人の幸せを喜べないのは当たり前のことだった!?対処法をご紹介

あなたは、人が幸せになったという話を聞いて、素直に「おめでとう」と喜んであげられますか?

友人の結婚・出産の報告、SNSでわかる充実した生活などに思わず嫉妬してしまったり、つい「幸せなのは今だけ」とむしろ人の不幸を祈ってしまったり…。

「こんな風に考えてしまうのは、自分の性格が悪いせいかも…」と悩んでしまう瞬間、ありますよね。

親しい人の幸せほど喜べない自分が嫌いになりそうな、そんな自己嫌悪に陥ることもあるかもしれません。

ですが実は、人の幸せが喜べないのには、人間の構造的に当たり前のことだったんです。それがどういうことなのかをご説明しましょう。


人の幸せが喜べない理由は大きく分けて2つある

人の幸せが喜べない理由は、大きく分けて2つあります。

それは、どちらも人間の本質的にさけることができないもので、なにもあなただけ人の幸せが喜べないわけではなかったんです。

性格が原因じゃないとなれば、少し心も軽くなりますよね。

人間の構造による、人間として正常な反応

人は何かに対したときの反応・感情を自然とコントロールするようになっています。いわばこれが”人間の構造によるもの”なんです。

どういうわけかと言うと、人はもともと、「相手の気持ちを100%理解し、共有することができない」のが基本構造になっています。

人の気持ちがわかれば、相手の幸せも自分の幸せのように感じられて素直に喜んであげられるでしょう。ですが、なぜ人間はこれができない構造になっているのでしょうか。

それは、逆に不幸な人がそばにいたときのことを考えてみるとわかりやすそうです。

もし、人の気持ちを100%理解し共有できていたら、身近な人だけでなくさらに流し見しているニュースですら、感情が揺さぶられてしまう状態になってしまうでしょう。

不幸なニュースがあるたび傷つき、悲しみ、生きてはいけません。これを避けるため、生きていくために人の感覚の共有はできないようになっています。

同様に、人の幸せだって相手と同じように喜べなくて当たり前なんです。

いつのまにか勝負してしまっている

人間には、「競争本能」と呼ばれる、「人より優位に立ちたいと考える本能」が備わっています。これにより、いつのまにか他人と自分を比べたり、勝手に自分の中で勝負事にしてしまっている場合があります。

そんな必要はないのに「勝った」「負けた」と感じてしまうから、優越感だったり敗北感を味わってしまうんですね。そしてこれが人の幸せを喜べない原因でもあります。

例えば、自分が婚活で悩んでいる時に結婚式の招待状が届いたら、頭ではおめでたいことだとわかっていても、心がついていかない。「敗北感」を味わってしまっている状態が当てはまります。

ですが、結婚は本来勝負事ではありませんよね。結婚した方が優位に立つわけでもないはずですが、一般的に結婚は人生のひとつのゴールと考えられているため、「先を越された」と思い込んでしまいます。

反面、仲の良い人ほど、幸せの報告を素直に喜べる場合もあります。これは、その幸せになるまでの努力や苦労を知っていて、報われたことを理解しているからです。

幸せへの道のりが平たんでなかったと知っていると、勝負事にするまでもなく、応援する気持ちが強くなります。結果、人の幸せを素直に喜ぶことができるというわけなんです。

人の幸せを喜べないときの対処法は?考え方を切り替えよう

原因がわかっても、それが仕方のないことだと言い聞かせても、やっぱり「人の幸せを喜べる自分でありたい」と思いますよね。

そんなときの対処法があるのでご紹介しましょう。

人の幸せを喜べない、と感じているあなたはそれだけで価値がある

まずは、「人の幸せを喜べない」と思ったからと言って、落ち込む必要はないと知りましょう。

もちろん誰かの幸せを心の底から「おめでとう!」と言ってあげられたら、お互いの絆も深まりますし、幸せな気持ちも大きくなれます。

それができなくて「人の幸せを喜べないなんて…」と考えてしまうということは、本当は「人の幸せを喜んであげたい」「感情はともかく、おめでたいことだと思っている」ということに他なりません。

こんな風に考えていることこそが、実は”人の幸せを喜ぶ”ということではないでしょうか。

マイナスに捉えすぎず、「自分は本当はお祝いしたい気持ちでいっぱいなんだ」と考え方を切り替えてみましょう。

素直に「羨ましい」ことを伝える

人の幸せを喜べない原因を挙げた通り、競争本能が働き、人の幸せに対して「負けた」と感じてしまったとき。そのサインは「嫉妬」の気持ちにあらわれます。

羨ましくて人の幸せを喜ぶことができない…。そんな時には、素直に認めてしまうのが一番です。

嫉妬している、つまり相手のことを羨んでいるからと言ってそれはあなたの性格が悪いということには決してなりません。

わざわざ幸せの報告をしてくれる人が相手だったなら「おめでとう!すごく羨ましい!」と正直に言ってしまってもいいんです。

羨ましがられて煙たがる人はまずいませんし、それは相手の幸せを認めたうえで羨ましがっているということだからです。

直接言葉に出して言うだけで、心の中のもんもんとした気持ちが晴れることもありますよ。

どんなことにイライラしてるのか?なぜイライラしているのか?を考えてみる

人の幸せを喜べないときに、なぜかイライラしているときがあります。勝負事にしてしまっているときとは違い、羨ましいわけではないのにイライラしてしまう場合です。

こんなときは「なぜイライラしているのか」を考えてみましょう。

例えば、これみよがしに自慢してきたり、自分が目標に向かって努力しているときにその目標に苦労なく手が届いたりと、相手の態度が原因でイライラしてしまって幸せを喜べない場合があります。

羨ましいわけではなくイライラしてしまうのには、少なからず相手が原因だったりします。

自分のせいだと思い込まず、なぜイライラしているのか、幸せを喜べないのかを少し立ち止まって考えてみるのも大切です。

今ある幸せを数えよう

どうしても相手の幸せが喜べない場合。それは自分自身を蔑んでしまっている可能性があります。

自分がある程度幸せでないと、嫉妬心が勝ってしまい人の幸せを喜ぶことはできません。

そんなときは、今ある幸せはどんなものか振り返ってみましょう。幸せは案外、自分の身の回りにたくさん転がって、連なっているものです。

例えば

  • お気に入りの愛用品がある
  • 素敵なカフェを見つけた
  • スキルアップして仕事に役立てている
  • 友人に恵まれている

など、小さなものから大きなものまで、当たり前になってしまっている幸せを自分は持っているのだと自覚してください。

自分が存外幸せな立場にいるとわかれば、自然と自分以外の人の幸せも喜べるようになっているはずです。

人の幸せを喜べる人は、あなたのような人

人の幸せを喜べないと悩んでしまうのは苦しいことですが、まずはそう考えられるということがあなたが優しい人だということですし、羨んでしまうという人は、自然と勝負事に持ち込んでしまうくらい、向上心のある人だとも言えます。

ついついマイナスに捉えてしまいがちなことではありますが、人の幸せを喜べない自分に落ち込むことはありません。

人の幸せを喜びたいのに!と考えることは相手の気持ちを考えているのと同じことだからです。

相手の気持ちを考えてあげられる人ほど、心からのおめでとうを贈れる可能性を秘めています。

あなたのその感情は決して、ずるいものでも性格が悪いことが原因でもありません。こんな悩みを持つ人こそ、人の幸せを喜べる人だからです。

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