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子供の熱で仕事を休む時。悪く思われずに心置き無く休む方法

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忙しい時に限って子供は熱を出すものなのです。特に男の子は小さいうちは体が弱いことが多いですから、毎月のように熱を出す子もいますよね。
しかし、子育てしながら働くことに理解がある人理解がある人ばかりではありません。
また子供が熱を出したからって休むの?とあからさまに文句を言われることもあるでしょう。
そうならないように、また、自分も心置き無く仕事を休むにはどうすればいいのかということについてお話しします。

理由が仕方のないことでも周りに対する謝罪の気持ちを持つこと

子供は熱を出すんです。これは仕方のないことです。うちも3人子どもがいたので大変でした。
いくら自分の家庭が気をつけていても、保育園に行けば風邪をもらってきます。
しかし、「子供なんだから仕方ないじゃない」という気持ちでいると、それが電話をした相手にも伝わってしまいます。
自分が休むことで少なからず周りの人には迷惑をかけるのですから、そこは謝罪の気持ちを持って、誠意のある対応をすることが大切です。

メールで一方的に伝えないこと

最近では欠勤の連絡もメールで済ませる人がいますが、これはダメ。気持ちが伝わりません。
突発的に休みをとるならなおさら、電話をかけて自分の口でお休みを取りたい旨の連絡をしましょう。
その上で、今日どうしてもやらなければいけないことや報告事項があれば伝えておきます。
何かあればいつでも連絡してください、という配慮も必要ですね。

ご迷惑をおかけして申し訳ないというひと言が大事

周りの人も、仕方のないことだとわかってはいても、「子供なんだからしょうがないじゃない」というような開き直りをされたらいい気分はしませんよね。
ですから、お休みをとる時には最後に必ず「ご迷惑をおかけして申し訳ありません」というひと言を忘れずに。
謝罪の気持ちをきちんと言葉にして伝えておけば、謝っている相手に対してあからさまに悪くいう人は少ないでしょう。

出勤した時にもひと言を忘れずに

子供の熱も下がり出勤できたら、その時にも周りに対する配慮を忘れないことが大切です。これ、とても大事です。
「昨日は突然お休みを頂き申し訳ありませんでした」とひと言謝っておきましょう。
特に休んでいる間に自分の仕事を肩代わりしてくれた人などには、謝罪とともに丁寧にお礼の気持ちを伝えてください。

繁忙期などは猫の手も借りたいほど忙しいというところもあるでしょう。そんな時に休まれるのは、仕方のないことだとわかっていても出社後に何のフォローもなければ周りの人も割り切れない気持ちが残ってしまいます。

ですから出勤した時のフォローは必須です。

普段の勤務態度もとても大事です

子どもがいてちょくちょく休んでも、何も言われない人とそうでない人がいます。
もちろん周りの理解度の違いなどもあるのですが、普段の勤務態度も大いに関係しています。
例えば、私はパートだからこのくらいの仕事でいいかなと、積極性の見られない態度であれば、周りの評価もなかなか上がりませんよね。
そんな人が子供の熱が理由であってもしょっちゅう休んでいると「また休みなの?」と思われてしまいます。
反対に、ちょっとしたことでも自ら進んでやる人や、周りに対して細かい気遣いの見られる人など、「この人、すごいな」と思われる人はちょっとくらい休んでも多めに見てもらえるという傾向があります。

休む時の連絡の入れ方だけでなく、普段どうやって仕事をしているかということも休みやすさには影響してくるので、出勤している時は一心不乱に働く、くらいの気持ちが必要かもしれません。

休んで当然という態度だけはNG

どこにも預けるところがなくて、自分が休まざるを得ない状況であっても、子供の熱なんだから休んで当然という態度だけはNGです。
どんな理由であれ、仕事を急に休んで周りに迷惑をかけることへの配慮は大人として必要なことだと思います。

勇気を持って1日休むことの大切さ

職場の環境によっては、子供の熱を理由に休むことはとても勇気のいることだと思います。特に、同性からの風当たりは強いのではないでしょうか。
しかし、私の経験上、子供に無理をさせた結果、風邪が悪化してさらに休ませるはめになるということは往々にしてあることです。
むしろ発熱した時に無理をさせずすぐに休む。周りに何か言われるかもしれないけれど、1日で済めばまだいい方ですよね。
悪化させてしまったらそれこそ数日続けて休むことになってしまいます。

