指先のおしゃれとして、好きな人も多いネイル。ただマニキュアを塗るだけでなく、ジェルネイルやネイルアートなど、最近はアクセサリーのように華やかな指先を楽しんでいる人もいますよね。
休日はどんなネイルをしていても個人の自由ですが、会社ではどの程度ネイルが許容されているのでしょうか。
今回は会社でのネイルについて、どの程度までOKなのか、また好ましいネイルなどについて、考えてみたいと思います。
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職場でのネイル肯定派と否定派の割合は、ほぼ半々
職場でのネイルがどの程度許容されているかを知る資料としては、「oricon ME」が2014年に働く女子400人と、管理職100人を対象に行ったアンケートが参考になります。
一方、管理職100人を対象に同じ質問をしたところ、「オシャレ」「身だしなみがきちんとしている」などの理由で許容派が51%、「ビジネスシーンにふさわしくない」との理由で否定派が49%と、ほぼ半々の結果に。
男女別に見ると、女性管理職の7割近くが肯定的だったのに対し、男性管理職の半分以上が否定的と、男女で差があることが分かりました。
女性の管理職が増えてきたとはいえ、まだまだ男社会の職場も多い昨今。ある程度ネイルが許容される雰囲気はあるといえど、あまり奇抜なものは避けた方がいいかもしれませんね。
ネイルは「身だしなみの一つ」という好意的な声も!
ネイルというと、昔の人は遊びに行く時につけるものと考えがちですが、最近では「身だしなみの一つ」と考える向きもあります。
確かに、手入れのされていないガサガサの爪より、綺麗に艶があって、自然な色合いにネイルが塗られた指先は、身だしなみに気を遣っている印象を与えます。
職場でのネイルについて、気をつけるべき3つのポイント
上記のアンケートからも分かるように、今は職場でのネイルについて、ある程度許容する雰囲気も広まっているようです。
ただし、仕事場であることは忘れてはいけません。ネイルをして会社に行く際は、以下のようなことに気を付けましょう。
長すぎる爪は、清潔感がないのでNG!
食品を扱ったり、お客様に触れることのある職場はもちろんのこと、接客の機会がない内勤などでも、長すぎる爪は不潔な感じがするのでNGです。
爪はあくまで物が普通につかめたり、キーボードが無理なく打てるぐらいの長さに切っておくようにしましょう。
TPOが肝心!派手な色や柄のネイルは避けよう!
いくら職場がネイルOKでも、アニマル柄や原色、ラインストーンがたくさんついたような派手な爪は、TPOをわきまえていないと誤解されてしまいます。
お客様や取引先と接する時に、爪にばかり目がいってしまいますし、遊び気分で職場に来ていると思われかねません。
ただし、アパレルブランドの接客業などは、服の雰囲気に合わせなければいけないので、場合によってはアニマル柄や原色、ラインストーンなどもOKです。
色が剥げたネイルもNG!きちんと手入れをしておこう
綺麗に手入れされたネイルの指先は、身だしなみがきちんとしていて好印象ですが、塗ってから長い間放ったらかしで、ところどころ剥げているようだと、不潔でだらしない印象を与えてしまいます。特に濃い色のネイルは剥げているのが目立つので要注意。
ネイル女子必見!会社で好印象を与えるネイルとは?
では、上記とは逆に上司や同僚に好印象を与えるネイルとはどんなものなのでしょうか。以下にまとめました。
ヌードカラー+ホワイトのフレンチネイルは鉄板!
実際に職場でネイルをしている人に、多いのがフレンチネイル。一見自分の爪のように自然に見えますし、清潔感があるため、身だしなみに気を遣っている印象を与えます。
薄いピンクやベージュのシンプルな単色も、好感度高し!
また、シンプルな単色のネイルも、主張しすぎないため職場での好感度は高いです。
爪を綺麗に手入れするだけでも、手元は美しく見える!
いくらOKと言われても、職場にネイルをして行くのは抵抗があるという人もいるでしょう。また、会社の規則や職種により、どうしてもネイルはできないという人もいると思います。
そんな人は、爪を綺麗に手入れするだけでも、手元の印象がだいぶ違います。
職場のネイルは、品位を損なわないシンプルなものを選ぼう!
いかがでしたか?職場のネイルはだいぶ許容されてきているとはいえ、やはりお客様と接する機会もあるので、自分の好きな色やデザインを塗っていくというわけにはいかないようです。