自分や家族がインフルエンザになったら、出勤していいの?

子供やお年寄りはもちろん、大人でも入院する可能性があるインフルエンザ。学校や一部の施設では、インフルエンザにかかった時の処置が決められています。

しかし、会社の場合、業務の形態や社則によって規則がまちまちです。

自分達はもちろん、家族がインフルエンザにかかってしまった時、どうしたらいいのか分からない、会社に判断を仰ぎたくてもどうしたらいいのか分からないと頭を悩ませている人はたくさんいます。

インフルエンザにかかってしまった時、働いている大人はどうしたらいいのでしょうか。

また、家族がインフルエンザにかかってしまった時、どの様に会社に指示を仰げばいいのでしょうか。

今回は、インフルエンザにかかってしまった時、会社等に連絡する方法やスムーズな対処方法を紹介します。

自分がインフルエンザにかかった時と、家族がかかった時の両方を紹介するので、参考にして下さい。


まずはインフルエンザの基礎知識を覚えよう

まずは、インフルエンザという病気がどの様な病気なのか、どうして外出禁止期間が設けられているのかをおさらいしましょう。会社からの判断が難しい場合でも、この知識があればある程度自分達でも正しい対応が取れるようになります。しっかり勉強しましょう。

インフルエンザってどんな病気?

インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染する事で起きる病気です。鼻水やのどの痛みといった風邪と同じような症状も出る為、風邪の一種と思われがちですが、違う病気です。

症状は

  • 38度以上の発熱
  • 頭痛
  • 関節痛
  • 筋肉痛
  • 全身倦怠感

が急速に現れるのが特徴です。

小さい子供の場合、感染し重症化するとインフルエンザ脳症という症状が出る場合もあり、注意が必要です。大人でも、免疫力が低下していると肺炎を起こす事があります。

病院では、上記の症状が出た際に、インフルエンザウイルスが体内にいるかどうかの検査をします。検査によってインフルエンザウイルスの有無や、インフルエンザにかかっていた場合はその種類が分かると、それに合わせた薬の処方を受けます。

感染力が非常に強い病気で、法律ではインフルエンザにかかった場合の外出禁止期間を設けています。

インフルエンザの外出禁止期間とは?

学校や幼稚園等に関係する法律の一つ「学校保健安全法」では、インフルエンザにかかった時、出席停止期間を設けています。

「発症した後5日を経過し、かつ解熱した後2日(幼児に合っては、3日)を経過するまで」

この期間は法律で登校してはいけない事になっているのです。

インフルエンザのウイルスは発症の前日から発症後3~7日間の間に、鼻や喉から外に排出されています。学校保健安全法の出席停止期間と同じです。インフルエンザにかかった時は、最低でも一週間は外に出てはいけないのです。

会社におけるインフルエンザの扱い

会社におけるインフルエンザの扱いですが、会社の社則によって微妙な違いがあります。多くの場合、1週間の出勤停止を設けている事が多いです。会社によっては、医師の診察を受け、その指示に従うように言われる場合もあります。

モラルのしっかりした会社なら、出勤や外出をしないように呼び掛けますが、まれに外出禁止期間でも出勤を求められる場合があります。めったにあり得ませんが、そうした場合は医師の指示を仰ぎ、出来るだけ外出禁止期間を守れるようにしましょう。

インフルエンザは感染力の高い病気ですから、インフルエンザが排出されている時に会社や学校に行ってしまうと、会社や学校はもちろん、通勤・通学に使う公共機関の中にもインフルエンザをまき散らしてしまう事になります。

多くの人に迷惑が掛かりますから、インフルエンザにかかった時は、会社の指示で出勤するように言われても、外出は控えるべきです。

自分がインフルエンザにかかったら

では、自分がインフルエンザにかかってしまった時は、どのような対処をすればいいのでしょうか。インフルエンザにかかってしまった時の具体的な流れを紹介します。

まずは病院での診察を受け、診断書を手に入れよう

まず、インフルエンザを疑えるような症状が出た時は、出来るだけ早めの診察を受けるようにして下さい。病院にかかる際は、以下の物を用意しておきましょう。

  • 保険証
  • 診察券
  • 1万円程度のお金
  • マスク

病院の診察を受ける時に、診断書ももらっておく事をおすすめします。会社によっては、インフルエンザであることの証明に医師の診断書が必要になる場合がある為です。また、出社するように言われた時も、診断書があれば出勤してはいけない事を証明できます。

