今日もやるべき事が沢山あるのに、どうも気分が落ち込んでしゃきっとしない。動くのが億劫…そんな時、ありますよね。でも気持ちが憂鬱だからと言って仕事を休む訳にはいきません。
体調に問題がなくても気が沈んで心が晴れない状態というのは結構辛いものです。
辛いのを我慢して出勤してもどうにか乗り切ることは出来ますが仕事のクオリティにも影響しますし、出来ればすっきり晴れやかな気持ちで仕事に臨みたいもの。
気分の浮き沈みなんて、自分ではどうにもならないのでは…?と思うかも知れませんが、ちょっとした事で落ち込んだ気持ちを上向きにできるもの。
今日はそんな憂鬱な気分を解消する方法をご紹介したいと思います。是非参考にして下さいね。
Contents
どうして気持ちが沈んでしまうの?落ち込むのはこんな時
気分が落ち込む原因は様々です。何らかの外的要因による時もあれば、別に嫌なことがあった訳でもないのに何故か気が滅入る…という時も。
日々仕事や家事に追われていると体だけではなく心も次第に疲弊していきます。普通に生活しているだけでも心は徐々にすり減っていってしまうのです。それに加えて、
- 義務感
- 徒労感(報われないという気持ち)
- 喪失感
- 環境の変化に適応できない
など、様々なストレスも気分を落ち込ませる原因になります。
女性特有の体の不調も気持ちを憂鬱にさせる要因として考えられます。ホルモンバランスの乱れやPMS(月経前症候群)など…。何もストレスに感じるような事は無い筈なのに気持ちが沈む時はこういった体調の変化がもとになっているのかも知れません。
気分の落ち込みをリセットするスイッチ。おすすめの対処法
それでは滅入ってしまった気分を上向きにする為の対処法をいくつか見ていきましょう。お金も時間もかけず手軽に気持ちをリセット出来る方法ばかりですので、是非試してみて下さい。
- いつもと違うことをする
- いつもの通勤ルートではなく、普段と違う道を通って出勤してみる。
普段はあまり選ばないような色の服を着てみる。
そんないつもと違う行動が、なんとなく新鮮な気分を呼び起こして、心を晴れやかにしてくれます。
筆者はいつもバイクで出勤しているのですが、時々同じ道を歩いて会社に向かうことがあります。
バイクの速さだと気付かなかった小さな発見があったりして、意外と楽しいものですよ。
- 質の良い睡眠をとる
- 睡眠中に分泌される「成長ホルモン」には疲労回復の効果があります。
良質な睡眠をたっぷりととる事は、脳を活性化させ頭も心もすっきりさせます。
といっても休みの日にがっつり半日寝だめ…なんていう眠り方は生活サイクルが乱れてしまい良くありません。
毎日決まった時間に寝て、決まった時間に起きるのが理想的です。
就寝前のスマホは寝つきが悪くなりますので控えて下さい。
明かりを落として布団に入ったら、あれこれ考えたりせずゆっくりと脳を休めましょう。
- アロマテラピーで癒される
- アロマには疲れた心を元気にしてくれる効果があります。
嗅覚を通じて香りの成分が脳の視床下部という部位に直接届き、心身のバランスを整えます。
リフレッシュ効果のある香りは沢山ありますが、中でも、
- 柑橘系(レモン・柚子・オレンジなど)…抗うつ作用(気持ちを穏やかにする)
- ローズマリー・ジャスミン…高揚感をもたらす
- カモミール・ラベンダー…鎮静・リラックス効果
などがおすすめです。
- 軽く身体を動かす
- 適度な運動は、身体だけでなく疲労やストレスで固まった心もほぐしてくれます。
始めるまでは面倒臭いなぁ…と思うかも知れませんが、面倒臭さを乗り越えれば、運動したぞ!という達成感で晴れやかな気分に。
そして、身体を動かしている間は不思議と憂鬱な気分やネガティブな考えから解放されます。
全身の血流が良くなることで脳が活性化され、安らぎ効果のある脳内物質「セロトニン」が増えることも分かっています。
- 掃除をする、捨てる
- 「部屋の乱れは心の乱れ」という言葉があります。
これはあながち嘘ではなく、身の回りを綺麗にすることは、気持ちをリセットする方法としてとても効果があります。
身の回りの汚れを取り除き要らないものを捨てることで、頭の中もスッキリさせることが出来るのです。
とは言え気持ちが落ち込んでいる時に、重い腰を上げて掃除をする気にはならないかも知れません。
そんな時は、ササッと10秒程度で出来る事でも構いませんので、「ちょこっと掃除」してみませんか?
