新たな職場へいよいよ出社する日が近づくと、少し緊張しますね。初めての職場に楽しみもあり、少々不安もあるかもしれません。
入社初日は、第一印象を悪くしないように挨拶や態度だけでなく、服装も気をつけていきたいですね。
「ファッショナブルなアイテムを取り入れたい」「女性らしさを中心にスイートにまとめたい」「仕事ができるようなかっこいいスタイルにしたい」「リクルートスーツでいくのが無難?」など、好きなアイテムやコーデにしたいこともあって悩んでいるかもしれません。
そこで、この記事では入社初日の服装のコツやどのようなアイテムを取り入れたらいいのか?好みのオシャレを取り入れてもいいのか?などを紹介していきます。
入社初日の服装では周りへの第一印象が決まると心得ておく
新しい会社へ向かう服装はやっぱり第一印象を良くするコーデが最適です。第一印象は人が考えているよりも影響が大きく、一瞬で好感度は決まってしまうと言われています。
心理学では、半分以上見た目で印象が決まってしまうといっています。それもたった数秒で決まってしまうので初日の服装はとても重要です。
ぜひ、入社初日は好感度の高い服装で好感度アップをはかりましょう。
Contents
新卒でも中途でも入社初日はスーツでビシッと決めていこう
会社にもよりますが、新卒でも中途でも初日はスーツで決めていくのが基本です。
清潔感をテーマに装う
どの会社でも求めている要素です。清潔感のない服装は、人から信頼を得るのが難しくなりますので注意です。清潔感といっても幅広いので、ここでは一部気をつけるべき要素を上げていきます。
- シャツやスーツなど服装にシワがない
- 服そのものに汚れやシミがない
- ジャストサイズである
- メイクがシンプルでナチュラル
- 爪が短い
- 爪がナチュラルカラーか透明
- ヘアスタイルが乱れていない
- 全体的にシンプルである
服のサイズは大きいとルーズな印象を与え、小さいと女性はセクシーな印象になってしまいます。サイズ感は思った以上に印象を変えてしまうので気をつけて選びましょう。
スーツの色は基本色
パステルカラーやダークカラーなどさまざまなスーツがあるので迷ってしまいますね。ビジネスではネイビーやグレー系、ブラックなどが基本です。
入社初日の服装でもこの3色を選んでおくと派手になることもなく、好印象を与えることができるでしょう。季節によっては、明るめのベージュでも軽やかで爽やかな印象になりおすすめです。
シャツは白が無難
シャツはやはり白が無難です。清潔感もあり、どのような服装にも合わせやすく、入社初日後の服装でも活躍するアイテムだからです。
無地の淡いブルーやピンクもおすすめです。
襟はスタンダードなレギュラーカラーやスキッパーカラーが無難です。フリルやギャザーなど個性がある襟は様子を見て楽しみましょう。
- ユニクロ
- NISSEN
- AOKI
- スーツカンパニー
ユニクロはスタンダードなシャツがお手頃価格で手に入る上、品質も良いのが特徴です。もし、シャツ選びに困っているならユニクロが無難で外すことがないのでおすすめです。
NISSENやAOKIはカラー展開もあり、デザイン性があるシャツなのも揃っているので、初日後に遊び心を持ったシャツまで求めることができます。
スカートを選ぶならひざ丈で
知っての通りスカート丈は重要です。短いとビジネスシーンでは不向きなため、入社初日の服装での第一印象は悪くなってしまいます。
ベストは、やはりひざ丈です。さらに言うなら、イスに座ってみて膝から5㎝くらいの丈がおすすめです。
スカートの形を言えば、ストレートなシルエットのタイトスカートや台形のスカートがビジネスではおすすめです。あまり小さいスカートを選んでしまうと女性はセクシーになり、ビジネスの服装にはふさわしくないので気をつけます。
靴はパンプスが安心
スーツに合わせる靴は、基本的にパンプスです。靴の種類は豊富で、かわいいデザインや個性的なデザインもあり目移りしてしまいますね。
入社初日の服装では、スタンダードなパンプスがおすすめです。また、ストラップ付のシンプルなパンプスでもいいですね。
カラーは基本はブラックと言われていますが、スーツに合わせてグレー系やベージュ系、ネイビーなどでもOKです。
ヒールの高さは高すぎず低すぎずで5㎝~7㎝くらいが良いでしょう。もしも、高いヒールがあまり好きではない、脚が疲れてしまい歩くのが困難にあるのであれば3㎝でもOKです。
オフィスではNGな靴のデザインがあるのでパンプス選びには注意しましょう。
- ピンヒールなどの細くて過度に高いヒール
- オープントゥ
- ミュール、サンダル系
- フラットシューズ
- デザイン性の高いパンプス
- アニマル柄など派手はパンプス
