懸賞、ポイ活、節約生活をはじめるならチャンスイット

上司へのプレゼント何にする?喜ばれるアイテム選びのコツ

更新

職場の人間関係の中で、意外と頭を使うタイミングが「贈り物」を考える時。
社会に出てからも、色々な理由で人に贈り物をすることがありますが、社会人だからこそ迂闊なことはできない…!という概念に縛られてしまい何を贈るのがベターなのか困ってしまう場面があります。
しかもそれが上司へのプレゼントであれば尚更。どのようなものが喜ばれる傾向にあるのか、避けるべきプレゼントとは何なのか、まずは下調べをしてみましょう。

上司へのプレゼント選びで最初に決めることは何?

上司へ何かをプレゼントする、となったら、まずは何をすべきでしょうか?この事前準備をしておけば、あとは選ぶだけ。つまりここが一番のポイントになってきます。

予算を決めておけば選ぶ範囲が絞りやすくなる

「上司へプレゼントを贈る」ということが決まったら、まずは予算を決めることから始めるのがおすすめです。
上司へプレゼントを贈るという場面においては次のパターンが考えられます。

  • 上司に対し、個人で贈る
  • 上司に対し、複数の部下から連名で贈る

これによって予算も変化しますので、贈れるものの幅もかなり変わってきます。

個人間でのプレゼントなら
だいたい千円〜5千円程度の中で可能な予算を組むのが相場。贈る相手によっても変わりますが、あまり高価なものは逆に恐縮されてしまうので注意してください。
複数連名でのプレゼントなら
1万円〜1万5千円程度が相場。連名の人数にもよりますので、仲間内で「いくらまでなら負担にならず出資できるか」を予め相談して予算を組むのも良いです。

予算が決まっていたほうが、その予算に見合ったアイテムを探せば良いため選択肢がありすぎて困る…!ということがなくなります。

何を渡すかが最大の難関という人も多い

予算がある程度決まったら、次に「その予算内で贈れるものを何にするか」という課題に移ります。これが最大の難関…と感じる人も多いでしょう。
上司という立場の人に贈るものとして喜ばれるものをカテゴリー分けしてみましょう。

  • 衣服、小物
  • 雑貨
  • 家庭用、日用雑貨
  • 食品類

その上司が普段の勤務中でもおしゃれを欠かさない人なのであれば、ビジネスシーンでも役立つ小物や雑貨が喜ばれやすいと思います。また、プライベートを充実させている人なのであればおしゃれな生活雑貨なども良いでしょう。
また、筆者の経験ですが「忙しくて家事をやっている時間がなさそう…」という人に高級食品やお取り寄せフードなどを贈ったところ、予想以上に大喜びしてもらえたということが何度かあります。

このように、まずは予算の中で贈れるものをカテゴライズしてみて、贈る相手の普段のスタイルや傾向と照らし合わせて見てください。

コツとしては考えすぎないこと!考えすぎると煮詰まってしまい、とんでもない方向へ発想が飛んでしまうことがありますので注意しましょう。

いつ渡すか、で贈り物の印象レベルがガラッと変わる

予算が決まり、渡す物も決めたら、最後の仕上げは「いつ渡すか」です。
実はこの「渡すタイミング」によって、そのプレゼントの印象がガラッと変わります。

実費、実物に加えタイミングという「演出」を加えることで、贈る側の気持ちを添えることができるとイメージして頂ければ良いと思います。

そしてその演出効果が最大限に上がるタイミングは、その時の状況によって左右されますので、何度か頭の中でリハーサルをしてみるとより良いでしょう。

  • 朝、出勤したらデスクの上に置かれている
  • お昼休み、ランチタイムに賑やかに
  • 退勤時に華やかに時間を取って
  • 送迎会のタイミングで盛大に

正解はありませんが、どれも印象に残るタイミングだと思います。贈る人、贈られる人、贈るアイテムを想像しながらどういう演出が良いか考えてみましょう。
その「考えることに費やした時間」も、プレゼントを受け取る側には大切な贈り物になります。ここはケチらず、じっくり時間をかけてみてください。

