親になると、子供どうしだけでなく、ママ友の付き合いにも色々と気を遣いますよね。中には転勤などで慣れない土地に引っ越してきたり、女性同士のグループ付き合いが苦手で、ママ友がいないという人もいるのではないでしょうか?
ママ友がいれば心強い反面、余計な気を遣ったり、窮屈なこともあるのではないでしょうか?今回はママ友のメリットやデメリット、ママ友がいなくても「孤育て」にならない方法などをご紹介したいと思います。
ママ友がいなくて悩んでいる人に、ぜひ読んでいただけたらと思います。
Contents
子育てが〝孤育て〟に?ママ友がいないデメリットとは?
まずはママ友がいないデメリットをご紹介していきましょう。
育児や保育園、地域のイベントなどの情報が入りづらい
子供を育てていると、まだ歩かないけど大丈夫かとか、トイレはいつから練習すればいいのかとか、心配事や疑問が次々にできますよね。育児書やネットを見てある程度情報は収集できるものの、一般的なことしか書いていないので、心配事が解消できない場合もあります。
そんな時、ママ友に相談に乗ってもらえるのは心強いもの。上の子がいるママ友なら、「こうしたらできるようになるよ」など、具体的なアドバイスをくれるかもしれません。
子供に友達ができづらい
ママ同士仲がよくて一緒にご飯に行ったりすると、自然と子供どうしも仲がよくなるもの。
家族ぐるみで一緒に出かけたり、旦那さんがいない時はママと子供たちだけで出かけることもできます。
ママの話し相手ができず、「孤育て」に陥りがち
子供が小さいうちは、頻繁に外出するわけでもないので、ママは家で子供と過ごす時間が長くなりがちです。まだ意思疎通ができない年頃だと、孤独を感じ、子育てのストレスもあってうつ状態に陥る人もいます。
面倒な付き合いに縛られない!ママ友がいないメリットは?
一方、ママ友がいないことのメリットもあります。以下に思い付くものをまとめました。
ママ友どうしの面倒な人間関係に巻き込まれなくてすむ
ネットなどを見ると、マウンティングやいじめなど、ママ友付き合いの怖い話をよく見かけます。かくいう筆者もそんな記事を読んで、「ママ友って面倒くさそう」と敬遠している一人です。
ママ友がいないとそうした人間関係のしがらみから自由でいられるので、かえって気が楽な部分もあります。
ランチなどに誘われないので、出費がかさまない
ママ同士のグループに加わっていると、しょっちゅうランチやイベントに誘われる場合がありますよね。月に2~3度ならともかく、回数が多ければ出費もばかになりません。
最初からママ友がいなければ、そうした付き合いに参加することもありませんし、出費もかさみません。
ほかの子と自分を比べなくてすむ
ママ友がいると、どうしてもその子供と自分の子の差に目がいってしまいます。同じ年頃なのに自分の子の方が成長が遅かったりすると、心配になってしまう場合も。
ママ友がいなくても孤育てにならないためには、どうすればいい?
ママ友がいないと不安なのは、孤独な子育てになりそうだからという人もいるでしょう。そこで筆者の経験も踏まえながら、ママ友がいなくても孤育てにならない方法をご紹介します。
友達がいなくても、子供と一緒に外出する
筆者はママ友はいませんが、家にずっと子供とこもっているのはストレスがたまってしまうので、週に2~3度は子供と出かけるようにしています。
もう少し子供が大きくなったら、公園デビューもしたいと思っています。
子育ての疑問や心配事は、プロに相談を
子育てをしていると、日々子供の成長や育児法について不安や疑問がわきあがり、誰かに相談したくなりますよね。そんな時、わたしは地域の子育て相談会を利用しています。
子供とちょっとした習い事をしてみる
私の場合、ママ友はいらないけれど、定期的に顔を出せる居場所があるといいなと思ったので、子供と一緒にリトミックの教室に通っています。
また、子供を連れていけるヨガ教室を見付けたので、そこにも月に2回程度通っています。両方ともクラスが少人数なのでグループもできていませんし、ママさん同士も顔見知り程度で深いお付き合いがないので気が楽です。
ママ友がいないけど欲しい!という人におすすめの場所
筆者は今のところママ友はいなくてもいいかなと思っていますが、中にはママ友が欲しいけどなかなかできないという人もいると思います。その場合は、以下のようなところに顔を出すと、ママ友ができやすいかもしれません。
- 子育て支援センター
- 子育ての支援が受けられるほか、未就学児のための遊び場を解放しているので、同じ年頃の子を持つママたちと知り合うことができます。施設内には子育てアドバイザーも常駐しているので、子育についての相談ができたり、イベントに参加することもできますよ。
- 児童館
- 18歳未満の子供のために、遊び場を提供している施設で、支援センターと同じく、同世代の子供を持つママが集まるため、友達ができやすいです。様々なイベントも行われているため、ママ同士の交流の機会もたくさんあります。
- 子育てサークル
- 施設と違い、ママたちが主体的に行う活動で、地域ごとに集まる場合もあれば、リトミックなど特定の活動をするサークルもあります。当番や集会などを面倒だと感じる人もいますが、様々なイベントを自分たちで企画・運営することができるので、アクティブで社交的なママには向いています。
- 親子クラブ
- 地域ごとに同じ年頃のママたちが集まって行っている活動です。子育てサークルと同じく、ママたちが主体になる活動で、様々なイベントや情報交換を行います。支援センターなどで詳しい参加方法などを紹介してもらえます。
- 習い事
- リトミックや水泳、英語教室やベビーマッサージなど、子供と一緒に参加できる習い事はたくさんあります。同じ教室でレッスンを受ける中で、自然と仲の良いママができる場合も。子育てサークルや支援センターなどと違い、地域がバラバラの人が集まるので、上手く人間関係が築けなくても気が楽な部分はあるかもしれません。
ママ友はいてもいなくてもOK!ママが笑顔になれる選択を!
いかがでしたか?ママ友がいないと不安に感じる人もいるかもしれませんが、面倒な付き合いが嫌で、あえてママ友を作らない人もたくさんいます。
保育園や幼稚園に通い始めると、子供は自分の力で友達を作るようになるので、子供のためにと無理をしてまで、ママ友を作る必要はないのかもしれません。
まずは、自分が笑顔で育児を行うことができる環境を整えることが一番ではないでしょうか。友達とつるまず、家で子供といる方が快適なら、それでも構わないと思います。ママ友づくりも、自分の性格に合った方法で、無理なく行うことが大切ですよ。