- ビビッドなカラーのパンプス
- ビジューやラメのキラキラしたパンプス
- ハイブランドのパンプス
バッグなど小物もビシッとしたものを
もっとも悩むバッグですが、入社初日だけでなく、ビジネスではスーツに合いつつ、ビジネスでも使いやすい大きさのバッグがおすすめです。
ビジネスでは書類やファイルなどを入れることも考えてA4サイズが入る大きさが基本です。書類が崩れないようなしっかりした素材を選ぶことも大切なポイント。大切な書類の取り出しやすさも考慮して、口が大きめを選んでおくといざという時にスッと出せてスマートです。
カラーはやはりスーツと同じ基本色ブラック、ネイビー、ブラウン、ベージュになります。春夏はホワイトも爽やかで素敵です。汚れが目立つのでお手入れだけはがんばりましょう。
入社初日でもオシャレをしたい人は小さくさり気なくが基本
おしゃれ好きな敏感女性は、ルールはわかっていても許される範囲以内で楽しみたいものです。おしゃれをしたい女性は小さくさり気なく漂う程度にするのがスマートです。
スーツのスカートをフレアにしてふんわり感を
スーツのスカートはストレートか台形かと紹介しましたが、台形に近いマーメイドのようなシルエットのフレアタイプなら入社初日の服装でもOKです。
女性らしさがさり気なく漂いますね。
フレアが大げさなスカートでなく、裾がさり気なくフレアになっている程度のデザインなら、入社初日でも目立つことはありません。
さり気なくマーメイドラインになっているのでスタイルも良く見えます。
パンツの丈をトレンド丈にしてさり気なく
リクルートスーツでは、パンツの丈はかかとに1~2㎝程度かぶるくらいの長さであるハーフクッションが定番です。
ストレートやテーパードタイプのパンツならヒールが数㎜隠れる程度でOKなので、その時のトレンドのパンツのシルエットを選ぶのがポイントです。トレンドパンツのシルエットを選ぶと、自然にトレンドの丈のパンツになるのでかっこよく決まります。
また、スーツにも合わせやすい定番になっているアンクルパンツ。よく見掛ますが、こちらは基本的にカジュアル寄りになるので一応確認をとってから着るのが無難です。
アクセサリーは細いネックレスならOK
女性はアクセサリーで楽しみたいと思っている人が多いと思います。腕時計はOKとされていますが、基本的にビジネスではアクセサリーは禁止です。派手なアクセサリーは完全NGです。
大粒の宝石やデザイン性のあるアクセサリーはもちろんのこと、重ねづけもNGです。
時計以外のアクセサリーで遊ぶのであれば、細いネックレスが上品で素敵です。宝石のついていないもので短めのチェーンネックスをさり気なくつけましょう。
その他、派手すぎないシンプルなピアスや腕時計がOKです。いずれも派手なデザインはNGなので、さまざまなシンプルなデザインの中で遊ぶようにしましょう。
ナチュラルメイクはカラーで小さく遊ぶ
メイクは唯一印象を変えられる手段です。ナチュラルメイクでもカラーで遊べば、入社初日、素敵な第一印象を与えることができます。
また、仕事の打ち合わせなど、イメージを変えたい時にも活躍します。
ビジネスでOKなメイクカラーは基本的にピンク、オレンジ、ブラウンの3色です。
- ピンク…女性らしい、優しい、ふんわり、かわいい
- オレンジ…元気、快活、程良いかわいらしさ、みずみずしい
- ベージュブラウン…大人風、かっこいい、仕事ができる
他のカラーと上手に混ぜたり、アイラインやアイシャドウ、マスカラ、リップのカラーを変えたりするだけで印象が変わりやすく、オシャレを楽しむことができます。しかし、いずれも濃く付けるのはNGです。
ヘアスタイルも一緒に変えるとより雰囲気が変わり、イメチェンできるので、入社初日だけでなく、毎日気分もポジティブに。
会社や職種によって服装は異なることも…確認するのが◎
入社初日の服装は、職業によっても異なってきます。
- 堅い…銀行、公務員、保険など
- 緩め…広告、アパレル、IT、映画、TVなど
- ふつう…派遣、不動産、住宅、電気、食品などほどんどの職種がここ
例えば、堅めな企業ならブラックかネイビーのスーツが◎。それ以外のカラーは着ない方が良いとされています。パンツではなくスカートが基本です。
逆に緩めの企業ではオフィスカジュアルでもOKなところが多くあります。しかし、入社初日の服装は基本的なスーツが安心です。
入社初日の服装は仕事内容を把握したコーデで決める
入社初日は、これから共に働く仲間との初対面の場です。第一印象は一瞬で決まってしまうと言われているので、しっかりとした服装で出社したいですね。
不安ならどのような服装がベストか確認してみましょう。情報を取り入れて、賢い服装で素敵な印象を残したいですね。