例えば、- 脱ぎっ放しの服を畳む
- 本を本棚に戻す
- 財布の中のレシートを捨てる
- ずっと冷蔵庫に入れっぱなしの食品や調味料を捨てる
- パソコンやスマホの要らないデータを削除する
- 出しっ放しのものを定位置に戻す
など。たったこれだけのことでも、やったぞ!という達成感が得られて気持ちが晴れやかになるものです。
- お風呂に浸かる
- 毎日忙しくてシャワーだけ、ゆっくりお湯に浸かる暇がない…というあなた。
たまにはバスタブにお湯を溜めて、のんびりとお風呂に浸かってみませんか?
温かいお湯に包まれると、ポカポカしてとてもいい気分になります。
運動と同じく全身の血流を促し頭をスッキリさせるだけでなく、水中の浮力で身体の緊張がほぐれ、リラックスできるという効果も。ただし、熱過ぎるお湯は逆効果。就寝前に40℃程度のぬるめのお湯にゆっくり浸かると、ストレスが緩和され良い眠りへと繋がります。
- 思いっきり泣く
- 泣くことには眠ることと同じくらいのリラックス効果があると言われています。
思いきり泣くと心も頭の中も空っぽになったような気がします。
抱えていたモヤモヤしたものが涙と一緒に流れていって、気持ちが軽くなる。そんなデトックス効果があるようです。
とは言え、何もきっかけが無いのに「よーしじゃあ今から泣くぞー!」というのも難しいですよね。
泣きたい気分になった時は、感動出来る映画やドラマを見ると「泣きのスイッチ」が入りやすくなりますよ。
こんな過ごし方は逆効果!?避けるべき行動とは
気分が落ち込むと何もしたくなくなる…その気持ちは痛いほどよく分かります。適度な休息も勿論大切なのですが、かといってダラダラし過ぎると今度はいつまで経っても動き出すスイッチが入らなくなり、更に苦しむことになります。(※経験談です)
ゴロゴロしながらスマホでネットに没頭、なんていう過ごし方も避けたいもの。特にツイッターなどのSNSにはハマり過ぎない方がいいでしょう。楽しい話題だけではなく、ネガティブな情報も沢山目にする事になり、余計に気が滅入ったりイライラしてしまうことも。
何もせず、色々と考え込んでしまうのも良くありません。後ろ向きな思考から抜け出せず、落ち込みの無限ループにハマってしまう可能性が高いからです。「今は考えて良くなる時期ではない」と思って、悩みごとなどがあってもそれに捕われないようにしましょう。
上手に気持ちをリセットして、気分の落ち込みを解消しよう
人間誰だって調子の良い時もあれば悪い時もあります。常に絶好調!!なんて人は何処にも存在しないでしょう。だから気分が沈んでしまっても「どうして自分はこうなんだろう」と自らを責めたりしないで下さい。
とは言え「自分だけではない」と分かっていても、実際気持ちが落ち込んでしまった時はやはり辛いものです。心が疲れてしまったのは、あなたがいつも頑張っているから。まず「いつも頑張ってえらい!!」と自分を褒めてあげましょう。そして、弱ってしまった心を労ってあげてください。
気持ちがリセットされれば、また頑張ろうという元気も湧いてくる筈です。ちょっとした変化を取り入れて、憂鬱な気分を解消していきましょう。