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子供が朝ごはんを食べない時。朝からイライラしないための方法

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忙しいのに子供が朝ごはんをなかなか食べてくれないとイライラしますよね。
仕事をしていると自分の支度もしないといけないので大変ですし、子供には1日のエネルギーを確保する意味でも、朝ごはんをしっかり食べて欲しいものです。
でも、イライラしたら逆効果。余計に食べなくなってしまいます。そんな時は、「朝ごはんはこうでないと!」という固定概念を変えてみればいいんです。
朝ごはんのメニューや生活習慣など、子供がご飯を食べるようにちょっと工夫をしてみましょう。

こんなメニューはいかが?子供用の朝ごはん

朝は脳にエネルギーを与えるためにも糖質(炭水化物)をしっかり摂りたいですが、ご飯におかず、お味噌汁を頑張って用意して食べてくれないとがっかりします。
そんな時に、準備にも手間がかからず、子供も食べやすいメニューの工夫をしてみましょう。

朝は果物でもOK

無理してご飯を食べなくても大丈夫。まずは果物からスタートしてみましょう。

  • バナナ
  • りんご
  • みかん

など、子供が食べやすい果物がいいですね。果物に、ヨーグルトをかけてもいいでしょう。
缶詰の果物は砂糖がたっぷりなので、生の果物にしてください。

果物だけでは栄養が足りないのでは、と思うでしょうが、まずは「食べる」という習慣をつけていくことが大事です。

果物でも食べる習慣がついてくれば、もっと食べたくなりますよ。
食べることに慣れてきたら、果物におにぎりなど、主食をプラスしていきます。

生野菜、スティック野菜

野菜が好きな子供なら、野菜だけでも十分です。

  • プチトマト
  • スティックきゅうり
  • スティック大根
  • キャベツ
  • レタス

など、葉物野菜は食べやすい大きさに切っておいて、手で食べられるようにしましょう。
つけるのはマヨネーズだけでもいいですが、

  • 味噌マヨネーズ
  • たらこマヨネーズ

など、味のバリエーションをつけると楽しいと思います。
野菜は前の日に切ってタッパかお皿に入れて冷やしておけば、朝出すだけなので楽ですよ。

一口おにぎり

茶碗にご飯を入れるとなかなか食べないという子供には、小さなおにぎりを作ってあげましょう。
大人の手の大きさで小さなおにぎりを作るのは結構面倒なので、小さなおにぎりを作れる型を用意しておくと便利です。

具は何でも良くて、白ご飯に混ぜるおにぎりの具材をいくつか揃えておくと味にバリエーションがつけられます。ふりかけやごま塩でも十分です。

一口パン

食パンやロールパンでもそのまま出すのではなく、一口大に切って出してあげると食べやすくなります。
好きなジャムをつけてもいいし、少しバターをつけてからトーストしても美味しいですよ。
うちの子たちは食パンの耳が苦手だったので、耳をとって一口大に切るだけで、パクパク食べるようになりました。

スープや味噌汁

スープや味噌汁などの汁物も、立派な朝食になります。
汁物のいいところは和風にも洋風にも味付けを変えられてえバリーションが豊富なところ。

また、「こうでなければいけない」という作り方の決まりもないですし、余った野菜や肉をどんどん入れて作れば栄養たっぷりの1品に。

ご飯やパンだとなかなか食べられない子でも、汁物だったら食べやすいのではないでしょうか。
芋類などを入れておけば腹持ちも良くなるでしょう。前の日に、夕食を作るついでに作っておけば、朝は温めるだけです。
時間がなければカップスープでも十分です。

ご飯のお供をいろいろ用意する

ご飯を一口でも食べて欲しい。それなら、ご飯のお供になるようなものをいろいろと揃えてみたらいかがでしょうか。

  • 佃煮
  • 梅干し
  • 海苔
  • 納豆

など何かしらおかずになるものを冷蔵庫に常備しておきます。
ちなみに、我が家は現在このパターンが多いです。
お弁当づくりもあるので朝ごはん作りに時間をかけたくないので、白ごはんのおかずになるようなものを買っておき、各自好きなものを食べるようにしています。

お菓子はダメ

なんでもいいからお腹に入れたいと、菓子パンやスナック菓子などを与えてしまうお家もありますが、お菓子はだめです。
菓子パンはお菓子です。残念ながら「パン」ではありません。
菓子パンを食べるくらいなら、塩握りで十分です。
朝から甘いものをたくさん摂ると血糖値が急上昇し、下がるのも急激になります。
そうすると血糖値の乱高下を招き、お腹が空くのも早くなりますし、また甘いものを欲するようになります。
ですから、朝お菓子をあげることはやめて、糖質は炭水化物から摂るようにしましょう。

