子供のお小遣いはいつから渡す?金額はどのぐらいがいい?

子供がある程度の年齢になると、お小遣いをどうするかという問題に直面します。いつごろからあげ始めるのか、額はいくらぐらいがいいのか、明確な基準がなく、家庭によって様々なので、頭を悩ませるママも多いのではないでしょうか。

子供にお小遣いを持たせることで、金銭感覚が身に着いたり、自分でお金を管理することを覚えるなどメリットもある反面、無駄遣いをするんじゃないかと心配にもなりますよね。

そこで今回は、お小遣いをあげ始める時期や金額、その他お小遣いにまつわる様々な気になることについて、一緒に考えてみたいと思います。

お小遣いは簡単な計算ができる、小学生からあげる家庭が多数

お小遣いをあげ始めるタイミングとしては、以下の3つの時期にスタートする家庭が多いようです。

  • 小学校低学年
  • 小学校高学年
  • 中学校に上がってから

小学校低学年は簡単な計算ができるようになる時期。早いうちから自分でお金をやりくりすることを覚えさせたいと考える親御さんもいるようです。

高学年にもなると、子供同士で遊ぶ機会も多くなり、お小遣いを持っていないと仲間外れにされることもあるため、お小遣いを与える家庭が増えてきます。

一方、しっかりお金を管理できるようになる中学生や高校生までお小遣いは渡さず、イベントごとに必要な額を渡す親御さんもいます。逆に保育園や幼稚園の頃からお小遣いを渡す家庭もあり、考え方は様々です。


気になるお小遣いの金額、どのぐらい渡せばいい?

次に気になるのは、やはりお小遣いの金額ですよね。私たちが子供の頃は、小学生なら月に数百円程度が相場でしたが、今はどのぐらい渡しているのでしょうか?

2013年に金融広報中央委員会が発表した「家計の金融行動に関する世論調査」の中での、子供の1ケ月あたりの平均お小遣い額は以下の通りです。

  • 小学校1~2年生 893円
  • 小学校3~4年生 975円
  • 小学校5~6年生 1121円
  • 中学生 2783円
  • 高校生 5337円

いかがですか?筆者が子供の頃は学年×100円を1ケ月の額として貰っている子が多かったので、少し額が高めだと感じるのですが、今はこのぐらいが相場なのかもしれませんね。

なお、年齢にかかわらず、すべての学年で500円を渡している、という回答が一番多かったとのこと。中には高校生までお小遣いは渡さず、必要な時にその都度必要な額を渡すという家庭や、お年玉でもらったお金を1年のお小遣いとするという家庭もあります。

月単位or週単位or報酬制?お小遣いの渡し方はどうする?

お小遣いの渡し方も家庭によって様々です。メリット、デメリットも含め以下にまとめましたので、参考にしてください。

月額制
毎月一定の額のお小遣いを渡すもので、一番ポピュラーな方法です。ただ年齢が小さいと、計画性がなく渡すとすぐに使ってしまうおそれもあります。
週単位や一日単位
週単位や一日単位で少しずつお小遣いを渡していく方法です。お金を一度に使い切ってしまうことがなく、管理しやすいのがメリットです。
報酬制
お手伝いをすると10円あげるなど、報酬の形でお小遣いを渡す方法です。お金のありがたみが分かったり、しつけにもなるなどメリットがある反面、手伝いをするのがお金目的になりやしないか、と危惧する声もあります。
ほかにも月額を少なくして「定額制+報酬制」にするなど、ミックスする方法もあります。それぞれのメリットやデメリットを吟味しつつ、子供の性格に合わせた渡し方を選びたいですね。

お小遣いを渡すことのメリットとデメリットは?

お小遣いを渡すことには、メリットとデメリットがあります。メリットとして挙げられるのは以下のようなことです。

  • 金銭感覚が身に着く
  • お金をやりくりすることを覚える
  • 貯金の大切さを知ることができる
  • 計画性が育まれる 

小さいうちからお小遣いを与えることで、子供は決められた金額で欲しいものを買い、そのために必要でないものは我慢して、お金を貯めることを覚えます。また、物の値段をよく見るようになるため、金銭感覚も身に着くでしょう。

たとえ少額であっても、子供が自由になるお金を持ち、それをどう使うか考えることは、社会性を身に着けるためにも大切なことです。

一方、子供が自由になるお金を持つと使い道が心配だったり、無駄遣いを懸念する親御さんもいます。

そんな場合は、もちろんお小遣いを渡さないという選択肢もあります。しかし、ある程度の年齢になってくると、友人との付き合いもあり、お小遣いを渡さないことで仲間外れになってしまうことも心配です。

もし無駄遣いが気になるなら、一度にたくさんあげるのではなく、週ごとや一日ごとにあげるなど、子供の性格に合わせた渡し方を考えてもいいかもしれませんね。

子供にお小遣いを与える時に、気を付けたい4つのポイント

まだ未熟な子供に自由にお金を与えることは、親としては心配な部分もあります。お小遣いを本人の学びに繋げるためには、どのようなことを心がければいいのでしょうか。以下にまとめました。

お小遣いは一度にたくさん与えすぎない

特に小さい子供の場合、一度に何千円、何万円といった大きな額をもらうと、気が大きくなって無駄遣いをしたりと、金銭感覚が身に着きません。

小学生なら、親が必要なものを買い与えることが多いので、自由になるお金は千円未満で充分ではないでしょうか。年齢に見合った額のお小遣いを与えることが大切です。

決められた額を使いきったら、追加で渡さない

お小遣いは月にいくら、週にいくらと額を決めたら、たとえ月末や週末までに使い切ってしまったとしても、追加で渡したり、前借りを認めたりしてはいけません。

子供は追加や前借りを求めてくるかもしれませんが、そこで渡してしまうと、頼めばいくらでもお金が貰えると思うようになるかもしれません。残りの日数、お金がなくて不自由な思いをすることで、次回からは計画性を立ててお金を使ったり、貯めたりすることを覚えるようになるでしょう。

お小遣いの使い道は子供の自由にさせる

子供にお小遣いを与えると、何に使うのか気になる親御さんもいるでしょう。しかし、使い道に口を出してはいけません。

子供が自分で使い道を決め、そのためにお金を貯めたり、あるいは金額の範囲内で好きなものを買うことは、主体性を育むことにつながります。小さなことでも、子供が自分で決めることが大切ですので、親が使い道を指示するのは避けるようにしましょう。

小さいうちは、お小遣いは細かい小銭で渡すほうが◎

まだ金銭感覚が身に着いていない小さいうちは、同じ100円でも100円玉1枚で渡すより、10円玉を10枚で渡すなど、細かい小銭で与えた方がよいそうです。

100円玉1枚で買い物をして、お釣りで硬貨の枚数が増えると、小さい子供だとお金が減ったのか増えたのか、混乱する可能性があります。

その点、細かいお金だと枚数が減る過程や、残りがどれくらいかも分かりやすく、金銭感覚が培われやすくなるそうです。

お小遣いを与える時期や額は、子供の性格も見ながら判断を!

いかがでしたか?お小遣いを与えるのに適切な時期や額に明確な基準はなく、子供の性格や家庭環境によっても変わってきます。

まだ計画を立ててお金を使うことが難しそうなら、お小遣いを与える時期を少し先伸ばしにしてもいいかもしれません。あまり周りに流されず、子供の成長に合わせて適切な時期を見極めたいものですね。

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