プレゼントは「渡す理由」によって左右される

最大の難関と先述した「アイテム選び」ですが、選ぶ方法にはちょっとしたコツがあります。先にご紹介した「予算決め」が出来たら、ぜひ次のポイントをチェックして考えてみましょう。

退職・異動など、その場から離れるのであれば形に残るものを

上司へのプレゼントなら、何かそれなりの理由があって贈る場合がほとんどだと思います。プレゼントはその「理由」に沿って選ぶと外れにくいとされています。
「上司にプレゼントを贈る理由」として一番多いのは、異動や退職など「その職場(現場)から上司が離れる」ことではないでしょうか。

そうした場合には食品類などの「消え物」より、ビジネス小物など「形に残る」もののほうが思い出として喜ばれる傾向にあります。

長く使える実用品などを選ぶと、「あなたの未来もここから応援している」という気持ちを表現できるので年齢層を問わずに外れにくく、記憶にも残るのでその場で働いていたことをいつまでも覚えておいて頂けます。

入退院や育産休であればお花や食品類なども喜ばれる

お祝いごと、特に出産、育児休暇等の場合はお花や食品類も喜ばれます。

男女問わず育児に関わる休暇の場合はかなり忙しく、自分たちのための家事は非常におろそかになりがち。そのため食品などは重宝しやすく、「あの時もらったあの食べ物がとても美味しくて助かった」など後々も話題になるのです。

また、形に残るものですと「戻ってくる前提」の休暇である育産休の方々にとっては少々重くなるケースもあるので、消費できるもののほうが気兼ねなく受け取りやすいという面もあります。
ただし、食品や植物などに関してはアレルギーや制限がある人もいるため、事前のリサーチは必須。ランチや夕食などのタイミングに合わせてさり気なくお伺いを立ててみるのも良いでしょう。

自分の異動などで感謝のプレゼントならあまり張り切らないほうが良い

ちょっと変化球ですが、自分が異動するなどで上司に感謝の気持ちを伝えたい、という場合などにプレゼントを贈るというケースもあります。
その場合は個人から個人へ、という状況になると思いますので、「貰う側」の気持ちの負担にならないように注意したほうが良いでしょう。
例えば自分がAからBという現場に移る際、Aの上司にこれまでの感謝の思いを込めて…と1万円クラスの高級なビジネス小物を差し上げる、というのは少しやりすぎです。

その場に残る上司からすれば「こちらが餞別をあげなくてはならないのに…」と恐縮してしまいますよね。

旅立つ者がそこに残る者に何かを贈る時は、気持ちを伝えるくらいのものがちょうど良く、たとえば入浴剤の詰め合わせなど予算的に見れば1千円程度、すぐに使い切れるような消費アイテムの方が贈られる側の負担は感じにくいかもしれませんよ。

イベント事なら思い切りもポイント!普段は渡さないようなアイテムでも

何かのイベントで上司にプレゼントを選ぶのであれば、普段その人なら絶対に選ばないようなアイテムで盛り上げるのも良いでしょう。

社内のイベントや上司の誕生日などでしたら「おめでたいこと」ですので、少しくすっとできるようなバラエティアイテムなどでも喜んでもらえることが多いようです。

面白いロゴ入りのTシャツや仮装アイテムであったり、ド派手なお菓子の詰め合わせなども人気があります。
ただし!後述しますが、上司へのプレゼントにシモネタ要素はNG!盛り上げようとしてシモネタに走ってしまうと空気が凍る場合がありますので気をつけてくださいね。

男性の上司に渡すプレゼントを年代別にピックアップ!

