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保育園から幼稚園への転園、子供への影響やメリット、デメリット

更新

現在は保育園に子供を通わせているけれど、3歳(年少)になったら幼稚園に転園させたい!と考えているママも多いのではないでしょうか。
幼稚園に入園できるのは一般的には3歳からです。年齢により現在は保育園に通わせていますが、子供の教育環境や通いやすさなどさまざまな事情で幼稚園への転園を希望するのです。
しかし、せっかく慣れてきた保育園から子供を転園させるのもかわいそうと悩むママも少なくありません。
ここでは、保育園から幼稚園に転園させるときのメリットやデメリット、子供への影響について紹介していきたいと思います。

保育園から幼稚園に転園するメリット・デメリット

保育園は厚生労働省によって管轄されており、児童福祉法に基づいた運営が行われています。
一方で幼稚園は文部科学省によって管轄されており、学校教育法に基づいて運営されているのです。
保育園では0〜6歳までの子供の保育が主であり、幼稚園は3〜6歳までの子供の教育を目的としているのが主な違いです。
保育主体の保育園から、教育主体の幼稚園に転園するメリットとデメリットについて知っておきましょう。

転園することで得られるメリット

幼児教育主体の幼稚園に転園させることにより、さまざまなメリットが得られるようになります。

規律を守れるようになる
保育園よりも幼稚園のほうが、規律や規則を重視するところが多いです。集団行動を通じて規律を学ぶことができますので、小学校入学後もその経験が活かされます。
習い事が充実
近頃は保育園でも子供に読み書きや、スイミングといった習い事的な要素を取り入れるところが増えてきました。
幼児教育に関しては幼稚園のほうが充実していることが多く、のびのびと遊ぶ時間だけでなく勉強や運動、英会話なども教えてくれます。
他にも、希望に応じてサッカーや体操教室、ピアノ教室などにも参加できるため、習い事の教室を探す必要もありません。
行事が充実している
保育園と比べて幼稚園のほうが行事も充実しています。お泊り保育やキャンプ、雪遊びといった行事が多く、子供にいろいろな経験をさせることができます。家庭に代わっていろいろな体験をさせてくれますので、親も助かります。
子供が喜ぶことも
園で長い時間過ごすよりも、まだまだママと一緒に過ごしたいという子供もいます。そのような子供にとって、保育時間が短い幼稚園のほうが合っていることもあります。
バスが利用できる
幼稚園の多くが登園バスを運行しており、自宅のすぐ近くまで送り迎えしてくれます。忙しい親にとって、バスで送り迎えしてもらえると助かります。
保育料が安くなることも
保育料は保護者の所得によって保育料が決まりますが、幼稚園は一律です。場合によっては幼稚園のほうが、保育料が安くなることがあります。

習いごとやバス利用など、保育園に通っていては得られないメリットが幼稚園にあります。

転園することで考えられるデメリット

保育園から幼稚園への転園はメリットだけではありません。デメリットについても理解しておきましょう。

出費が増えることも
保育園では比較的持ち物や服装について自由なところがほとんどですが、幼稚園の場合指定の物を購入させられるところが多いです。
制服、体操着、バッグなど持ち物を全部そろえると、結構な値段になってしまいます。場合によっては、保育園時代よりも出費が増える家庭も出てくるかもしれません。
人間関係による悩み
一般的に保育園では働いているママがほとんどであり、ママ同士が交流する機会は限られていました。
しかし、幼稚園の場合は行事などで親が出席を求められることも多く、親同士の関わりが増えます。
ママ同士でグループを作るなど、人間関係で悩みを抱えることも出てくるかもしれません。
役員の負担
最近は幼稚園に通わせながら働くママも増えてきています。しかし、幼稚園の役員の集まりや行事は平日に行われることが少なくありません。そのため、役員を引き受けてしまうと仕事との両立が厳しくなる場合があります。
預かり時間に制限
幼稚園でも働くママのニーズに応えられるように、預かり保育を設けているところが増えました。
しかし、それでも保育園のように長時間預かってくれない、長期休暇中は給食が出ないといったこともあります。働くママにとって利用しづらいと思う点も出てくるかもしれません。
慣らし保育が必要になることも
転園したばかりの頃は、まだ新しい環境に子供が慣れていません。そのため、慣らし保育をしばらく行うことになるでしょう。
しかも、幼稚園によっては年少だけでなく年長まで一定期間慣らし保育の期間が設けられています。その際、預かり保育が利用できないと働くママは困るでしょう。
メリットだけでなくデメリットもよく理解したうえで転園を検討しましょう。また幼稚園によって教育方針や決まりなども異なりますので、転園先の幼稚園についてしっかり情報を集めることも大切です。

転園することで子供に影響はあるの?適切な対象法は?

慣れ親しんだ場所を変わるのは、大人だけでなく子供にとっても大きなストレス。保育園から幼稚園に転園したときの、子供への影響が心配されます。

慣れるまでは時間が必要

幼稚園に登園したその日から子供が楽しんでくれる可能性は低いでしょう。しかも、年少から転園した場合、他のお子さんも同様に登園してからしばらく泣いていることが多いです。
中には幼稚園入園が初めての集団生活というお子さんもいるでしょう。周りのお子さんが泣いているとそれに影響されて泣き出してしまうお子さんもいます。
幼稚園のほとんどが慣らし保育を実施しており、短時間保育に慣れてきたら次第に通常保育に移行していく幼稚園がほとんどです。

入園当初のスタートラインは全員一緒ですので、それほど心配する必要はないと思います。時間とともに子供も幼稚園に慣れてくれることでしょう。

気になることは先生に相談すること

幼稚園の先生もママの不安な気持ちを理解してくれるはずです。もしも、子供の様子などで気になることがあったら、先生に何でも相談してみましょう。
先生に相談するタイミングは、送り迎えの時間でもいいですし、バス登園の場合はお手紙や電話でも構わないでしょう。
先生に相談することで子供だけでなくママも安心できると思います。

子供の適応力はスゴイ!すんなりと馴染めることも

大人以上に子供は新しい環境に溶け込むスキルが高いです。大人が心配していても、幼稚園に迎えに行ってみると楽しそうに遊んでいる子供も少なくありません。

転園に不安を感じすぎない!ママが気持ちに余裕を持つこと

転園を決めたら、あまりデメリットばかり気にしすぎないようにしましょう。不安な気持ちは子供にも伝わってしまい、子供も転園に対して後ろ向きになってしまうかもしれません。
いろいろな事情で転園を考えることもあるかもしれませんが、子供は意外と新しいい環境にすぐに慣れてしまうものです。自分の子供を信じてゆったりとした気持ちで構えることが大切ですよ。

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