女性でも活躍出来る!?建築関係の仕事で働きたい!

「男性の世界」というイメージがある建築の仕事ですが、最近では建築業界で活躍する女性が増えています。女性も働きやすい業界を目指す様々な取り組みも行われており、徐々に門戸が開かれつつあります。

ひと口に「建築の仕事」といっても実に色々な仕事があります。勿論女性には厳しい力仕事だけではありません。やる気と情熱さえあれば女性にも建築業界で働くチャンスは幾らでもあるんです。

今回は女性でも目指せる建築関係の仕事をご紹介していきたいと思います。建築業界への就職、転職を目指している人、興味はあるけどどんな仕事があるのかな?という人の参考になれば幸いです。とても奥が深い、建築の世界を少し覗いてみましょう。


女性も活躍出来る!スキルと自信が身につく建築の仕事

それでは沢山ある建築関係の仕事の中から、女性でも十分活躍出来る仕事を見てみましょう。「難しそうだけど面白そう!」な、やりがいのある仕事ばかりですよ。

建築士

一言で言うと、「建物の設計と工事監理をする仕事」になります。設計図を描き、それをもとに建築現場を指揮・監督するのがおもな仕事で、国家資格を要します。建築士の資格は以下の3種類となります。

一級建築士
最も難易度が高い資格ですが、住宅から高層ビルやスタジアムなどの大規模な建造物まで、幅広く手がけることが可能です。
受験資格の制限が厳しく、実務経験が必須となります。
二級建築士
一般的な住宅規模の建築物を手がけることが出来る資格です。
住宅メインで業務を行う場合はこの資格を持っていれば良いでしょう。
受験資格も一級より緩く設定されています。
木造建築士
1階または2階建ての住宅規模の木造建築を手がけることが出来ます。

一般的には二級または木造建築士からステップアップして一級建築士を取得するパターンが多いです。

施工管理技士

所謂「工事現場の現場監督」の仕事に就くのは、この施工管理技士と呼ばれる人達です。
工事を計画通りに施工する為、様々な管理業務にあたります。中でも、

  • 工程
  • 品質
  • 原価

は建築業界においては三位一体で管理することが求められます。他にも、

  • 出来形(施工が完了した箇所)管理
  • 安全管理

などがあります。

こちらも国家資格を要する仕事です。施工管理技士の資格には6種類あり、それぞれ1級、2級に分かれています。

CADオペレーター

CADとはComputer Aided Design(コンピューター支援設計)の略で、パソコン上で設計・製図をする為のシステムの事です。

平面の図面を引く2D CADと、3次元立体を描く3D CADがあり、このCADの操作を行う専門職がCADオペレーターです。

図面の作成・修正・調整を行います。設計士やデザイナーの意図・要望を忠実に具現化する為の技術力と理解力が求められます。勿論CADの知識やソフトウェアの操作スキルも必要になりますが、未経験でも目指すことが出来る職業です。

CADオペレーターは活躍の場が幅広く、需要も高いのが特長。経験を重ねるほどスキルアップしていくので、とてもやりがいのある仕事と言えるでしょう。

建築積算士

建築物の工事費や材料費を計算、算定する仕事です。設計図と仕様書から必要な材料や数量を算出し、適正な工事費用の算定を行います。

高度な専門知識と技術が求められる仕事です。資格が必要で、試験の合格率は約50%~70%程度。業界で働きながら資格を取るのが一般的ですが、試験合格を目指した講習会なども行われています。

インテリアデザイナー

建物内部のデザイン全般、室内空間の環境設計を手がける仕事です。具体的には、

  • 内装
  • 家具などの調度品
  • カーテン
  • 照明

などが対象になります。設計者や施工業者、顧客と打ち合わせをしながらデザインを進めていきます。幅広い知識と経験が求められます。

大学でデザイン工学や建築学、または専門学校の養成課程を経て実務経験を重ねていくのが一般的です。ちなみにインテリアに対し、建物の外観にまつわるデザインを手がけるのがエクステリアデザイナーです。こちらは、

  • 外壁
  • 門扉
  • 玄関までのアプローチ
  • カーポート

などが対象となります。

リフォームプランナー

顧客から現在の家の不満、デザインの要望やコストなどをヒアリングし、提案、設計から施工管理まで行うのがリフォームプランナーです。

  • 現場での打ち合わせ
  • 見積もり
  • 図面作成
  • 材料発注
  • プラン作成

など、様々な仕事を行います。専門学校などで建築の基礎知識を身につけ、

  • ハウスメーカー
  • 工務店
  • 建築設計事務所

などに就職して実務経験を積んでいくのが一般的です。

歴史的建造物の保存・修復

気が遠くなるほどの永い時間を経て現存する歴史的建造物。貴重な学術資料でもあるこれらの建物も人の手で修復しなければ朽ちてしまいます。その修復や保存に関する様々な業務を行う仕事があります。

例えば、文化財建造物の保存修理の場合、

  • 調査(構造・傷み具合など)
  • 実測・検査
  • 図面・資料作成
  • 費用・作業期間の算出
  • 修復計画の作成
  • 工事の監理

などを行います。このような仕事のおもな就職先は、

  • 教育委員会の文化財保護課
  • 公益財団法人

などがありますが、中には民間企業がこういった事業を行っていることもあります。建築全般への理解を深める為にも、建築士の資格を持っていると役に立つでしょう。

困ったことも?建築業界で働く女性の悩みとは

女性にも門戸が開かれてきたとは言え、まだまだ男性の方が多い建築業界。実際工事現場などで働く女性からよく聞かれるのが、トイレや更衣室の問題。女性用のスペースが十分に普及しているとは言えないのが現状です。

また、出産や育児などで十分に働けなくなった場合の支援制度があまり定着しておらず、復職の為のサポートが受けにくい、という問題もあるようです。これから女性の割合が増えていって改善されることを期待したいですが、現状ではそのようなデメリットがあることも覚悟しておいた方が良いでしょう。

大変だけどやりがい十分!建築の仕事、目指してみませんか?

建築業界の仕事について見てきました。興味のある仕事は見つかりましたか?正直、気軽になれるような仕事は一つもありません。どれも専門的な知識や技術を要する為、勉強と経験を積み重ねてコツコツと目指していく仕事ばかりです。

でも、その分やりがいのある仕事であることは間違いありません。きっと自分に自信もつく筈です。趣味を謳歌する人生も楽しいけれど、これが天職!と思って働ける仕事に出会えるのはとても幸せなことです。もし建築の仕事に興味があるなら、是非トライしてみて下さいね。

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