できなければ、仕事をやっていてもつらいだけでしょう。
社内の雰囲気が悪い
仕事は気持ちよく行うことが大切です。上司がいつもピリピリしていたり、自分の意見を言えない環境だったりすると、窮屈さを感じるもの。さらにいじめや嫌がらせなどがあれば、快適な職場とは言えないでしょう。

こんな言葉はNG。注意したい上司の言動や行動

自分ではそういったつもりで発した言葉ではなかった、など誤解を招く言動や行動はないでしょうか?自分では気づかないうちに、部下を傷つけてしまっていることもあります。上司として気を付けたい言動や行動についてまとめてみました。

部下のやる気をなくす言動

部下は多かれ少なかれ、上司を頼っているものです。自分を評価してくれる存在であり、仕事を楽しくしてくれるのも、つらい思いをさせるのも、上司にかかっています。そのような上司の言動には、注意を払わなければなりません。

  • 「あなたのせいで私が責任を取る羽目になった」
  • 「あなたの代わりはいくらでもいるから」
  • 「もっとがんばって」
  • 「だからあなたはダメなのよ」

などといった言動は、部下のことを否定しているように聞こえます。また、上司であるにもかからず、部下をかばってくれない、という印象を与えてしまうのもNGです。

部下のモチベーションを下げる行動

部下は上司の行動によって、仕事に対する意識も変わるものです。部下がモチベーションを下げてしまうのは、上司のこのような行動にあると考えられます。

人によって態度が変わる
自分より偉い人には頭を下げ、自分より弱い立場の人には笑顔も見せず、いつも不満ばかあり言う、など相手によって態度や言動が変わる上司は信頼されません。信頼できない上司のもとでは、仕事に対する意欲も失われてしまうでしょう。
必要以上に失敗を責める
ミスをしただけでも精神的に参ってしまうもの。それをさらに責められると、必要以上に落ち込んでしまいます。

反省をさせることは大切ですが、方法や言い方などには注意しましょう。
気分によって態度や言動がコロコロ変わる
気分で笑顔だったり、すぐにキレたりする上司に、心から悩み事を言ったり、相談にのってもらったりすることはできません。言っていることが昨日と違うなどといったことが多いと、仕事が気持ちよくできないでしょう。
部下の言葉を最後まで聞かない
話の途中で会話を遮ってしまうのはNGです。遮られることで、自分の話に興味がない、怒らせてしまった、と思うと同時に、自分は信頼されていない、と感じてしまいます。自信を失わせてしまうことで、やる気も失ってしまうのです。
部下の都合を考えず仕事を押し付ける
部下の仕事のことを考えずに、大量の仕事を言いつけたり、会議を入れたりすると、部下の仕事の計画も見出し、スムーズに仕事がはかどらなくなります。部下のことを理解しようとしない上司、自己中心的な上司、と思われてしまうでしょう。そのような上司のもとではやる気を持って仕事ができないでしょう。

部下のモチベーションを上げるのも下げるのも上司

部下がモチベーションを下げてしまうのは、職場環境や人間関係などさまざまな要因が考えられます。会社としては、すぐに改善できないことも多いと思われますが、改善する姿勢があることが大切でしょう。

すぐには変えられない職場環境においても、上司の存在によってモチベーションを高く、やる気を持って仕事をすることができるもの。上司の存在は大きいものです。

部下がモチベーションを持って仕事ができないのは、もしかしたら上司としての言動や行動に原因があることもあります。

部下を持ち、育てる立場であれば、自分の言動一つで部下の将来が決まる、ということを意識し、自分の言動や行動を見直してみるといいでしょう。

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