一度応募したけれど残念ながら不採用になってしまった。でも、どうしてもその会社に入りたいという気持ちがある場合、再応募は可能なのでしょうか。
結論からいいますと可能な会社の方が多いのですが、再応募に関しては一定の条件を設けている場合があります。どのような条件を設定している会社が多いかをまず見てみましょう。
その条件に合っていれば再応募はできますので、もう一度応募したいと思うのであればぜひ再挑戦してみてください。
でも一度選考で落とされているのですから、前回とは違った戦法でいく必要がありますよね。
再応募で採用を勝ち取るためにはどうすればいいかということもあわせてお話しします。
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一度不採用になったのにそもそも再応募は可能なの?
一度落ちた会社に再度応募をするというのはちょっと勇気のいるものですが、そもそも再応募自体は可能なのでしょうか。
実は可能なところが多い
これは、可能なところが多いんです。
というのも、その時にはあなたのスキルが足りなかったとしても、時間をおいて必要な経験、スキルが身についていれば合格する可能性があります。
また、企業が必要とする人材の条件に変化がある場合もあるからです。
ただし、期間に制約がある
ただし、再応募に関しては期間を定めているところが多いようです。
とある調査によりますと、およそ8割の採用担当者が「2年以内で再応募は可能」と答えています。
「1年以上経っていること」などの条件がある場合もあり、どんな部署でどんな人材を墓称しているのかということによっても再応募の条件が違ってきます。
誰でも、いつでもOKというわけではないので注意が必要です。
落ちた理由によっては再応募がダメな場合も
問題は最初の採用面接で落ちた理由です。
- 求められているスキルが足りなかった
- あなたも良かったが、あなたよりさらにいい人材がいた
などの理由であれば、勉強したり経験を積むことでクリアできるかもしれません。
ですから、自分の努力でクリアできる問題であれば、再応募は可能でしょう。
しかし、
- 会社のカラーに合わない
- 人柄に問題あり
と判断されてしまった場合は厳しいです。
この辺は不合格の理由を教えてもらえないのでわかりにくいところではありますが、努力してすぐにどうにかなるものでもないので、おそらく再応募してもダメだと思います。
企業からスカウトメールが来たら
転職サイトや転職エージェントを利用していると、企業側からスカウトメールが来ると思います。
以前不採用だったのに、再度スカウトメールが来ることも。そんな時はどうすれば良いのでしょうか。
大きな転職サイトでは、求人広告を出すと一気に応募がくるために、企業が直接やり取りせずに業者に委託してスカウト業務などを行っていることが多いものです。
ですから、過去の状況を把握しきれていない業者が作業をすることで、一度落ちた企業からスカウトメールがくることもあるんです。
この場合、もしその企業にどうしても再応募したいというのであれば、してみてもいいでしょう。
ただし、応募書類が前回と同じような内容ではきっとまた落とされてしまいます。不採用だった理由を考えつつ、策を練らないといけません。
ダメな場合は諦めよう
企業によっては再応募不可と明記しているところもありますし、明記はしていなくてもダメな場合があります。
とある調査によると、およそ1割の採用担当者が「再応募不可」と答えています。これは、不採用にした理由は、そう簡単に解消できないだろうということが理由のようです。
再応募で採用を勝ち取るためには研究と理解が欠かせない!
不採用になったということは、何らかの理由があったということです。一般的に不採用の理由は教えてくれませんが、それを自分で考えて再応募しないと採用は厳しいでしょう。
不採用になった理由を考えて再応募
不採用の理由を教えてもらえないのは、担当者が説明できないことも多いからです。
- 決め手に欠けた
- 他にいい人がいた
というような理由は説明しづらいですよね。
ではどうやって対策をすればいいか、ここは自分で考えるしかないんです。
「この人に是非来てもらいたい!」という決め手があればいいのですから、自分の売りは何なのか、もう一度アピールポイントを考えてみましょう。
例えば、質問されたことでうまく答えられなかったことはなかったか、無難な答えばかりで熱意を伝えきれていなかったのではないか。
面接の時のやり取りを細かく思い出してみてください。必ずヒントがあるはずです。
再応募にかける熱意を伝える
再応募してくる人に対して、最初の面接でよほどの悪印象を与えていない限り、担当者としてはその熱意を嬉しく思うものです。
ですから、まず履歴書などを送付する時に別紙で思いを伝えましょう。
- 一度不採用になったのになぜまた応募するのか
- なぜそこまでその会社に入りたいのか
- スキルや経験を積んだので再度面接して欲しい
そのような熱い思いを文書にして同封します。面接の前に少しでも印象を良くしておきたいので、ただ書類を送るだけでなく、一筆添えることをお忘れなく。
スキルアップは欠かせない
不採用になったということは、あなたに足りないところがあったということです。
ですから、前回の応募時と比べてスキルや資格など、何らかのプラスαがないとアピールするのは厳しいです。
マイナススタートだと思ってがんばること
再応募ということは、他の人と比べてマイナスからのスタートだということを忘れてはいけません。
他の人と違いをアピールできるのはどこか、応募する企業の研究は徹底しているか。前回以上にパワーが必要です。他の人と同じことをやっていては採用されません。
前回の自己アピールとは違う切り口を考え、「この会社にはこういう人材が必要だ!」と思ってもらうには自分の何を一番アピールすればいいのか、ということを考えてみてください。
他に選択肢はないのか、もう一度よく考えてみる
どうしてもその仕事がしたいから再応募する、という人は、その仕事が他の企業ではできないのか?ということも冷静に考えてみましょう。
というのは、再応募は可能だとしても、ハードルはとても高いのです。
むしろ、あなたが再応募できるほどスキルアップしているなら、違う企業を受けた方が採用の可能性は高くなります。
本当にその企業でしかやりたいことが実現できないのか、他の選択肢はないのかということももう一度考えてみてくださいね。
諦めるにはまだ早い。どうしてもやりたい仕事なら迷わずチャレンジ
入りたかった第一志望の会社で不採用となると、気持ちも落ち込みますよね。どうしても入りたかったという気持ちが強いほど、ショックも大きいと思います。
でも、再応募は可能としている会社の方が多いので、まだ諦めてはいけません。どうしてもやりたいと思う仕事だったら、「再応募してもいいのかしら…」なんて遠慮している場合ではないでしょう。
まだ可能性はあります。少しでも可能性があるなら、諦めずにチャレンジしてみてください。その経験は、結果がどうあれ、きっと今後のあなたにプラスになると思います。