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嫌いな部下でも最低限の関わりを!日常で気をつけたいこと

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自分の功績が会社から認められ、晴れて管理職になって、その喜びもつかの間。自分の元に配属された部下との関係に、悩む人も少なくありません。
仕事をするうえで、上司との馬が合わないのも最悪ですが、部下との相性が合わないのも、相当、厄介なものです。
嫌いな人と一日の半分以上の時間、行動を共にするのはストレスのかかることです。中には、体調を崩してしまうほど、思い詰めてしまう人もいます。
しかし、誰にでも苦手な人がいるのは当たり前ですが、上司は部下を公平に扱い、部下が目標を達成できるよう、関わっていくのが仕事です
今回、嫌われる部下の特徴と、そんな部下と最低限の関わりを持つために、日常で気をつけたいことを紹介します。

嫌われる部下の特徴。あなたはどんな部下と関わりたくない?

会社には、色々な人が集まっています。ここでは、嫌われる部下の特徴を紹介します。あなたが嫌いな部下には、どのような特徴がありますか?

勤務態度が悪い

遅刻や早退、欠勤の頻度が高いと、いざという時に仕事を依頼できない、納期が遅れるなど、チームのパフォーマンスにも影響が出てしまいます。

特に印象が悪いのは、毎回電車などの交通機関による遅れで遅刻してくる部下です。頻繁に遅れているなら、それを見越して家を出てくれば良いのに、それができないところに苛立ちを感じます。

同じミスを繰り返す

何度指導や注意をしても、同じミスを繰り返してしまう仕事のできない部下は、その都度上司はフォローしなければなりません。

そのうち、お願いできる仕事が減り、必然と関わりが薄くなってしまいます。

自分の非を認めない、言い訳をする

最近は、嫌われたくないがために、部下に注意できない上司が増えているようです。
部下に注意するのも勇気がいる行為であるにもかかわらず、言い訳をしてくる部下はどの職場にもいます。

謝ってほしいわけじゃないのに、毎回言い訳をしてこられると、指摘するのもうんざりしてしまいますよね。やはり、そのうち距離を置くようになってしまうようです。

仕事の指示に難癖をつけてくる

部下は上司の手下ではないので、上司からの指示に黙って従うよりも、疑問に思ったことや改善の提案はどんどんしてもらうべきです。むしろ、その方が上司も助かります。

しかし、中には、意味のない言いがかりをしてくる、遠回しにやりたくない理由を言ってくるやっかいな部下には、相手をする時間も惜しくなります。

自分にだらしない

月曜日や飲み会の翌日に、体調不良で休むことが多い部下は、自己コントロールができておらず、だらしない印象を与えます。

自分にだらしないと、仕事もやる気があるように見えず、大事な仕事は不安で任せられなくなります。

嫌いな部下がいる悩みを持つことは、素晴らしいことかも?

嫌いな部下がいるという悩みは、ある意味、上司の鑑かもしれません。好きの対義語は無関心というくらいですから、嫌いという感情を持っているということは、相手に関心のある証拠であるとも捉えられます

逆に、嫌いな部下がいないという人の中には、人への興味がない人も多くいます。そのため、部下育成にも意識が及ばず、部下を自分の手下のように扱ってしまい、成長機会を与えずに過ごしてしまうことにもなります。

この悩みの根底には、本当は、部下の成長を支援したい、仕事にコミットしてほしいという思いがあるのに、上司としてうまく関われない自分自身への葛藤があるのかもしれません

部下に対する関わりは、あなたの上司も評価として見ている

管理職の仕事の中に「部下育成」があります。
部下の成長を意識して業務を割り振ったり、少し頑張れば達成できそうな目標を設定してあげたり。その中で、部下が困っているようであれば、手を差し伸べ、時には軌道修正させていきます。
こういった一連の行動は、あなたの上司も、あなたの評価項目として観ています。時には、あなたの部下に直接ヒアリングをして、あなたの支援の様子を把握することもあります。
表面的にも好き嫌いを出してしまうと、あなたの管理職としての資質が問われることになるかもしれないので、要注意です。

嫌いな部下がいても大丈夫。注意すべきは、自己コントロール

嫌いな人がいることは仕方のないことです。ただし、上司である以上、仕事をする時は割り切った対応を心がけましょう。ここでは、気をつけたいことをまとめています。

評価をする時は、全ての部下に対して、公平な評価を意識する

部下に対して好き嫌いの感情が表れると、人事考課にも影響してきます。嫌いな部下の、嫌いな部分にしか目が止まらなくなり、全体的に辛口の評価をつけてしまう傾向があります。

公平な評価を意識するためには、悪いところだけではなく、評価できる行動も観察し、評価会議の時に説明できるようにしておきましょう。
良いところが見当たらない!という人は、周りにその部下の仕事ぶりを聞いてみると、違う視点がもらえます。

マイナスの感情は、自分でコントロールできるようにしておく

部下に注意する時、つい眉をひそめてしまう、声を荒げてしまうことはありませんか?それが行き過ぎると、部下も委縮してしまい、最低限の関わりが持てなくなってしまいます。

他の部下と同じように接することを心がけましょう。

部下にイライラしたら、リラックスした状態を思い出す

部下にイライラしている時は、緊張状態にあり、身体にも良くありません。
あなたがリラックスしている状態はどんな時でしょうか。お風呂に使っている時、気の合う仲間と談笑している時、一人で読書をしている時・・。

イライラしてしまったら、リラックスしている状態を思い出す習慣をつけると、嫌いな部下とも落ち着いて関われるようになります。

最低限の関わりに徹する秘訣は、自分がお手本になること

最低限の関わりを保つためには、自分の方針や注意などを聞いてもらえる状態を作ることです。
何を言っているかではなく、誰が言っているかは、とても重要なことです。ましてや、注意しても「あんたに言われたくない」と思われていては、すでに関係は破綻しているかもしれません。あなた自身も、

  • 勤務態度は問題ないか
  • 言い訳して、ごまかしていないか
  • 横柄な態度をとっていないか

など、部下のお手本になっているかどうか、自分の言動を振り返るのも一つです。
同族嫌悪という言葉があるように、自分が嫌いな部下の行動は、自分もとっている可能性があるということです

部下もあなたに嫌われていることに気づいているかも?

感の鋭い部下であれば、上司が自分に対して負の感情を持っているのを察します。上司の、自分と他メンバーとの接し方や態度が異なれば、なおさらです。
そして、あなたの関わりが、部下のパフォーマンスにも影響があるかもしれないことも理解しておく必要があります

例えば、自分が上司に嫌われていることを自覚していれば、上司に声をかけるのをためらいます。仕事で何か分からないことがあっても声をかけられず、結果ミスを連発してしまっているかもしれません。

自管轄の成果も上がらず、まさに、負のスパイラルです。
嫌いな部下も、いつか、あなたの部下でなくなる日が来ます。また、もしかしたら近い将来、嫌いな部下が、あなたの上司になるかもしれません
そのことを踏まえても、最低限の関わりは保ちたいですよね。

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