一重まぶたや奥二重の方は、何とかして目を大きく見せたい!と毎朝奮闘しているのではないでしょうか。
目を大きくぱっちり見せるには、メイクのコツがあるんです。
美容整形に頼らなくてもメイクの仕方ひとつで理想のぱっちりした目を手に入れられますよ。
そのヒミツは「目の錯覚」にあります。メイクのコツをマスターして、ナチュラルで大きく見える理想の目を手に入れましょう!
Contents
目を大きく見せるためのアイメイクのテクニック
ではさっそく、アイメイクのやり方から見直していきましょう!ポイントを押さえれば誰でも出来ますよ。
アイシャドウで立体感を作る基本のやり方
まずはアイシャドウでまぶたに立体感を作ります。陰影を作ることで目元に奥行きが出て大きく見えるのです。
肌に馴染みのいいブラウン系のアイシャドウでグラデーションを作っていくと失敗が少ないです。
3~4色でグラデーションになっているセットを買うと使いやすいでしょう。
薄い色から乗せていき、目の際にラインを描くようにして一番濃いブラウンを乗せます。二重の幅くらいが目安です。
全体的に大きく見せたいなら、四角く塗っていくのがコツです。
かといってメイクが濃いと思われたくはないので、付属のチップは使わずに、ブラシまたは指で優しく広げていくといいでしょう。
奥二重や一重の人のアイシャドウの塗り方
二重の人はグラデーションも作りやすいと思いますが、奥二重や一重の人はどうすればキレイに塗れるでしょうか。
まぶた全体に薄い色を塗っていくのは二重の人と同じです。
濃いめの色は二重の幅が欲しい分だけ塗ります。目尻に行くほどやや幅が広くなるようにすると目が大きく見えます。
もしくは、濃いめの色を重ねるのではなく、アイライナーで二重の線を引きます。それを指でぼかすように広げてもOKです。
まぶたが重い印象の人は、パール感が少ないベージュ系の落ちついた色味がおすすめです。
パールやラメが強いとまぶたが余計に膨張して重苦しく見えてしまうからです。
丸くて小さな目を大きく見せる
目そのものが小さくて、それを大きく見せたい場合のメイク法です。
- ピンク系または薄いブラウン系のアイシャドウをまぶた全体に乗せます。目の幅よりもやや大きめに乗せるがポイントです。
- ブラウンまたはグレー系のカラーでまぶたの際にラインを入れます。
- ホワイト系のカラーを涙袋の内側(黒目より内側)に軽く乗せます。
- ノーズシャドウを入れて立体感を出します。
これで目の幅が広がって見えるようになります。
下まぶたにも立体感を作る
目を大きく見せるには、涙袋も重要な役割を果たしています。
涙袋があるかないかで目の印象は大きく変わるので、目立たない人はメイクではっきりさせるだけで目が大きく見えるようになります。
- 下まぶたに太めにピンク系もしくは薄いベージュ系のシャドウ(またはアイライナー)を入れます。
- その上からブラウンまたはベージュ系のアイブロウペンシルで涙袋の線を引きます。
- チップまたは指先でラインを自然に見えるようにぼかします。
- 下まぶたの際に白のアイライナーで線を引きます。
アイシャドウでもいいですが、涙袋用のハイライトチップを使うと塗りやすくて便利ですよ。
あまりパール感の強いホワイト系の色味を使うと、ちょっと古くさくなってしまうので、肌よりワントーン明るいくらいの色にしておいた方がナチュラルに見せられます。
涙袋を小さくして目を大きく見せる
逆に涙袋が大きすぎて目が小さく見えてしまう場合もあります。
そんな時は涙袋を目立たないようにすれば、目が大きく見えるようになります。コンシーラーを使って涙袋を消していきましょう。
- 涙袋の影を消すために、イエロー系のコンシーラーを涙袋に塗ります。その上から自分の肌色に合ったコンシーラーを塗り重ねます。
- チークを塗る時に目の横から頬に向かって「C」の字になるように入れていきますが、その時に涙袋に重なるようにやや広めに入れると涙袋が目立たなくなります。
涙袋がない人からすればうらやましい悩みですが、涙袋の目立たなくすることで本来の目の存在感が戻ってきます。
アイラインはやや長めに引くこと
目を大きく見せたいなら、アイラインは太く引くのではなく「長く」引くことです。
- ペンシルでもリキッドでもどちらでもいいですが、自分の目の幅よりもやや長めに引きます。
- 目頭は1mm、目尻は5mmくらいを目安に長くしてみましょう。
- 目頭はやや細く、目尻に行くに従って少しずつ太くなるように入れると、より大きく見せることが出来ます。
いきなり長く引かないで、まつ毛の生え際を埋めるようにして少しずつ引いていくと失敗が少ないですよ。
色味はブラックよりもブラウン系の色味の方がナチュラルな印象になります。
マスカラは必須!
