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面接の靴は意外と重要!靴選びやお手入れで気を付けること

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就職や転職活動の面接、服装には気を遣いますよね。スーツや髪型、バッグなどは念入りにチェックするものの、靴はそんなに手入れしていない、なんて人はいませんか?
実は意外に足元は見られているものなんです。就職活動で毎日歩き回っているからといって、汚れたボロボロの靴で行っては、身だしなみがだらしないと思われても仕方ありません。

今回は面接に履いていく靴について、気を付けるべきポイントをご紹介したいと思います。


面接の靴は黒いパンプス、ヒールは5センチ程度が定番!

面接用に一足準備するのなら、やはり黒のパンプスでしょう。面接で着るスーツの色はダークグレーやネイビー、黒などが定番ですが、どの色にも合わせやすいのが黒です。
ただ、就職活動以外の面接の場合は、ダークブラウンなどスーツの色に合わせて靴を選ぶ人もいるようです。

パンプスの先は尖っておらず、5センチ程度の低めのヒールを選ぶとよいでしょう。ピンヒールのように先が尖ったものではなく、歩きやすく安定感のある太いヒールが鉄則です。

パンプスはシンプルな形がおすすめですが、足の甲にストラップがついているぐらいの飾りはあっても構いません。ただ、サンダルのようにかかとが見えていたり、オープントゥのものはNGです。

こんな靴はNG!面接の靴選びで注意すべきこと

何社も面接を経験する新卒の就職活動と違い、転職の場合は数回の面接で終わってしまうことも多いもの。会社が私服通勤なら、わざわざパンプスを買うのは勿体ないと思ってしまうかもしれません。
もちろん、手持ちの中で適当な靴があればそれを履いていっても構いませんが、中には黒といっても面接に適さない靴もあります。以下にまとめましたので、参考にしてください。

ローファー
通学靴の定番ですが、面接にはカジュアルすぎるので、避けた方がよいでしょう。
スニーカー
私服OKの面接でも、足元がスニーカーはカジュアルすぎます。私服OKでも、面接にはある程度かちっとした服装で赴きましょう。
オープントゥ、サンダル、ミュール
かかとやつま先が露出した靴は、面接には不適切です。
厚底
面接の服装としてはくだけすぎた印象ですし、安定も悪く歩きにくいので不向きです。
デザイン性の高い靴
エナメルやラメ入り、布製など変わった素材のものや、ファーやリボンなどの飾りがある靴は、足元が目立ちすぎるため避けた方が無難です。
ヒールが細く、高い靴
ピンヒールのようにヒールが細くて高い靴は面接でいい印象を与えませんし、歩きにくいので不向きです。
ブーツ
冬場の寒い時期でも、ブーツで面接に行くのはNG。寒ければストッキングを少し厚手にするなどして工夫しましょう。
つま先が丸すぎたり、尖っている靴
つま先の形は足先に沿うような自然な曲線か、台形のような形のものが面接には適しています。つま先が尖った三角や丸などの靴は避けるようにしましょう。
ヒールのない靴
歩き回るのにヒールがない方が楽だからといって、ヒールが全くない靴はカジュアルすぎる印象を与えてしまいます。歩きやすさを求めるなら、中敷きのクッション性が高いものや、少し幅広の靴を選ぶとよいでしょう。
歩く時に大きな音がする靴
意外と見落としがちなのが、歩く時の音。あまりにコツコツ大きな音がすると、面接官に不快感を与えてしまいますので、注意しましょう。
汚れたりヒールのすり減った靴
足元は清潔感が大切です。汚れや土などが付いたままだと印象は悪くなります。また、新しい靴である必要はありませんが、ヒールがすり減っているのはNG。事前にメンテナンスをして臨みましょう。

面接用の靴の素材は牛革と合成皮革、どちらがいい?

面接用の靴を選ぶ時、牛革か合成皮革、どちらにするか迷う人も多いと思います。それぞれにメリット、デメリットがありますので、比較して自分に合ったものを選ぶとよいでしょう。

牛革
比較的価格は高めですが、足になじみやすく歩きやすいのが利点。ただ汚れや傷がつきやすく、頻繁に手入れをする必要があり、型崩れしやすいのがデメリットです。
合成皮革
比較的安価で、拭くだけで汚れが落ち、手入れが楽。雨にも強く、型崩れしにくいのが利点です。ただ、足になじみにくく、靴擦れを起こしやすいのがデメリット。
牛革は見た目にも上質感があり、歩きやすいですが、手入れが面倒なのが玉に瑕。汚れや傷がついたままだと印象が悪くなってしまいますので、手入れをする余裕がない時は合成皮革でもいいかもしれませんね。

買う時は必ず試着を!新しい靴は事前に履きならしておこう!

