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エントリーシートが通らない!理由を分析・改善しよう

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就活中の壁の一つであるエントリーシート。就活の入り口とも言える書類ですから、通らないと焦ったり、悩んだりしてしまうものです。
就活をしている人の中には『面接よりもエントリーシートの方が難しい!』なんて意見もある位です。人によっては難関中の難関なのです。
しかし、このエントリーシート、通らないのには理由があります。自分のエントリーシートが通らなかった時は、その理由を探し、改善する必要があるのです。
今回はエントリーシートがどういうものなのか、という事と、そこから分かるエントリーシートが通らない理由を解説します。これから就活を始める人や、エントリーシートの書き方に悩んでいる人は、ぜひご覧下さい。

そもそも、エントリーシートとはどの様な物なのかを知っておこう

エントリーシートとはいったいどういうものなのか。どんな目的で企業はこれを求めているのか。
こうした基本的な事を知っておかないと、エントリーシートが落ちた理由を分析したり、改善したりはできません。まずは基本の知識をおさらいしましょう。

エントリーシートとは

エントリーシートとは、履歴書等と同じ、書類審査の一環です。
企業側が独自に作成した項目に答えるような形で記入・入力していきます。
『入力』という言葉が出てきた所から分かりますが、エントリーシートは、

  • 企業側が用意する用紙
  • 採用に使う応募ページ等の入力フォーム

等、使う媒体に違いがあります。
また、エントリーシートに記入する内容は、企業によって違います。その為、企業が提示してくる項目に的確に答えられるよう、企業ごとに内容を考えながら記入・入力する必要があるのです。

エントリーシートの目的

エントリーシートは企業が書類選考の際に、応募者の事を判断する為の判断材料として活用されます。
履歴書は記入する内容がある程度決まっており、その多くが簡潔に書かなくてはいけない書類です。応募者がどの様な生き方をしていたのかが簡潔に分かる分、それによって得た物や、考え方や行動の仕方等は分かりにくいです。
そこで、企業は自分達が応募者について知りたい情報を得る為に作られたのが、エントリーシートです。エントリーシートの内容は、募集先が知りたい情報が項目でまとめられています。
エントリーシートの項目に答えてもらう事で、企業は応募者がどの様な人物なのか、自分達と一緒に働くのにふさわしい人物であるかを判断するのです。

通らないのには理由がある

エントリーシートの意味や目的を知ると、一つ分かる事があります。それは、エントリーシートが通らない時には、通らない理由がある、という事です。
エントリーシートは企業が応募者を具体的に知る為に使う物です。その為、記入する項目の内容も、ある程度記入すべき内容が分かる物である事が大半です。
この、記入すべき内容を正しく理解し、記入できていれば落とされる事は滅多にありません。
これは、エントリーシートが通らない理由は、良く分析すれば見つけられる可能性が高いという事でもあります。
エントリーシートを作成したら、

  • 自分で見直し
  • 周りの人に内容を読んでもらい、評価してもらう

等、完成したエントリーシートを分析し、

  • ぱっと見でもわかるレベルの間違い
  • 不自然な内容

等が無いか、チェックしてみましょう。これをするだけでも、エントリーシートが落ちる確率を下げる事ができます。

エントリーシートが通らない理由はコレ!よくある理由5つ

エントリーシートをチェックする時、最低限でもチェックして欲しい5つを紹介します。
この5つはエントリーシートが通らない理由の中でも、特に多い理由です。チェック時にはこの5つの理由が当てはまっていないかどうかをチェックする所から始めましょう。

字や文章が読みにくい

エントリーシートの文字や文章が、

  • 文字が汚い
  • 小さい文字で書いてある為、読みづらい
  • 文章に不自然・分かりにくい部分がある

という場合、読みにくさで落とされている可能性が高いです。
また、

  • 結論が分からない
  • 専門用語等、分かりにくい表現を多用している
  • 独りよがりな内容が多い

等も落とされる可能性が高い原因です。
エントリーシートを読むのは採用担当者、つまり同じ人間です。

  • 読みにくい文字や文章
  • 読む気が失せてしまうような文章

等は、読む相手の事を考えていないと捉えられてしまい、真っ先に落とされます。
どんなに良い内容で作成しても、読んでもらわなくては意味がありません。読む気が失せる様な文字や文章になっていないかは最低限確認するようにしましょう。

内容が浅い、簡潔すぎ

エントリーシートは文字や文章はもちろん、その中身が重要です。

  • 定型文とあまり変わらない内容
  • 簡潔に書きすぎて内容が伝わりにくい

というエントリーシートは、落とされやすいものの一つです。
これを避けるには、

  • 自己分析
  • 企業研究

をしっかり行い、独自の視点や考えを取り入れた内容を書けるようになる必要があります。
どれもダラダラとやっていると肝心の就職活動をする時間が無くなってしまいますから、計画性を持って作成する事も忘れないようにして下さい。

質問に答えていない

通らない理由の中でも意外と多いのが、エントリーシートで質問されている内容に答えていないという事です。
これは、

  • エントリーシートに記載されている内容
  • 企業の情報やエントリーシートの内容から分かる企業側の意図

を正しく読み取っていない為に起きています。
エントリーシートの内容は、全て企業側が『この応募者は自分達と一緒に働くのにふさわしいか』を確認する為の内容です。

  • どうしてその質問をしているのか
  • 企業はどんな答えを求めているのか

を考えながら記入するようにしましょう。

志望動機が使回し

  • 企業理念・社風に惹かれた
  • 自分を成長させてくれそうだと思った
  • 自分の長所と企業の相性が良さそうだと思った

といった、ありきたりでどこの企業でも使えそうな理由は、落とされやすいです。
どこでも使える、普遍的な志望動機は、言い換えると使い回しがきく志望動機とも言えます。この様な志望動機を渡されると、採用担当者は『もしかして、他の企業で使った志望動機を使いまわしているのではないか』と疑ってしまうのです。
企業は日本中にたくさんあります。
その分、

  • 企業理念
  • 社風

等は似通っている所もたくさんあるのです。
普遍的な理由や志望動機だけしかないと、別にうちの企業でなくても良いのでは、と思われてしまうのは、自然な事です。
この様な印象がある人の為に、わざわざ選考の時間を割けるほど企業も暇ではありませんから、エントリーシートの時点で落とされてしまう、という訳です。
志望動機等、ある程度使い回しができる様な内容こそ、企業や自分独自の見方が活きる内容を書くべきなのです。

コピペ文章

志望動機の内容と少し重なりますが、言語道断なのがコピペ文章です。
最近ではエントリーシートの例文や書き方が紹介されていますが、これをそのまま丸写しするような書き方をすると、確実と言っていい程落とされます。
最近は大学の論文もコピペされていないか、専用ソフトでチェックされるようになっています。コピペに対する印象は悪いのです。
例文や書き方は参考程度に留め、自分の言葉で書くようにしましょう。その為にも、自己分析や企業研究はしっかり行うようにして下さい。

エントリーシートが通らないのには訳がある。理由をしっかり分析・対処しよう

エントリーシートは通らない理由がちゃんとあります。通らなかった場合は内容をしっかり分析し、明らかに通らない原因となる内容が見つかった時は、きちんと対処するようにして下さい。

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