熱が出たら周りに何を言われようと、どう思われようと子供の体調を優先しましょう。勇気を持って1日休むことをおすすめします。

夫婦で協力しよう

日本は子供が風邪を引くとどうしてもママが休まなくてはいけないような風潮がありますが、それはおかしいですね。
子育ては夫婦でするものですから、パパにも出来るだけ休んでもらうように話をしてください。
我が家の場合ですが、1:2くらいの割合で私の方が多く休んでいましたが、それでも「今日は休めない!」という日がありました。
そういう忙しい日は重なるもので、夫も休めないという。そんな時は、交代で出勤しました。
朝私が出勤し、昼前までに必要な仕事を片付けてくる。昼過ぎに家に戻り、夫が出勤する。

こんな風に半日交代で出勤することも多かったです。でもこれですと、丸1日休むわけではないので、周りの風当たりも強くなかったですよ。

夫婦で話し合って、こんな風に出勤できるなら是非やってみてください。

子供の熱はスキルアップのチャンスと捉えよう

どうして忙しい時に限って熱を出すのよ…と愚痴もこぼしたくなりますが、ここはチャンスと捉えましょう。
周りの人に申し訳ないという気持ちは持ちつつも、自分の中では「子供なんだから仕方がない」と割り切ります。
子供だって好き好んで熱を出しているわけではないのですから。
だから、出勤したら「その日のうちに出来ることはすべてその日のうちに片付ける」ということを心がけましょう。
子育てしながら働く母に「これは明日でいいや」という選択肢はないと思ってください。

出来ることはすべて今日のうちにやってしまうのです。もし明日やればいいことでも出来るなら今日中にやるんです。

そうするとものすごく仕事が効率的にできるようになりますよ。
私が正社員として働いている頃、自分でいうのもなんですが、だらだらと残業している人たちよりも、ずっと仕事量をこなせていると思っていました。
ピンチはチャンスです。どうやったら限られた時間で効率的に人よりも仕事をこなせるかということを徹底して追求してみてください。
そのような仕事の仕方をしていれば、子育てが一段落した時に仕事がとても楽になりますよ。

子供だって日に日に強くなっている

うちの息子は0歳で1回、1歳の時に3回も入院しました。
熱が出ると食事だけでなく水分まで受け付けなくなってしまうため、脱水状態になったら危険だからと即入院、だったんです。

でもその時に看護師さんから「小さいうちに熱をたくさん出す子は後から丈夫になるよ。今は抵抗力をつけている時期だから」といわれました。その言葉にどれほど救われたことか。

事実、息子は年長さんになるこからほとんど病気をしなくなり、小学校に入ってからは風邪も自力で治せるくらい丈夫になりました。
次女も喘息で、ちょっとした風邪が引き金になりすぐにゼーゼーいって熱を出してしまう子でした。
でも、水泳を始めたら見る見るうちに丈夫になり、ちょっとくらいの風邪では熱を出さなくなりました。
大丈夫。熱を出すたびに、子供は丈夫になっています。
休まなくても大丈夫になる日が来ますから、それまで何とか乗り切りましょう。

どうしても休めない時はどうする?実家やこんなサービスを利用する

どうしても今日は1日休めない!という時にはどうしたらいいか、病気の子供を誰かに預かってもらわないといけませんよね。

実家、親戚を頼る

もし実家や親戚の家が近くて頼れるのであれば、遠慮なく頼りましょう。祖父母も体力がなくて大変だとは思いますが、背に腹は代えられません。

病児保育

自治体のサービスで、病気の子を預かってくれる病児保育というのがあります。
ただし定員もあるし、事前の申し込みなど手続きは結構面倒。熱くらいなら大丈夫でしょうが、移る病気だと預かってもらえないこともあります。
お近くの病児保育がどのように預けるのかをきちんと調べておいた方がいいですよ。
我が家の場合、自宅からかなり遠く、往復の時間などを考えると結局半日しか出勤できないと思い、結局一度も利用したことはありませんでした。

ベビーシッターを利用する

1日見てもらうとなると決して安くはないですが、利用できるならした方がいいでしょう。
事前に入会手続きが必要な場合が多いので、きちんと調べておいた方がいいですよ。
いざという時のために、必要経費と割り切って病気じゃない時にも一度来てもらい、子供とシッターさんの相性などを見ておくといいと思います。

