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これから伸びる業界はどこ?なくなる仕事を続けて困らないために

更新

めまぐるしく変わっていく世界の流れの中で、10年後には今ある仕事の半分はなくなるのでは?といわれています。
うっかり今の仕事を続けていたら、数年後にはその仕事自体が必要とされなくなる、なんていう可能性だってあるのです。
では逆に、今後伸びる業界はどこなのでしょうか。それを知っておけば、転職の参考にもなりますよね。
今のうちからその業界に転職できるように準備することもできますから、今後どこが伸びていくのかということを知っておくことはとても重要です。
これから伸びる業界、衰退していく業界についてまとめてみました。今後の仕事選びの参考にしてください。

今後注目の業界は?これから伸びる業界、職種

AI(人工知能)やブロックチェーン技術がどんどん進化し、人の手が必要なくなってしまうのでは?との不安の声もありますが、そんなことはありません。
機械で出来ることでも、その機械を動かす側の人間が必要とされるようになります。
また、人にしかできないことが出来る人も重宝されるでしょう。そのような人が働ける業界はどのような業界でしょうか。

IT業界

最先端の技術を取り入れるためには、優秀なエンジニアやプログラマーが必要ですが、どの会社でも人手不足。
エンジニアの仕事は大変、というイメージがあると思うのですが、それはやっぱり人が足りないからなんですね。
しかし一定の技術を身につければフリーランスとしても活躍出来るのが、エンジニアやプログラマーのいいところ。
これからでも勉強してみる価値は大いにあると思います。

小学校でも2020年からプログラミング教育が必修化されますから、プログラミングに興味をもつ子供も増えるかもしれません。

そうなると、ますますプログラミングなどの技術が身近になり、IT業界は活性化するのではないでしょうか。
IT業界は常に人手不足で忙しいイメージがあると思いますが、その分高給も期待できる業界です。

インターネット広告業界

広告も、昔のように紙媒体ではなく、インターネットが主流になっています。
チラシやダイレクトメールで送るのではなく、スマホやパソコンに広告を出した方が効率的だからです。
テレビのCMにはまだまだ叶わないものの、そのうち広告費の大半はインターネット広告になるとも言われています。

たしかにスマホで何かを検索しても、あちこちに広告が出てきますよね。クリック一つで必要な情報が見られるので、CMよりも身近な広告になりつつあります。

今後、大きく成長するのは間違いない業界でしょう。

エンタメ、娯楽業界

AIが発達していけば、仕事はどんどん楽になっていく(はず)。
残業のし過ぎも問題視されていますし、今後はもっとライフワークバランスを大事にしようという流れになっていくでしょう。
暇になると人が欲しがるのは娯楽です。
休みが増えることによって、どこでどうやって遊ぼうか、どう自由な時間を楽しもうかと考えますよね。

ですから、人々にそういった楽しみを与えることの出来るエンターテイメントを提供できる企業はグンと伸びていくでしょう。

音楽や映画もスマホで楽しめる時代ですし、娯楽の幅も広がっていくでしょうね。人に楽しみを与える業界は、すたれることはないと思います。

ゲームやアニメ業界

日本は大人でもゲームやアニメを楽しむ国ですから、これらのコンテンツはなくなることはないでしょう。
電車に乗ってもスマホゲームをしている人は多いですもんね。
技術の進化でスマホとは思えないほどの質の高いゲームもあり、需要もつきることはありません。
これらのエンターテイメントを扱う業界もすたれることはないでしょう。

美容業界

今は、美容師、理容師、セラピストといった職業の人は、正直、それほどお給料が高くはありません。
独立して自分のお店を持って成功している人もいますが、それはごく一部。社会的な地位があまり上がってきていないのが実情です。
しかしAI時代がやってくるからこそ、これらの「人にしかできない仕事」はなくなることはないのです。
しかも、若くありたい、キレイになりたいという女性の願望がなくなることはありません。
年齢層が高い人ほど美容にお金をかけますが、日本はどんどん高齢化が進んでいます。

