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働きやすい会社の条件。長く仕事ができる会社で快適に働く

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仕事は楽しく、やりがいを持ってできるのが理想です。もちろん、いいことばかりではないけれど、それも乗り越えていこうと思える会社で働きたい、と誰もが思っているものです。
そのためには、会社選びは重要です。数多くある会社の中で、自分に合った会社選びをするのは簡単なことではありません。評判がよくても、自分には合っていなかったり、実際に働いてみるとつらいことばかりだったり、ということもあるでしょう。
特に結婚して子供を産んでも、復帰して仕事がしたい、できるだけ長く働きたい、と思っているなら、働きやすい会社を選ぶことが大切です。
働きやすい会社とはどういった会社なのでしょうか?働きやすい会社の条件や目安となる点を紹介しましょう。働きやすい会社の見分け方についても説明します。

魅力的な会社には特徴がある。働きやすい会社の条件

働きやすい会社、と言っても、内容はいろいろです。どういった条件がそろっていれば、“働きやすい”と感じるのでしょうか?

会社に行くのが楽しくなる!雰囲気がいい会社

会社の雰囲気が悪いと、朝、出かけるのが憂鬱になるものです。毎日楽しく仕事をするには、会社の雰囲気はとても重要。雰囲気のいい会社には、次のような特徴があります。

上司とのコミュニケーションが取りやすい
会社では上司との関係は重要ですね。上司の機嫌がいつも悪くピリピリしている雰囲気では、快く仕事ができないばかりか、上司の顔色ばかりをうかがっているとストレスになります。仕事の悩みや希望のほか、プライベートについても気軽に相談できる上司が理想です。

フランクな性格である上司がいいとは限りませんが、公平で常に部下のことを気遣ってくれる、自分のことよりも部下のことを考えてくれる上司なら、仕事もしやすいです。
子どもが病気!協力体制がある
特に子どもが小さいと、熱が出た、などと言って幼稚園や保育園から連絡があり、会社を早退しても迎えにいかなければなりません。周りから「またか…」などとあきれられてしまう環境は、肩身が狭くなってしまうもの。

子育てをしながら働いている女性が多いなど、同じ境遇の人たちが多い、または子育て経験者が多く大変さを理解してくれる人たちが多い、などといった職場であれば、シフトをすぐに代わってくれたり、仕事量を調整してくれたりして、働きやすい環境を作ってくれます。
意見を言いやすい風土
上司や先輩の言葉は絶対で、それは違うのでは?と感じても何も言えない空気がある、といった環境では、伸び伸び仕事ができず、自分のスキルを活かすこともできず、才能も埋もれてしまいます。

会社としても、年齢や経験に関係なく、自由に意見を言い合える雰囲気の方が、新しい発見や業務改善などをしやすいものです。
キレイで清潔感のある職場環境
新しく近代的なビルの中にある会社に通勤するのは気分もいいものです。古くても、清潔感があり、整理整頓が整っていることが大切。衛生的な環境は体調管理もしやすいでしょう。仕事をする環境は大切です。
企業の中には、景色のいい場所に移転したり、ビルの最上階フロアに移転して都会での夜景を楽しめる環境を作ったりしているケースもあります。
上辺だけじゃない!福利厚生が整っている
採用情報に掲載されている福利厚生。書いてあるからといって安心してはいけませんよ。どのような内容なのか、福利厚生はどれくらい利用されているか、などをチェックすることが大事です。
休暇が取りやすい
基本的に有給休暇制度はあるものですが、実際きちんと有給休暇を消化している会社は多くはないものです。上司が取っていないから取れない、仕事が忙しすぎて休んでいられない、などといった理由で、休暇が取れないケースもあります。

有給休暇を取りやすい環境であること、また取れるような業務改善をしているかどうかをチェックしましょう。中には、誕生日休暇のほか家族の誕生日に休める休暇を設けている会社もあります。
女性が安心して働ける制度がある
女性にとってうれしい制度には、産前産後休暇や育児休暇などがありますね。短時間勤務制度なども、子どもが小さいときにはありがたいものです。また、

  • ベビシッターの費用の補助
  • 託児所の設置
  • 在宅勤務制度
  • 生理休暇

などを設けている例もあります。育児休暇制度においても、年数を長くしたり、子育てをしながら働く女性を支援する「情報交換会」などを設け、話ができたり悩みを打ち明けたりする場を設けている会社も。中には不妊治療をしている女性をサポートする、妊活休暇などを導入している会社もあります。