子供が朝ごはんを食べない時の対処法

子供が朝ごはんを食べないということは、あまりお腹が空いていないからではないでしょうか。
朝しっかりお腹が空いていれば自然と食べたくなるはず。
そのための習慣づくりも大切です。

まずは中身にこだわらず「食べる」ことから

朝食はたしかに大事です。1日活動するエネルギーの元になるものですし、なんとかたくさん食べさせたいと思うママが多いでしょう。
他のお家の話なんて聞くと「どうしてうちの子は食べないんだろう」と焦ってしまうこともあると思います。

でも、食事の量はとても個人差があるものです。ですから、他のお家の子と同じように食べていないからといって、比べて落ち込んではいけません。

量にはこだわらず、まずは朝起きて食べる、そのことだけをお目標にするようにしてみましょう。
食べる量が少なくてもお昼までお腹が空かず、午前中元気に過ごせているなら特に問題はありません。

早寝早起きの習慣づくり

朝ごはんを食べるためには、朝の目覚めがいいことも大事ですね。
夜更かしばかりしていたり、夕食が遅かったりすると、朝お腹が空かないからです。

理想はお腹が空いて目が醒めることですね。そのためには夕食を早めにして、早寝早起きの習慣をつけましょう。

仕事の帰りが遅くて、帰ってきてから夕食を作るとどうしても食べる時間も寝る時間も遅くなってしまう、というときは、無理せずおかずを買ってきましょう。
そこはママが無理しなくてもいいところです。
夜は早めに寝て朝早く起きる。そして朝日をしっかり浴びさせる。それだけでも朝お腹が空く習慣づくりができますよ。

朝起きたら白湯を飲む

朝起きて胃腸の動きが悪いとなかなか食欲が湧きません。胃腸の目覚めが良くなるように、朝起きたら白湯を1杯飲ませてみてください。
お腹を温めることによって体の中から目覚め、朝ごはんが食べやすくなるかもしれません。
もし白湯が飲みづらければ、少し温めた麦茶など、ノンカフェインの温かい飲み物を飲むと、お腹が温まりますよ。

ワンパターンでいい、メニューにこだわらない

理想的な朝ごはんを作ろうとして力を入れすぎると疲れてしまいます。
まずは朝ごはんの習慣さえつければいいというくらいの気持ちでいればいいのです。
ですから、いろいろ試してみて子供が食べるパターンがわかったら、ずっとそれでも構いません。

ご飯に納豆だけじゃ栄養が足りないのでは、と思いますよね。でも仕事をしていたら、朝から子供が喜ぶような可愛いご飯なんて作れません。

正直、無理です。朝からそんなに頑張らなくていいんです。
だから、もう見た目にはこだわらない、ワンパターンでもいい。食べてくれさえすればいい。
我が家の朝ごはんは全く見た目にはこだわっていません。ものすごく適当ですが、とりあえず学校に行く前に何かしら食べてくれればいい。そんな気持ちで出しています。

ママがイライラしない!

せっかく作ったのに食べてくれないとか、ぐずぐずして食が進まないと見ていてイライラしてしまうのはとてもわかります。
特に朝は忙しいし、仕事をしている人は子供の支度にプラスして自分の支度だってしないといけない。それなのに、ちっとも食べてくれない。
でも子供は、そのイライラを敏感に感じ取ります。すると余計に食べる気が失せてしまいます。
できればご飯に味噌汁などの和食を食べて欲しいですが、とりあえず何か口に入ればいい。バナナ一口でもいい。最悪、菓子パンでもいい。

一口でも「食べる」ということができたらいい。そのくらいの気持ちでいた方が、子供にプレッシャーがかかりません。

大人だってどこも具合が悪くなくても、何となく朝食を食べたくない日だってありますよね。
食の細い子ならなおさらです。だから無理しないで、何か一口でも食べてくれたらいいんだと気楽に構えてください。

子供が食べればなんでもいい!焦らないで続けていこう

我が家は高校生を筆頭に、下は小学校に入ったばかりの子まで3人います。
皆好みが違うのでとても面倒なのですが、試行錯誤をしてようやくパターンを掴みました。
長女はご飯に梅干しでもいいし、たまにお茶漬けを食べています。長男はパン。ソーセージやオムレツがあればそれも食べる。次女はご飯にたらこなどご飯のお供があれば大丈夫。たまに塩にぎり。
好きなものがわかると用意もしやすいです。足りない栄養は夕食で補えばいいという気持ちでいるので、朝は栄養なんてほとんど考えていません。

でも「食べる」ことだけは習慣付けてきたので、子供たちは簡単なものでも何かしら食べないとダメ。それで十分だと思っています。

私も仕事をしているので朝から旅館のような朝食は出せません。でも、「食べる」ことを習慣づけられたことは良かったです。
今はイライラしているママ達も、「いずれ食べるようになる」くらいの気持ちで、焦らず進めていきましょう。

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