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意外と知らないホワイト企業あるある!職場選びの参考に

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働き方改革が叫ばれている昨今、残業代が出なかったり、休みが取れないなど、労働基準法を無視した働き方を強いる職場は〝ブラック企業〟と呼ばれ、問題視されています。
対して残業が少なく、休みも取れて無理のない労働環境にあるのが「ホワイト企業」。最近は就職先を選ぶ上で、職場がホワイトであるかを重視する人も増えています。

しかし、ブラック企業あるあるはネットでもよく見かけますが、意外とホワイト企業あるあるは目にしませんよね。ブラック企業でしか働いたことのない人は、ホワイト企業の実態がどんなものか、ピンとこない人もいるかもしれません。

そこで今回は、就職活動に役立てていただくためにも、ホワイト企業あるあるをご紹介したいと思います。

ブラック企業とこんなに違う!ホワイト企業あるあるとは?

ではさっそく、ホワイト企業でよく見かける〝あるある〟をご紹介していきたいと思います。

仕事に見合った給与で、福利厚生も充実

仕事を長く続けていく上で、給与や福利厚生は一番大切なことと言っても過言ではないかもしれません。
高収入とまではいかなくても、仕事の量や拘束時間に見合った給与が支給され、残業代もちゃんと払われるのがホワイト企業。給与に不満を持つことが少ないので、離職率も低く、無理なく仕事を続けることができます。

また福利厚生が整っているのも、ホワイト企業の特徴。休暇や保険だけでなく、住宅手当や扶養手当てなど、各種手当が充実しています。

転勤などで引っ越した場合も、引っ越し代が会社持ちだったり、会社が住宅を借り上げてくれるなど、しっかりフォローがあるのも安心できます。

定時の一時間後には、職場に人がほとんどいない

残業はできるだけしない、したとしてもできるだけ早く切り上げられるよう、適切な仕事配分と人員配置を行っているのがホワイト企業。
社員の間でも残業はしないというのが共通認識になっているので、定時を一時間もすぎるとほとんど人がいなくなっている、ということも珍しくありません。中には、定時きっかりに退社するために、定時になる前からデスク周りを片づけ始める人もいます。

上司や先輩が無駄に残業をしないため、下の者も帰りやすい環境が整っているのがホワイト企業です。

年度末には有給休暇がほとんど残っていない

ブラック企業では有給休暇は形だけで、実際は取らない人がほとんど。せっかくあるのに、消化しないまま更新されて消えていくのは虚しいですよね。
一方、ホワイト企業は有給休暇の取得率が高いのも特徴の一つ。土日と有給休暇を何日か合わせて連休にして、旅行に出かける人も少なくありません。もちろん、有給休暇を遊びに使っても文句を言われたりもしません。

中には年度末までに有給休暇を使い切ってしまい、急な体調不良などで休まなければならなくなった時、やむなく欠勤にする人もいるぐらいです。

年2回のボーナス以外に、金一封が出る場合も

ホワイト企業では、夏と冬の年に2回のボーナス支給は当たり前。それとは別に、業績がよかった時や個人で高い成果を上げた時に、金一封が出ることもあるようです。

最近は年に2回きちんとボーナスが出る会社も少なくなってきているので、羨ましい限りですよね。それに額は少なくとも、成果をしっかり評価してもらえると、今後の励みにもなりますね。

上司が気さくで話しやすい

労働環境が過酷なほかに、モラハラやパワハラ上司がいるなど、人間関係がギスギスしているのもブラック企業あるある。何か話しかけてもダメ出しをされそうだと、できるだけ関わらないでおこうと敬遠してしまいますよね。
対して人間関係が円滑なのも、ホワイト企業の特徴です。部下に対しても、きちんと叱る時は叱りながらも、普段は気さくで冗談も言い合える関係であることが多いようです。
もちろん、ホワイト企業でも気難しい上司もいるかもしれませんし、相性もあるのですべての部署が人間関係が円滑とは言えないかもしれません。

しかし無理のない人員配置をしている分、上司に心の余裕ができるのは確か。それにホワイト企業は人材も豊富なため、部下の意見に耳を傾けることのできる、優秀な人が管理職に就いていることが多いようです。

子供がいる女性が多く、長く働き続けている

女性にとって、子育てしながら働き続けられるかどうかは、会社選びにおいて重要なこと。産休・育休がきちんと取れることはもちろん、時短や在宅勤務などフレキシブルな勤務方法が選択できたり、子供の病気などによる急な早退、欠勤などにも理解がある職場が理想的です。

子供がいて、長く働いている女性が多い職場は、周囲の理解があり、働きやすい環境だと言えるかもしれません。ホワイト企業の中には、施設内に託児所があるなど、サポート体制が整っているところもあります。

有休や盆・正月以外にも、休暇の種類が多い

お盆や正月、GWや有給休暇はだいたいどこの会社にもありますが、ホワイト企業になると、ほかにも様々な休暇制度が整っている場合があります。
誕生日が休みになる誕生日休暇や、年に一度、一週間程度のリフレッシュ休暇が取れたり、生理休暇もホワイト企業なら名目だけではなく、実際に取得することができます。

効率よく仕事をこなすためには、しっかりと休んでリフレッシュすることも大切。ホワイト企業はそのことをよく分かっているのですね。

勤務時間外の仕事がらみの付き合いがあまりない

昔は飲みニケーションなどといって、仕事が終わった後に上司から誘われて飲みにいくのは仕事の一環のようなところがあり、なかなか断ることができませんでした。加えて、接待ゴルフなどで休日まで潰れることもよくありました。
しかし、最近の若い人は仕事は仕事、プライベートはプライベートときっちり分けたがる人が多くなっています。
そのため、最近は仕事が終わってから頻繁に部下を飲みに誘う人も少なくなってきました。社内の飲み会や無駄な接待も減り、社員旅行などのイベントも廃止するところが増えています。

社員のプライベートを尊重し、勤務時間外で無駄に社員を拘束しないことも、ホワイト企業の特徴かもしれませんせんね。

研修制度が整っていて、キャリアアップへのサポートがある

「人材は人財」と考え、長い目でしっかり育てていこうとするのが、ホワイト企業。社内の研修制度が充実しているだけでなく、社外の研修にも積極的に社員の参加を促します。研修費用や資格取得のための受験料も、会社が負担してくれるところも少なくありません。

さらに資格を取得すると、奨励金や資格手当が出るところもあります。そうしたキャリアアップへの全面的なサポートが、社員の仕事へのモチベーションアップにもつながります。

社員が生き生きと仕事をしている、ホワイトな職場で働こう!

いかがでしたか?ずっとブラック企業で働いていた人は、こんな企業本当にあるの?と驚いたかもしれません。
しかし、休みが多く残業が少ないからといって、仕事が楽だとか、遊んでばかりいると考えるのは間違いです。休みが多く残業が少ないのは、社員にしっかり身体を休めてリフレッシュし、平日の仕事のモチベーションを高めてほしいから。
ずっと仕事ばかりで疲労が蓄積した状態では、作業効率も上がりませんし、ミスも多くなります。一方、休みにしっかり充電をし、仕事の際に存分に力を発揮できるようにすることは、会社にとっても社員にとっても利益になるのです。

パンフレットや面接だけではなかなかブラックかホワイトか見分けにくいかもしれませんが、社員が楽しそうに、生き生きと働いているかは、職場を見れば何となく分かるもの。社員を大切にするホワイトな企業で、健やかに長く仕事を続けたいものですね。

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