診断書は健康保険の範囲外に当たる物です。病院によってかかる金額が違いますから、お金は多めに持ってくるようにしましょう。大体1万円程度用意しておけば、

  • 診察料
  • 診断書の料金
  • 薬代

の3つを賄う事ができます。

インフルエンザの時は体の負担も大きく、お金をおろすだけでも一苦労です。全ての手間を一度に済ませられるようにしておきましょう。

また、インフルエンザにかかった時は、周りにウイルスをまき散らさない為にマスクをしておきましょう。マスクはのどの痛み等、インフルエンザの症状の一部を軽減する効果もあります。お金だけでなく、マスクもしっかり用意しておきましょう。

診断書を基に、会社に出勤に関する指示を仰ぐ

診断書をもらったら、会社に出勤に関する指示を仰ぎましょう。会社によってインフルエンザの対処方法が微妙に違います。

多くの会社で出る指示としては、

  • 会社の社則でインフルエンザの出勤停止時期が決まっているので、それに従う
  • 医師の診断書に従う

といった指示が多いです。

出勤停止期間が過ぎた後に、

  • インフルエンザであることや、外出を禁止する期間が記入してある診断書
  • インフルエンザが完治した事を証明する診断書

の提出を求められる場合もありますので、出勤停止期間が過ぎた後の指示も聞いておくようにしましょう。

場合によっては、健康組合に相談が必要な場合も

インフルエンザが重症化し、入院した場合は健康保険の健康組合に相談した方が良い場合もあります。

健康保険の補償には、病気や怪我で入院した時に使える保証があります。1週間程度入院した場合は、これらの保証が使えないかどうか、問い合わせをする事をおすすめします。

この他、生命保険に加入している場合で、加入保険に入院保障がある場合、保険金をもらえる可能性があります。こちらも忘れずに連絡しておきましょう。保険金をもらう際、病院の領収証等が必要になるので、入院時にもらった書類の整理はしっかりしておいて下さい。

家族がインフルエンザにかかったら

次に、家族がインフルエンザにかかった際の対処法を紹介します。

  • インフルエンザの流行具合
  • 会社の社則

等によっては、家族がかかった場合でも出勤を控えた方がいい可能性があるのです。大まかな流れをまとめましたので、家族がインフルエンザにかかった時の参考にして下さい。

まずは病院での診断を受ける

まずは自分がインフルエンザにかかった時同様準備をして病院に向かって下さい。病院で

  • インフルエンザかどうかの診断
  • 治療の為の処置や処方
  • インフルエンザであることを証明する診断書の交付

を受けさせましょう。

  • 家族の看病
  • 学校、会社等の出勤をどうするか
  • といった内容と共に、自分の出勤や外出
  • インフルエンザの感染を防ぐ対策

も聞いておきましょう。

インフルエンザは感染力の高い病気です。看病している人や一緒に暮らしている家族が一番移りやすいですから、しっかり対策をするようにして下さい。

また、

  • 新型のインフルエンザ
  • 感染力が特に強いインフルエンザ

が流行している場合、家族も出勤や通学を控えた方が良いという指示をもらう可能性があります。

会社に出勤の有無、出勤する場合は必要な対策を聞いておこう

家族がインフルエンザにかかった場合、インフルエンザの症状が出ていなくても、ウイルスをばらまいてしまう場合があります。

出勤前に

  • 家族がインフルエンザにかかった事
  • 自分も感染している可能性がある事
  • ウイルスをばらまく可能性がある事

を伝え、出勤するかどうかの指示を仰ぎましょう。

多くの会社の場合、感染やウイルスのばらまきに気を付けて出社するような指示を受ける事が多いですが、職場や会社の社則によっては出勤を控えるよう言われる場合もあります。出勤前には必ず指示を仰ぐようにしましょう。

自分や家族がインフルエンザにかかった時は、出来るだけ出勤は避けよう

インフルエンザは感染力が非常に高く、子供やお年寄りは重症化しやすい病気です。自分や家族がインフルエンザにかかった時は、出来るだけ出勤を含めた外出は控えるようにしましょう。

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