仕事に忙しい毎日を送っていると、休日になっても何もしたくない、どこにも行きたくないと感じてしまいがちです。ひどいと、休日に予定を入れる事すら苦痛を感じるようになってしまう事もあります。
休日は休む為にある日ですから、何もしなくても問題にはなりません。しかし、これがいつまでも続くようだと、ちょっと心配になってしまいますね。
この、何もしたくない休日がが続いてしまった時は、普段の過ごし方や休み方によって、体や心がダメージを受けている可能性があるのです。
今回は、休日に何もしたくない時に気を付けた方が良い点と、手軽な気分転換の方法を紹介します。休日なにもしたくない時でも、有意義なお休みを過ごせる過ごし方が知りたい方は、ぜひご覧下さい。
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休日に何もしたくないのには原因が?
休日に何もしたくないと考えるのには、原因があります。心当たりがない場合でも、ちょっと普段を振り返って、原因がないか探してみましょう。また、こうした時は休み方に工夫をしてく必要があります。それも併せて解説していきます。
一番多いのは、体や心の疲労
休日に何もしたくない時、一番多いのが体や心に疲労がたまっている状態になっている事です。
- 休日まで忙しく過ごしていた
- 精神的に疲れやすい仕事
等、明確な原因がない場合でも、体や心に疲労がたまっていると、休日に動けなくなってしまう事があるのです。
心当たりがないけど、休日動きたくないと感じる時は、以下の内容に心当たりがないか、普段の生活を振り返ってみましょう。
- 夏バテ
- ホルモンバランスの崩れ
- ストレス
- 運動不足
こうした要因があると、疲れを意識していなくても、体や心に疲労がたまるようになります。小さな疲労が積み重なり、休日を迎える頃には大きな疲労となって表れてくるのです。
また、この様な状態が長く続くと、病気の元になったり、うつ病等の心の変調が起きやすい状態になったりします。休日を迎える度に「何もしたくない」と感じている場合は、一度医師の診察を受けるようにしましょう。
休むのが一番だけど、休み方にも気を付けて
休日に何もしたくない、と感じている時は、体と心が休むようにサインを送っている状態です。体と心のサインに従い、出来るだけ休み、体力の回復を目指すのが一番なのですが、ここで気を付けて欲しい点があります。
それは、
- 今は休む時だと自覚し、休む事に罪悪感を持たない
- 1日中ダラダラと過ごさない
- 二度寝等、体のサイクルが崩れるようなことはしない
この3点です。
休む時は体を休める事を意識しながら休みましょう。休んでいる事に罪悪感を持ったり、仕事の心配をしたりしながら休むと、体と心が十分に休めなくなります。次の仕事の為にも、しっかり休みましょう。
また、休んでいるからと言ってだらしない状態で過ごし続けるのも問題です。布団の中でいつまでもゴロゴロしたり、二度寝をしたり等、睡眠サイクルが崩れるような過ごし方をすると、仕事の時にも影響が出てしまいます。
体や心は、何もしないでダラダラ過ごすよりも、軽めの運動や気分転換をした方が、疲れが取れます。適度に体を休めつつ、刺激を与える事も忘れないでください。
何もしたくない休日におすすめの過ごし方
では、何もしたくない休日を効率的に過ごすには、どうしたらいいのでしょうか。おすすめなのが、軽い外出や、家事等の気分転換となる過ごし方です。何もしたくない休日でも、有意義に過ごせる過ごし方を紹介します。
ちょっとした掃除をする
家事、特に掃除は全身の筋肉を程よく刺激してくれます。
- 掃除機やクイックルワイパーをかける
- 水回りの掃除
- レンジや冷蔵庫等、汚れやすい家電の掃除
等、一部をきれいにするだけの簡単な掃除でも、丁度いいストレッチになるのです。
仕事に忙しいと部屋が汚くなりがちですから、それを改善するのにも役立ちます。掃除は家事の中でも結果が分かりやすい家事なので、達成感を感じられるのもオススメするポイントです。
掃除が終わった後は、お茶やコーヒーを飲みながら、きれいになった部屋でゆっくり過ごして下さい。いつもよりもゆったりと過ごす事ができますよ。
近所を散歩したり、プチ遠出をする
休日に何もする事がなくて暇な時は、近所の散歩やプチ遠出がおすすめです。数時間で帰って来られる範囲内で外出してみましょう。
散歩やプチ外出は適度に体を動かしますから、体をリフレッシュさせてくれる効果があります。また、いつもとは違う場所に行く事は、精神をリフレッシュさせてくれる効果もあるので、心が疲れている時にもおすすめです。
外出に目的が欲しい人は、
- 行ってみたかったお店や施設
- 買い物
- となりの町や駅
等を散歩や外出に組み込んで下さい。これにより、目的もなくダラダラと過ごす事を防止できます。
あくまでも目的は体と心のリフレッシュなので、ヘトヘトになるまで歩いたり、帰りが遅くなったりする距離に出かけるのは避けて下さい。
読書や映画
- 出来れば動きたくない、外出したくない
- リラックスした状態で過ごしたい
という場合には、読書や映画鑑賞がおすすめです。
自分が気になっていた本や雑誌、仕事や趣味に関係する分野の本等、何でもいいので自分のペースで読める本を読みましょう。図書館の様に本のある施設に行くのもおすすめです。電子書籍を活用するのもいいでしょう。
映画の場合も、
- 映画館
- 動画サイト
- レンタルDVD
等、映画が見られるならどれでも構いません。
気になっていた作品を見に行ってもいいし、安く視聴やレンタルが出来る映画を家で見るのもいいでしょう。自分の過ごしたい過ごし方に合った映画を選んでください。
読書や映画鑑賞は、心をリフレッシュする効果が高いです。体を使う事もあまりないので、精神のリフレッシュに向いています。肉体的な疲れよりも、精神的な疲れが目立つ時は、読書や映画鑑賞で、心をリフレッシュさせてあげて下さい。
休日に何もしたくない時は疲労のサイン。正しい休み方で疲れを取ろう
休日に何もしたくないと感じる時は、体と心が疲れている可能性が高いです。あまりにも何もしたくないと感じる期間が長い場合は、医師の診察を受ける事も考えましょう。また、体や心を休ませる時は、効率的に休めるよう工夫をしましょう。
休日を過ごす時は、体や心に適度な刺激を与えつつ、普段の生活サイクルは崩さないように過ごして下さい。こちらで紹介した過ごし方はほんの一例ですから、自分に合った過ごし方を探してみるのもおすすめですよ。