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同業他社への転職は問題あるの?転職時の注意点を知っておこう

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現在働いている職場に嫌気がさし転職を考えることもあるでしょう。その際に、今までの経験やスキルを活かせるように、同業他社への転職を考える人も少なくありません。
同業他社へ転職した場合、これまでのスキルや経験を買われてより良い条件で採用される確率も高いでしょう。
基本的に同業他社への転職は可能です。しかし、同業他社へ転職する場合、法律や倫理面などで問題が出てきます。
ここでは、同業他社へ転職するときに知っておきたい法律や、注意点について詳しく解説していきます。

今までの経験を活かせるから転職活動がスムーズ!同業他社転職時のメリット

同業他社へ転職するケースは少なくありません。それは、同業他社への転職はメリットが多いからです。

即戦力として採用される

同業他社の場合、今までの自分の経験とスキルをすぐに活かすことができます。仕事に関する知識やノウハウも身に付いているため、新たな環境下でも仕事を覚えやすいでしょう。

転職活動が有利に働く

転職活動を始めてから、次の転職先がみつかるまで時間がかかる人も少なくありません。その点、前職の経験が活かせると即戦力となります。
近頃は会社も社員教育を行う余裕がないところがほとんどです。経験のある人材は、採用されやすく転職先もスムーズに見つかることが多いのです。

競業避止義務契約に注意!同業他社に転職するときの注意点

メリットも多い同業他社への転職ですが、注意するべき点も多々あるのです。

競業避止義務契約

競業避止義務契約とは、自社のノウハウや技術を保護するために同業他社への転職や独立、アルバイトを禁止する契約のことです。
現在働いている職場に入社するとき、退職するときにこの競業避止義務契約を結ぶケースがみられます。
また、就業規則や雇用契約書に明記されていることもありますので、書類をよくチェックしておきましょう。

ただし、競業避止義務契約は今後一生涯にわたり同業他社への転職を縛るものではありません。

ほとんどが、退職から3か月や半年といったように期間を限定しているパターンが多くみられます。
誓約書や就業規則などは専門用語が多く、理解しづらい点も多いでしょう。もしも、自己判断が難しいときは専門家に相談してみるのも手段のひとつです。

誓約書サイン時は要確認

退職時に競業避止義務契約の内容が盛り込まれた誓約書への署名を求められることがあります。同業他社へ転職する場合、その署名を断ることもできるのです。

しかし、署名を断ると前職との間に溝ができてしまいます。その際は、同業他社への再就職に関する規制を緩和してもらうなど、会社と話し合ってみましょう。

できるだけ速やかに伝えること

同業他社への転職は後ろめたさを感じます。そのため、上司や周りへの退職報告が遅れがちになります。しかし、悩んでいてもどんどん転職先への入社日は近づくばかりです。

間際になって退職することになると、引き継ぎなどで多大な迷惑をかけることになります。転職先から内定をもらったときは、早めに退職の意思を伝えるようにしましょう。

円満退社を心がけること

同じ業界で働くのであれば、今まで勤めていた会社の人たちと顔を合わせる機会も出てくるでしょう。
そのため、前職のスタッフや上司とわだかまりが残ったまま退職してしまうと、今後の仕事にも悪影響が出てきます。
いずれ、同じ業界にいれば転職先がどこであるかもばれてしまうでしょう。転職先を聞かれたときは、無理に隠すのではなく正直に伝えることが大切です。
その際、退職理由についても現在の会社に対する不満を述べてはいけません。給与体系や人事制度など、転職したいと思う理由は人それぞれです。
しかし、たとえ同業他社への転職ではなくても退職理由を正直に伝えるのはおすすめできません。個人的な都合ではなく、会社の制度などネガティブな理由は心象を悪くします。
それよりも、今後のキャリアアップなど前向きな理由を述べた方が、周囲の人からも理解を得やすいでしょう。
ただし、転職先について聞かれなかったときは、あえて自分から転職先を伝える必要はありません。
転職先の企業名を伝えることで、引き留めに合ったり、モラルを問われたりして退職しづらくなるからです。

情報漏えいに気を付けること

転職活動時などで、競合他社の面接官と業界の話題で盛り上がることがあるでしょう。しかし、今の勤め先について業務の詳しい内容や機密情報を漏らしてはいけません。
ついうっかり情報漏えいをしてしまうと、勤め先の人に迷惑をかけるだけでなく、転職先でも信用置けない人だとレッテルを貼られてしまいます。

機密情報をぺらぺらとしゃべるような人は、たとえ経験やスキルに優れていても採用されないと思ったほうがいいでしょう。

転職先でも注意しよう

転職後は、新しい職場の人ともうまくやっていく必要があります。しかし、ここでも注意点がいくつかあります。それは、前職と比べないことです。

  • 前職の良かったところ
  • 前職の悪口

などは絶対に言ってはいけません。あまりにも不平や不満ばかり並べていると、転職先の人からも信用されなくなってしまいます。
また、転職後はその会社のやり方に従うことも大切です。同業他社での仕事の進め方まで全て同じとは限りません。それにもかかわらず、自分のやり方を貫こうとすると周りから反感を買います。
転職先では過去を振り返らずに、今の会社、やり方に合わせて働くことを心がけましょう。

リスクも良く知った上で転職活動することが大切!

同業他社に転職するのは転職先が見つかりやすいなど、メリットも多々あります。しかし、それに伴うリスクも大きいことをよく覚えておきましょう。
それは、せっかく育てた人材が競合他社に渡ることで、不利益を被るからです。それでも同業他社に転職をするときは、注意点についてよく理解して前職との円満退社を心がけることが大切です。
社会人としてのマナーや常識を守りながら、転職活動をすすめていきましょう。

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