決めるべきことやちょっとしたコツはわかったけど、具体的なアイテムは何にも浮かばない…!という人のために、年代別に喜ばれやすいアイテムを少しピックアップしてみます。
ピンとくるものがあれば、そのアイテムについて少し下調べして演出を考えてみてくださいね。

20〜30代の男性上司へ渡すなら

若い上司であれば、未来も長く明るいものであるようにという願いがこもった実用小物などが喜ばれると思います。

  • ネーム入りの万年筆や高級ボールペン
  • ブランドのハンカチやタオル
  • モバイルバッテリーなど実用小物
  • レザー系のネーム入りキーチェーンやキーホルダー
  • 銘品ビールやワインなど限定食品

ただし、年齢的にはまだお若いので、高級なものは困ってしまう…という場合もあります。予算としては5千円〜7千円以内には収めたほうが良いでしょう。

40〜50代の男性上司へ渡すなら

少し難しいのが40代〜50代の男性上司へのプレゼント選びです。
この年代の方へ贈るのであればその理由が多岐に渡る(栄転、異動、転職、退職など)ことが多い上、あまり安っぽいものだと感謝の気持ちが伝えにくい場合もあるためです。

  • 名入れをしたワインや焼酎、日本酒
  • 高級和食器など家で使える日用小物
  • ブランドのネクタイやタイピン
  • マフラーやストールなど外回りに役立つアイテム
この年代になると、ワーク・ライフ・バランスが確立している方も多いので、プライベートでも楽しめる雑貨などが喜ばれる傾向にあります。

嗜好品(お酒やタバコなど)を贈る場合は好みがありますので、リサーチを怠らないようにしておきましょう。

60歳〜定年世代の上司へ渡すなら

60代以上になると大抵の物はもらったことがあったり、量より質が大事というこだわりが強くなっている場合が増えてきます。
また、贈る側が相当目下になるためあまり高級すぎるものは逆に恐縮してしまう方も多いようです。

  • 名入れしたワインや焼酎、日本酒
  • 全自動コーヒーメーカーやビアサーバー
  • 帽子やサングラスなど買わなそうなファッション小物
  • ホテルのペア食事券や一泊旅行券
定年が近い人の場合、家庭での時間を重視する人が増える傾向になります。そのためお家で使える便利グッズや、奥様と一緒に行けるペア食事券などが喜ばれることが多いようです。

形に残るものが良いのであればコーヒーメーカーがおすすめ!1万5千円くらいで2人分のコーヒーをささっと入れてくれる自動タイプのものなら、仕事引退後も楽に美味しいコーヒーが簡単に飲めるので重宝してくれます。

女性の上司に渡すプレゼントを年代別にピックアップ!

女性の上司へのプレゼント選びについてもチェックしてみましょう!男性よりこだわりが強い場合が多いので、コミュニケーションをしっかり取って喜んでくれそうなものをしっかり考えてみて下さい。

20〜30代の女性上司に渡すなら

若い女性上司に贈るのであれば、ファッション小物など「使いやすい消耗品」が良いでしょう。
女性は好みが変化しやすいので、その世代に好んで使っても5年くらいすると使いにくく感じてしまう人も多いのです。

  • ブランドのハンカチやタオル、化粧ポーチなど
  • ネーム入りのボールペンや万年筆
  • サーモタイプのタンブラーやスープ缶
  • ペアマグカップやお箸のセット
結婚祝い等の場合はお家で、旦那様と一緒に使える食器なども良いのですが、同じようなお祝いをもらいすぎてひっそりと困ってしまう…ということがあります。そういう場合には「何か足りてないものはないですか?」などずばっと聞いてしまうほうがベター。

職場にも持ってこられるタンブラーやお弁当箱なども最近は人気がありますよ。

40〜50代の女性上司に渡すなら

40〜50代はかなり好みがはっきりとし、こだわりも強くなる年代です。また、体質も変化しやすい年代ですので健康や美容に関わるような消耗品がハズレ無しと言われています。

  • ハーブティーの詰め合わせ
  • 名入れした銘品ワインやお取り寄せ食品
  • スイーツの詰め合わせギフトやカフェチケット
  • ホテルのペア食事券

この年代の女性上司はかなり目が肥えたバリキャリの女性が多いので、体に良いものやめったに口にできない食品などのほうが喜んでもらいやすいようです。
アレルギーなどには注意が必要ですが、好きな食べ物やお酒など日頃のコミュニケーションの中で得られるヒントを活用してくださいね。