モチベーションアップの制度
やる気を持って仕事ができる、ストレス解消になる、などといった制度はうれしいものです。仕事をするうえで、スタッフの意識ややる気を大事にする企業も増えています。そういった企業では、

  • 規定にそった有給休暇を取得するとボーナスがもらえる
  • 本格的なコーヒーをはじめ、フルーツなどを自由に食べられる
  • 他部署のスタッフと食事や飲みに行くときには費用が出る
  • キャットルームがある
  • 勤続年数に対して旅行費用が出る
  • 昼寝時間がある

などといった制度や、

  • バラエティに富んださまざまな研修があり自由に参加できる
  • スタッフの“いいところ”を探し、それが給与に反映される

などといったユニークな制度を採り入れているケースもあります。

きちんと評価されたい!評価制度が整っている

「自分はこんなにがんばっているのに」「誰よりも仕事量が多いのに給与は同じ」などといった不満があると、仕事への意欲もなくなってしまいますね。近年では、公平に具体的な評価をする方法を導入している企業も増えてきました。どのような評価制度があるのか、紹介しましょう。

評価制度の方法、360度評価とは?
多面評価とも呼ばれる360度評価制度は、自己評価を含め、上司だけからの評価ではなく、部下や同僚、取引先の担当者などから評価してもらう制度です。複数の意見を聞くことができるため、

  • 客観性が高くなる
  • 上司だけでは見えない部分が見えてくる
  • 評価される方はさまざま評価を知ることができる
  • いろいろな人から評価されることで、仕事への姿勢が変わる

などといったメリットがあります。

いろいろな評価制度
評価制度には次のようなものもあります。

  • 目標管理(MBO)

一人ひとりが上司と話し合い、目標を設定し、目標の達成度に応じて評価をするという方法です。目標は会社の経営戦略や方針、業務に応じて決定し、最終的には企業全体が目標を達成することを目指すというものです。上司の細やかなサポートが求められます。

  • コンピテンシー評価

実際の行動とその結果を客観的に評価する方法です。評価基準のあいまいさを減らし、男女差、上司との相性などに関係なく、客観的な評価ができるというメリットがあります。

また、最近では「ノーレイティング」といって、年度末に行われる評価をしないという動きも出ています。評価はリアルタイムに行い、繰り返しフィードバックをします。A評価やB評価などの記号や数字における段階評価をしないのが特徴です。

ランク付けをしないことで、スタッフの意識を損なわせない、高めるというメリットがあるとされています。

ココをチェック!働きやすい会社の見分け方

会社に対する抽象的な感想や口コミだけでは、本当に働きやすい会社なのかを判断することは難しいものです。目安となる項目を挙げてみますので、その点をチェックしてみましょう。

女性が多い会社は働きやすい。男女数の比較

企業の男性の人数、女性の人数によって、制度や働きやすさは変わってくることが多いものです。数に注目してみましょう。

従業員の数
女性が多ければ、必然的に女性にありがたい制度ができてくるものです。女性が多ければ、それだけ女性が働きやすいという目安になります。
勤続年数
女性が長く働ける会社は、結婚や出産に関係なく、安心して働けるといいことです。会社が魅力的であれば、復職する女性も多いでしょう。復職する人数などもチェックしてみましょう。
管理職
女性の管理職が多いほど、男女の格差は少ないと考えられます。同性の管理職の方が、プライベート面や体調の面においても、理解してもらえる可能性も高いでしょう。

利用率をチェック!制度の利用度

制度があるだけではなく、利用されているかどうかが大切です。

  • 産前産後休暇の利用率
  • 育児休業制度の利用率
  • 男性の育児休暇制度の利用率
  • 有給休暇の消化率

などを確認してみることをお勧めします。

働きやすい会社は『従業員のため』を考えている

働きやすい会社は、従業員がいかに快適な環境で、やる気を持って仕事ができるか、といったことを考え、制度を整えたり、新しい制度を導入したりしているものです。ただし、社内にカフェを作ったり、旅行費用として何十万円も出したり、ということは中小企業では難しいことでしょう。
だからといって、中小企業は働きにくい、ということではありません。何もないより、制度が確立していることは大切ですが、女性従業員が笑顔で働いている、長く勤務しているといったことも目安になります。
職場選びをする際には、制度の確認や利用率のチェックと同時に、スタッフが居心地良く働いているか、それとも暗い表情で仕方なく仕事をしているのか、確認することも必要ですよ。

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