目を大きく見せるなら、マスカラは必須です!
ボリュームアップタイプではなくて、ロングタイプの方がおすすめです。
- ビューラーでしっかりまつ毛をカールさせます。
- まつ毛が放射状になるように、マスカラを塗っていきます。根元からたっぷり塗りましょう。
まつ毛は根元が太いと目のラインが大きく見えますので、マスカラは「根元にたっぷり、毛先は少し」を心がけてください。
マスカラを塗るときは、いきなり全体に塗るのではなくて、
- 目の内側
- 中央
- 目の外側
の3等分だと考えて、放射状に広げるイメージで塗っていくと目を大きく見せることが出来ますよ。特に目の外側が大事です!
知っておいてほしい、インサイドアイラインの危険性
インサイドライン、インサイドメイクとも呼ばれますが、デカ目メイクのために、まつ毛より内側の白い粘膜部分にアイラインを入れる方法です。
目を大きく見せる方法で検索すると、このやり方がたくさん出てくると思います。
しかし、目の粘膜部分にアイラインを入れるのは目にとってはよくないこと。
まつ毛の内側には「マイボーム腺」という器官があり、目の潤いを保つための大事な働きをしているのです。
アイラインを引くときはインサイドラインではなく、まつ毛の生え際に入れるようにしてください。
アイメイク以外にも一工夫!目を大きく見せるための眉&まつげメイク
アイメイクのコツはお分かり頂けたと思います。さらに目を大きく見せるため、眉にもちょっと一工夫してみましょう。
眉を主張しすぎないこと
目と眉毛はとても近いので、眉毛が主張しすぎていると目の印象が薄くなってしまいます。
ですから、眉を軽い印象にすることで目を大きく見せることが出来るんです。
軽くするには眉を抜くのではなく、眉マスカラを使ってみましょう。自分の眉の色よりワントーン明るい色味の眉マスカラを使うと眉が明るく、薄く見えます。
眉の形を変える
もしくは、今人気の「太め眉」を作って、眉と目の間を狭くすると、目が大きく見えます。
欧米人が目がぱっちり見えるのは、顔に凹凸があって彫りが深く、眉と目の間が狭いからなんですね。
まぶたの大きさは変えられませんから、眉を太くすることで目の錯覚を起こしてみましょう。
- 眉の形を整える時に、下の部分はあえて手を加えず、伸ばしていきます。
- 逆に上の部分はしっかりカットしてラインを整えます。
- アイブロウペンシルもしくはアイブロウパウダーで眉の下をやや濃いめにぬって太繭を作ります。
これで眉の位置が下がると、目と眉毛の間が狭くなるので目が大きく見える、というわけです。
つけまつげもプラスしてみよう
まつ毛が短くてどうしてもマスカラだけではボリュームが出せない、という場合は付けまつ毛を利用してみましょう。
この場合も、ボリュームを出すタイプよりは、目尻に向かって長さを出すタイプを使った方が目が大きく見えますよ。
チークを工夫して目を大きく見せる、顔の余白を小さくするメイク
目の大きさはそれほど小さくないのだけれど、顔の幅があるために目が小さく見えてしまう、ということもありますね。
その場合はチークを工夫して顔の幅を狭めることで目を大きく見せます。
- アイラインをやや長めに引いておきます。5mm~1cmほど長めに引きましょう。
- チークは頬骨よりも高い位置に、顔の外側に広めに入れて顔の余白を目立たなくさせます。
ピンク系よりはベージュ系の色味がおすすめです。
リップやチークは薄めがポイント
アイメイクでしっかり目を大きくしたら、他のパーツは目立たなくするのが鉄則です。
血色チークや華やかなリップは控えましょう。目元の印象が薄くなって、せっかくのデカ目メイクの効力が弱まってしまいます。
出来るだけ目元に視線が集まるように、リップやチークは控えめにするのがポイントです。
番外編:前髪の作り方を工夫して目を大きく見せる
目を大きく見せるメイク法をマスターしたら、前髪の作り方にもちょっと工夫をしてみてください。前髪の微妙な長さの違いでも、目を大きく見せることが出来るんです。
前髪が額縁のような効果を発揮して、その近くにある目元がはっきり大きく見えるというわけです。
ですから、前髪を利用して目を大きく見せるには、目のギリギリでパッツンに切った前髪がベスト、ということになりますね。
メイク次第で目はいくらでも大きく見せることが出来る!
目は顔全体の印象を左右する重要なパーツですから、出来れば大きく、印象的に見せたいですよね。
今回ご紹介した方法を組み合わせてメイクをしてもらえれば、理想のデカ目を作れると思います。
自分なりのメイク法をマスターすれば、目が小さいなんてもう悩みのうちには入らないかもしれませんよ。