ネット通販が全盛の時代ですが、面接の靴はできればお店で試着して選ぶことをおすすめします。
というのも、同じ24センチでも大きかったり小さかったりと、メーカーによりかなり幅があるからです。普段は24センチを履いているけれど、こちらのメーカーでは24.5センチがぴったり、ということも往々にしてあります。
靴のサイズは大変重要なものです。サイズの合ったものを履かなければ足に負担がかかってしまいますし、靴のかかとがガバガバで歩いていると面接官の印象もよくありません。

試着をするのなら、夕方がおすすめです。就活中はよく歩くため、足がむくみやすくなります。だからこそ一日で一番足がむくみがちな夕方に試着した方が、むくんだ時にきつくならない靴を選ぶことができるのです。

また、新しい靴というのは、靴擦れを起こしやすいもの。足が痛くなって面接に遅れたりしては元も子もありません。買ったばかりの靴は、必ず何度か試し履きをして足に慣らしてから、面接に臨むようにしてくださいね。

就職活動では、靴を2足以上持っていると便利!

新卒の就職活動では、何十社と面接を経験する人も多いかと思います。そんな場合は、面接用の靴を2足以上準備しておくと何かと便利です。
雨の日に靴が濡れてしまい、翌日乾いていなくても、別の靴を履けば問題なく面接に臨めますし、毎日同じ靴を履いていると、蒸れて臭いが気になりますが、交互に履くことで臭い対策にもなります。

また、もし急に汚れたり、破損したりしても、代わりがあるので慌てず心に余裕が持てます。

面接で好印象を与えるための、靴のお手入れ法とは?

面接に履いていく靴は新しいものでなくても構いませんが、きちんと手入れをされていることは必須。では、どのように手入れをすれば、長く綺麗に使い続けることができるのでしょうか。以下にまとめましたので、参考にしてください。

家に帰ったら、まずはブラシで埃を丁寧に落とそう!

一日履くと、靴の表面には埃や土などの汚れが付きます。まずは毎回、家に帰ったら丁寧にブラッシングをし、表面の埃や汚れを落とすようにしましょう。

合成皮革の場合はクリームなどを使わなくても、硬く絞った濡れタオルで拭くだけで、汚れを落とすことができます。

革靴の場合は、週に一度はクリームを付けて磨こう!

革靴の場合は、合成皮革より丁寧なケアが必要になります。

  1. まずはブラッシングした後、靴クリーナー(汚れ落とし用のクリーム)を布につけ、汚れを拭き取ります。
  2. その後、別の布かスポンジに靴クリームを少量つけ、全体に伸ばした後、磨き用のブラシか布で丁寧に磨きます。
  3. さらに擦れや傷などがある場合は、その都度黒のクリームで手入れするようにするとよいでしょう。

シューキーパーを使えば、型崩れ予防に!

革靴は型崩れがしやすく、雨の日の後などは特に注意が必要。そんな時に使えるのが、シューキーパーです。

靴が雨に濡れた後はもちろん、日頃からシューキーパーを入れておくようにすれば、革靴を綺麗な形のまま長く履き続けることができます。

水気は靴の大敵!雨の日の対策も忘れずに!

革靴には特に雨は大敵。しかし、雨の日に面接があると、どんなに気を遣っていても、靴が濡れてしまいますよね。濡れた革靴のケアは以下の通りです。

  1. まず型崩れしないよう気をつけながら、つま先まで丸めた新聞紙を詰め、ブラシで表面の埃や汚れを落とします。
  2. 次に日陰の風通しのよい場所につま先を上にして立て、完全に乾くまで待ちます。
  3. 乾いたらクリームで磨き、シューキーパーを入れて形を整えてください。
合成皮革の靴の場合は、雨に強いのでそこまでの手入れは必要ありませんが、濡れたままにしておくと色や形に影響がある場合もあります。雨に濡れたらしっかりと水気を拭き取り乾かしてあげましょう。事前に防水スプレーをかけておくと、雨だけでなく、汚れも予防する効果がありますよ。

靴の臭い対策もしっかりと!

通気性のよいスニーカーと違い、パンプスは蒸れやすく、特に暑い夏などは臭いが気になります。臭い対策はしっかり行うようにしましょう。
消臭スプレーを使うのが一番手軽な方法ですが、それだけでは充分ではない場合は、消臭・吸水効果のある中敷きを敷いたり、履かない日は乾燥剤を入れるなどして蒸れを防ぎましょう。

同じパンプスを連日履くのではなく、何足かを交互に履くことでも、臭い予防になります。

また、靴だけでなく足の指の間までしっかりと洗う、体臭がきつくならないよう、肉や乳製品を食べ過ぎないなど、身体のケアも心がけるとさらに効果的です。

美しく、手入れの行き届いた靴で採用を勝ち取ろう!

いかがでしたか?たかが靴、と思っているかもしれませんが、されど靴。意外と面接官は見ているものです。中には靴が汚いと、だらしないと見なされて落とされる場合もあるそうです。
新卒の採用試験などは、面接に臨む人数も多く、他の人との差を示すのはなかなか難しいもの。もし靴を綺麗にしているだけで他の人より優位に立てるのなら、ぜひ取り入れたいところです。

何より綺麗で履きやすい靴を履いていることで、面接に対するモチベーションも上がるというもの。ぜひ手入れの行き届いた美しい靴で、採用を勝ち取ってくださいね。

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