子供に熱を出させないための工夫も必要

子供は小さいうちは本当に熱を出すんです。男の子は特にそうだと思います。
だからこそ、熱を出させない工夫もしていかないといけません。子供が小さいうちは、大人の楽しみよりも子供の体調を最優先にします。

休みの日は人ごみに出掛けない

土日にあちこち買い物に行ったり、家族でレジャーなんて、熱を出すような小さいうちは必要ないと思った方がいいです。
特にインフルエンザが流行する冬には、子供を人ごみに連れて行かないこと。
どうしても出掛けたい時は、パパに家で子供を見てもらい、一人で出掛けてください。インフルエンザにかかったら、1週間のお休みが確定です。
週末に子供を疲れさせるとろくなことはありません。月曜の朝から熱を出すことになりますよ。
我が家も熱を出す時はたいていこのパターンでした。パパも買いたいものがある、私も買いたいものがある。じゃあ、ちょっと一緒に買い物に行こうか、なんて子供を連れて出掛ける。
その結果、夜から何だか怪しくなり、月曜の朝に発熱、というパターンが何度かありました。それから、丈夫になるまでは無理して家族で出かけるということはやめました。

週末に生活のリズムを崩さない

土日はいつものように早起きして、いつものスケジュールで過ごさせる。午前中は適度に遊ばせて午後は少し昼寝をする。
保育園での生活そのままが理想です。
休みだからといって遅くまで寝ていたり、生活のリズムが崩れると風邪を引く原因になるからです。
休日くらいゆっくりしたいと思うでしょうが、これも丈夫になるまでの数年の我慢だと思ってください。
疲れていたら子供と一緒に昼寝をしてしまえばいいのです。
小さいうちはとにかく生活のリズム作りが大事なので、親の都合で生活しないことを心がけてみてください。

そもそも出掛けない

無理をさせて熱が出てしまったら、いいことは一つもありません。
自分は仕事に影響が出るし、何より子供がとても辛い思いをします。だから、小学校に入るまでは子供の体調を最優先にしてください。

やむを得ずどこかへ遠出しなくては行けない時も、子供が疲れないようなスケジュールを組んで、もし無理そうなら予定自体を取りやめるくらいの勇気が必要です。

公園で遊ぶのはいいですが、それ以外のところは極力お出掛けしないということも大事ですよ。

スポーツなど習い事をさせる

体力がない子には、水泳などのスポーツをさせるのもおすすめです。
長女も次女も、水泳のおかげで劇的に身体が丈夫になったので、やらせて良かったと思っています。
習い事で休日がつぶれるのはイヤだったのですが、子供を丈夫にするため!と思って通いました。
もしお子さんが身体を動かすのが嫌いでなければ、何かスポーツをさせてみてください。

それでも居心地の悪い会社なら転職も視野に

出勤したら再度謝る、一生懸命仕事をする。休みにも子供に無理をさせないようにする。でも、どんなに頑張っても熱を出す時は出すんです。

出来るだけのことをしていてもあからさまにイヤミを言われたり、仕事で不当な扱いを受けるなど居心地の悪い思いをするなら、そこはあなたの居場所ではないのかもしれません。

もっと子供のいる人に理解のある会社はあるはずです。
ちなみに私は、部下が子供の病気で休んでもまったく何とも思いませんでした。子供の熱で休みを言い出しづらい人の気持ちはよく分かっていましたから。
誰かが休んだ時は全員で仕事をカバーする、という方針にしていたので、子供の休みだけでなく、自分の体調不良でも休みやすい環境を整えるようにしていました。
まだまだ少ないかもしれませんが、子供のいる女性の管理職だっています。そういう人の元であれば、少しは働きやすいかもしれないですよ。

大丈夫、子供は段々丈夫になるから。それまで何とか頑張ろう

大丈夫です。子供はちゃんと丈夫になっていくから。それまでの辛抱です。
どこの会社に行っても、共働き家庭に理解のない人は一定数います。だからあまり気にしないで、今自分が出来ることを一生懸命やることが大事。
周りに気を使いながらも、出勤したら一生懸命仕事をする。子供が体調が悪かったら勇気を持って休む。
そうしているうちに、子供はいつの間にか丈夫になっているものです。そして、自分のために頑張ってくれているママの後ろ姿をしっかりと見てくれていますよ。

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