私たちは普段、スマホや携帯電話で時間を確認する事が多いです。しかし、面接会場ではいつも通りにスマホや携帯電話を使う事ができません。その為、面接会場には腕時計を持っていく必要があります。
あまり目立たない存在である腕時計ですが、採用担当者はしっかりとチェックしています。面接会場にふさわしい物を持っていくようにしないと、せっかく面接の受け答えが上手くいっても、マイナス評価が付いてしまう可能性があるのです。
面接会場でなぜ腕時計が必要になるのか、といった基本的な事から、面接会場にふさわしい腕時計の選び方等を解説していきます。
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面接ではスマホは使えない。腕時計を用意しておこう
なぜ、面接会場ではスマホや携帯電話は使えないのでしょうか。また、面接会場で時間を確認する場面とは、一体どの様な場面なのでしょうか。これらの基本的な疑問を解説していきます。
面接ではスマホや携帯電話がふさわしくない理由
面接会場でスマホや携帯電話を見たり、触っていたりすると、
- ゲームアプリ等を使用していると誤解される
- 年配の採用担当者から、悪い印象を受ける
等、マイナスイメージが付けられてしまう可能性が高くなってしまいます。
スマホや携帯電話の画面は、周りからは分かりにくい事が多い為、それによる誤解を受けてしまうのです。また、年配の採用担当者から見ると、試験中にスマホや携帯電話を触るのはマナー違反に見える事があります。
こうしたマイナスイメージを持たれないようにする為にも、腕時計を用意し、それで時間を確認した方がいいのです。
面接会場で腕時計が必要になる場面
面接会場では、腕時計で時間を確認する場面がたくさんあります。
- 面接予定時間や、それまでの時間の確認
- 面接会場の筆記試験
- 面接で、時間を決めてアピール等をする場合の、時間確認
等、腕時計を使う場面は意外とたくさんあるのです。
当たり前ですが、試験中にはスマホや携帯電話は使えません。試験会場に時計が無い場合、腕時計で時間管理をしながら試験を受ける形になります。試験を受けていない時だとしても、スマホや携帯を触る姿はあまり好ましくない姿です。
試験中はもちろん、試験を受けている時間以外の時間確認も、腕時計で行うようにしましょう。
ただ、注意して欲しいのが、腕時計の見過ぎです。試験中にチラチラと腕時計を見ていると、試験に集中していないように見えてしまいます。試験中に腕時計を見る場合は、必要最小限にしましょう。
面接会場で付ける腕時計の選び方を覚えておこう
面接では身だしなみもかなりチェックされます。腕時計も、もちろんチェック対象として扱われます。腕時計であればどれでもいい、という訳ではないのです。
面接会場にふさわしい腕時計の選び方を解説していきます。腕時計を持っている人はこれから解説する条件に合った腕時計があるか確認してみましょう。
持っていない人は、こちらの記事を参考に、面接会場にふさわしい腕時計を選んでみて下さい。
デザインはシンプルで落ち着いた物を選ぼう
まず、ベルトや文字盤等のデザインについてです。時計のデザインは全体的にシンプルで落ち着いた物を選びましょう。
- スポーツ系のハードなデザイン
- ブランドだとすぐに分かるようなデザイン
- 奇抜なデザイン
- ベルトや文字盤に宝石や貴金属が使用されている
- キャラクター物
等は、面接会場にふさわしくないデザインです。面接会場には付けていかないようにして下さい。
時計のデザインの中でも特に目立つのが文字盤のデザインです。文字盤のデザインは特に気を付ける必要があります。シンプルで、分かりやすいデザインを選びましょう。
具体的には、文字盤や時計の針の色が、
- 白
- 黒
- 青
のいずれかで構成されている物がおすすめです。
ベルトカラーの選び方
文字盤だけでなく、ベルトの材質やカラーも注意しなくてはならないポイントです。
腕時計のベルトは、
- 革製
- 金属製
の2つのデザインがありますが、どちらを身に付けても問題ありません。
ただ、
- 金色のベルト
- ピカピカ光って目立つベルト
- 宝石や貴金属があしらわれているベルト
- 目立つ模様やデザインがあるベルト
は避けましょう。
文字盤同様、ベルトもシンプルで目立たないデザインの物を選ぶようにして下さい。
具体的に言うと、革製のベルトは
- 黒系
- 茶系
- 白
のどれかから選ぶようにすれば問題ありません。金属製のベルトの場合は、シルバー系の、あまり光らないタイプが一番無難です。
ベルトはデザインだけでなく、長さも重要です。
ベルトを選ぶ時は、デザインだけでなく
- 自分の手首にしっかりフィットするか
- 使っていても違和感がないか
もしっかり確認して下さい。
ベルトが手首にフィットしていないと、かなり目立ちます。面接をしている採用担当者にだらしない印象を与えてしまうのです。
また、自分の手首に合わない腕時計を付けていると、どうしても腕時計に意識が入ってしまいます。腕時計の刺激が気になって、無意識の内に腕時計を気にしている、なんて状態になってしまう事もあるのです。
これを避ける為にも、自分の手首に合ったベルトを選びようにして下さい。
デジタルよりも、アナログを
腕時計には、
- デジタル表示
- アナログ表示
の2つの表示があります。
面接会場に持っていく腕時計は、アナログの方が無難です。出来れば、時計の針が3針ある物を選んで下さい。秒針まであるタイプがあれば、試験中でも正確に時間を測る事ができます。
デジタル表示の腕時計は、カジュアルな印象が強いです。面接会場にはふさわしくないととられてしまう可能性があります。
また、デジタルタイプの腕時計には、
- アラーム
- ストップウォッチ
としての機能が付いている場合があります。
面接会場では、スマホや携帯電話の音はもちろん、バイブ音もふさわしくありません。同じような音が発生する可能性があるデジタル表示の腕時計を付けていくと、これらの機能が誤作動した時に悪い印象を抱かれてしまうのです。
面接会場には、シンプルなデザインのアナログ表記タイプを持っていきましょう。
腕時計は面接会場での強い味方。適切な物を選んでおこう
腕時計は面接会場では強い味方となるアイテムです。面接準備の時には、スーツや靴などの準備に合わせて、腕時計も選んでおきましょう。
腕時計を選ぶ際は、面接にふさわしいデザイン、という点だけに絞らず、使いやすさにも目を向ける事を忘れないで下さい。