年配の人ほど若さを維持するために美容にお金をかけるので、美容業界はこれからどんどん伸びていくことが予想されます。

観光業界

これからは国内でも世界的なイベントが目白押しですよね。

  • 2019年:ラグビーワールドカップ
  • 2020年:東京オリンピック
  • 2025年:大阪万博

官公庁も2020年までに訪日観光客を4000万人にするという「観光立国推進基本計画」という計画を閣議決定しています。

今後日本を訪れる観光客はどんどん伸びるでしょうし、SNSを駆使した観光情報の提供や他言語に対応したサービスなど、観光の形も変わっていきそうですね。

今後もしばらくは伸びが期待できる業界です。

シニア業界

これからの日本で、お年寄りが減ることはありません。
介護も含めたシニア向けのサービスは今後もますます需要が高まるでしょう。
介護をサポートするロボットも次々と開発されていますし、高齢者が生き生きと暮らしていけるようなサービスに関わる企業はどんどん成長していくことが見込まれます。

これは要注意?今後衰退が見込まれる業界、職種

今ある仕事が数年後にはもしかしたらなくなっているかもしれません。仕事自体が機械に取って代わられたらどうしようもないですよね。
外国人労働者もたくさん入ってきますし、このような業界、職種は将来性が見込めないだろうと思うものをまとめました。

コールセンター、オペレーター

コールセンターは女性が多く働く職場ですね。電話の応対は人にしかできないことかと思われましたが、すでにAI(人工知能)が出来るようになってきているのです。

例えば「IBM Watson」というシステムを利用することで、顧客からの問い合わせを自動化できるサービスがすでに実用化されています。

顧客の質問を学習してどんどん答えられるようになっていくので、オペレーターが答えるのは自動応答できなかったものだけになります。
そうすると、今までのようにたくさんの人が電話の前に並んで答えている風景は段々見られなくなってくるでしょう。

タクシー業界、運送業界

車を使って人やものを運ぶ仕事は今後縮小していくことが予想されます。
自動運転の技術はどんどん進化しており、実用化される日もそれほど遠くはないでしょう。
すでにドローンでものを運ぶということは実証実験が始まっていますから、トラック輸送はドローんで運べない重さのものだけ、ということになるかも。

機械は眠くなることもないし、飲酒運転の心配もありません。事故が減ることも期待できますし、運転する仕事は今後減少していくでしょう。

女性のタクシードライバーも増えていますが将来性があるかというと疑問です。

出版業界、書店

私は読書が趣味なので、本屋がなくなることなど考えられないのですが、実際に書店の数は年々減ってきています。
書店の数は、2017年でおよそ12500店。1999年と比べると半減してしまっているのです。
雑誌も廃刊が相次ぎ、マンガの売上も減少しているのだとか。電子書籍が増えてはいるのですが、出版業界全体の売上減少を止めるまでにはいたっていません。

本がなくなることはないと思いますが、メルマガや記事の有料化などによって出版という形が今後変わっていく可能性は大いにあります。

通訳

外国の本を翻訳する能力は、高い日本語力がなければ難しいので、単純に和訳すればいいというものでもありません。ですから、機械で出来ることには限界があります。
しかし、通訳というのは相手が何を言っているかがわかればいいので、翻訳機に取って代わられるでしょう。
すでに優秀な翻訳アプリが出てきていますよね。日常会話くらいだったら翻訳機を通して出来るので、英語力があるというだけでは生き残りが難しそうです。

税理士、会計士

税理士の仕事はすでに減少していきています。私も、確定申告の勉強会に行った時に、講師をしていた税理士の方が「危機感を持っている」と自ら話していました。

会計ソフトが非常に優秀ですから、税や会計の知識がない人でも経理の仕事ができてしまう時代になりました。

今後は、資格があるというだけで仕事が入ってくる時代ではなくなります。
今から猛勉強して資格を取ってもそれを活かして仕事をするのはかなり難しいでしょう。

この先10年どうなるかを見極めて会社を選ぼう

時代の流れが速すぎて、この先10年はどうなるのか、全く予測もつかないですが、これまでとは明らかに違うスピードで変化していくことは予想できます。
今後転職を考える際は、目先の給料の額だとか休みの日数なんてことで会社を選ばずに、その業界が本当にこの先生き残れるのか、ということを考える必要があるでしょう。

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