60歳〜定年世代の上司へ渡すなら

定年世代の女性の方は、職場から離れてもゆっくりとした自分の時間を持ちたいと感じる人が多いようです。

そのため家庭で使える、かつ時短になったり癒やしの時間につながるなどのアイテムを喜ぶ傾向にあるので、予算の中で贈れそうなアイテムを探してみましょう。
  • ティーサーバー、コーヒーメーカー
  • アロマ加湿器、アロマ扇風機
  • 名入れシャンパン、ワイン
  • レストランチケットやカフェチケット

これ以外にも、アクセサリーやスカーフなどファッションアイテムも喜ばれます。ただ、チープなファッションアイテムだと逆に困ってしまう場合もありますのである程度名の知られたブランドやメーカーを厳選してみるとより良いかもしれません。

要注意!絶対NGなアイテムは必ず避けること

最後に、これだけは贈らないようにしたい!というNGポイントを抑えておきましょう。特に上司に贈るということを考えると、失礼にならないようにするのが最大の注意点です。

品のないシモネタ系アイテムは絶対NG

盛り上げようとするあまりに、ですとか、普段から明るい人だから冗談ぽくといった思考から…と女性の裸がデザインされたジョークTシャツやシモネタ系グッズをチョイスしてしまう人が時々いますが、これは絶対にNGです。

贈る相手は「上司」であることを忘れてはいけません(もちろん部下相手にもシモネタアイテムはどうかと個人的には感じますが…)。

そして、贈る理由や贈る側の気持ちであるという真意を考えれば、シモネタアイテムはそれほど選択範囲には入らないと思います。
贈られた側が「どうしてこのプレゼントを選んだんだろう…?」と悩んでしまうようなアイテムは選ぶべきではありません。

意外?!名刺入れや定期入れは避けたほうがベター

これは私も社会人になってから知ったのですが、名刺入れや定期入れなどは「目上の人(上司、両親、祖父母)」が「目下の人(部下、子供、孫)」に「これから勤勉に務められますように」というお祝いとして、入学、卒業、就職などのタイミングで贈るという習慣が一昔前にあったようです。

現在ではそのような習慣はないのであまり関係ないといえば関係ないのですが、贈る年代によってはこの習慣を知っている人もいると思いますし、そのような意味合いを勘ぐってしまう人もいないとは言い切れません。

絶対NG、ではありませんが、贈る世代によっては避けておいたほうが無難です。

下着やインナーなどセンシティブな要素を含むアイテム

シモネタアイテムにも通じる部分がありますし、上司にこうしたアイテムをチョイスするという人も多くはないかとも思いますが、時々考えすぎてこうしたアイテムはどうだろう?!という思考に飛んでいってしまう人もいます。
シモネタなどのつもりはなくても、例えば「健康サポートインナー」などが選ばれやすいようですが、あくまでも相手は目上の人。
こうしたアイテムは「余計なお世話」と感じてしまう場合もありますし、サイズや着心地などの問題でもらっても困ってしまう場合が多いので避けておきましょう。

一番大切なのは贈る気持ち。短くても丁寧なメッセージを添えて

ここに書いたのはあくまでも一般的なプレゼント選びのコツです。

「贈りたい」という気持ちが最高のプレゼントであることに間違いはなく、もらった側が真っ先に感じるのもプレゼントそのものではなく「プレゼントを贈るために時間や私財を費やし、自分のことを考えてくれた」という事実が最も嬉しいものです。

予算が少ない…と気後れする必要はまったくありません。極端な話、100円のプレゼントでも真心を込めて厳選し、ラッピングや渡す方法など演出を凝らし、気持ちを込めて渡すことができれば最高のプレゼントになります。
どんなモノにも、短くてよいので手書きで心を込めてメッセージを添えましょう。「ありがとう」の5文字だけでも、あなたの心がきちんと伝わります。

この記事をシェア