毎日仕事や家事、育児などで忙しい日々を送っていると、まとまった休みが欲しくなることがあります。
たとえば、年末年始。年末年始くらいはゆっくりと過ごしたい、長期旅行に出かけたいと考える人も多いのではないでしょうか。
また、普段は仕事が忙しくて子供や彼氏と長時間過ごすことができない人でも、年末年始くらいは休みを合わせて一緒に過ごせるかもしれません。
しかし、仕事によっては年末年始も仕事ということがあるでしょう。年末年始に働いていると、何だかむなしくなってしまい転職を考えるかもしまうでしょう。ここでは、年末年始に休める仕事や職種について紹介していきます。
Contents
顧客が休み、顧客に影響されない仕事、年末年始休める仕事の特徴
基本的に職場の休みは顧客によって変わってきます。そのため、業種や職種によって仕事の休みが異なります。年末年始に休みやすい仕事の特徴について、まとめてみました。
顧客が休みである
メインとしている顧客が年末年始に休んでいる職場では、同じように年末年始も休めることがほとんどです。ほとんどの仕事は顧客やお客様の利益や都合を優先しています。
そのため、顧客が休んでいるときは対応する必要がなくなりますので、自分たちも休みにすることができるわけです。年末年始に休みやすい職場とは以下の通りです。
- 公務員(警察、消防などは除く)
- 大手企業やグループ企業
- 大手企業と取引のある下請け企業
などです。
顧客の影響を受けない仕事
職場や職種によっては顧客を相手としないことがあります。そのため、顧客の休みなどを気にする必要もありません。業務量をある程度調整できれば年末年始に休むことは可能です。
- 研究開発職
- 経理
- 総務
- 事務
などは、顧客対応ではないため、年末年始の休暇が取りやすくなっています。
年末年始に休みにくい仕事とは
逆に年末年始こそ休めない仕事があります。それはサービス業全般です。大勢の顧客を相手にする必要があり、休日ほど忙しくなるため休むことが難しくなるのです。
- ホテル
- 航空、鉄道関連
- 小売業
- 飲食店
- 病院
- 旅行代理店
などは、年末年始も忙しくなります。
営業や工場など年末年始に休みやすい業種、職種を詳しく紹介
それでは、実際にどのような職種や業種に就くことができれば、年末年始に休めるようになるのでしょうか。年末年始に休みやすい業種や職種を詳しく紹介していきます。
営業職
営業職といっても属する企業によって扱っているモノやサービスが異なります。営業相手の顧客が年末年始休みの場合、仕事に行く意味がなくなってしまいます。
そのようなケースでは、営業職でも年末年始に休むことができるでしょう。もしも営業職で仕事を探しており、年末年始も休みたいときは、メイン顧客の休みについてもリサーチしたほうがいいかもしれません。
金融関係
証券会社、保険代理店、銀行に関しても年末年始は休みとなることがほとんどです。ただし、金融機関などについてはATMなどの不具合に対応するために、年末年始でも交代で出勤させられることもあります。
工場関係
製品を納品する取引先が休みの場合、工場の生産ラインも停めてしまうことがほとんどです。ただし、工場によっては取引先が年末年始も営業している場合は、休みもありません。
また、工場が停止していても保守点検を行う担当だった場合、年末年始も出社することがあります。
事務職
事務職にもいろいろな職種がありますが、職種に関係なく年末年始に休めるところがほとんどです。
- 医療事務
- 商社
- 会計事務
- 総務事務
- 英文事務
といったように会社が休みであれば、ほとんどの事務職で年末年始に休暇が取れるはずです。
官公庁
ほとんどの官公庁は年末年始が休みになります。お盆休みなどは決まっていなくても、年末年始については休みになることが多いです。
メーカー
メーカー関係も土日祝日に休むところがほとんどです。メーカーにもいろいろありますが、長期休暇を取得しやすいところも多いのです。
たとえば、自動車メーカーもそのひとつです。年末年始や夏休み、GWといった時期は平日も含めて長期でまとまった休暇が取れるところが多いのです。
そのため、そのような自動車メーカーと取引のある企業や下請け会社も、同じく長期休暇が取得できるようになります。
日頃の勤務態度が影響、年末年始に休むコツ
職種や勤務先によっては年末年始に営業していることがあります。特に年末年始に繁忙期を迎えるような職場では、出勤を求められることがあるでしょう。そのような職場にて年末年始に休みたいときは、どうすればよいのでしょうか。
事前に根回しをしておく
みんなが出勤しているのに、自分だけ年末年始に休みをもらうのは気が引けます。たとえ、年末年始に休むことができたとしても、その後に人間関係が悪化してしまうのは避けたいところです。
そこで、休暇を申請するときは事前に同僚や上司に根回しすることをおすすめします。その際は以下の点に気を付けてください。
- 同僚や上司に伝えておく
- 申請を出す前に、同僚や上司に休みを取りたい事を伝えておきましょう。いきなり申請を出してしまうと、嫌な顔をされることがあるからです。
- 早めに申請する
- 年末年始は同じく休みを取りたいと考えている人がいるはずです。休みの申請が重なってしまった場合、どちらかの休暇申請を断る必要が出てくるかもしれません。そこで、早めに申請をしておくことをおすすめします。
- 自分の仕事は済ませておくこと
- 年末年始に休暇を取ったことで、周りに迷惑をかけないようにしておくことが重要です。自分の仕事は期日までに必ず済ませるようにしておきましょう。
周りのことを配慮して休暇を申請するように心がけましょう。
日頃の勤務態度が大切
年末年始でも快く休暇を取得するためには、日ごろの勤務態度が重要になってきます。そのためには、以下の点に気を付けながら日々勤務することが大切です。
- 無遅刻無欠勤
- 欠勤や遅刻が多い人は職場の人から信頼を得にくくなります。当然、休みについての希望も快く受け入れてもらえないでしょう。
- 仕事をためこむ
- 仕事が終わっていないのに、休みを取られてしまうと周りの人に迷惑がかかります。
- 周りの休暇に非協力的
- 仕事で同僚が休んだときは、出勤したスタッフが休んだ人の分をカバーします。急に休む人が出てきてそのしわ寄せが自分にきたときに、文句を言ってあまり協力をしない人もいます。そのような人は、自分が休んだときも快く協力を得られないでしょう。
日頃から真面目に仕事をこなしていれば、年末年始でも休みを取ることはできるでしょう。ただし、毎年、年末年始まとまって数日間取得することは難しいかもしれません。
転職エージェントを活用する方法も!年末年始に休める仕事を探すコツ
年末年始にまとまって休みを取りたいときは、転職や就職の際に事前に調べておくことが大切です。
中には年末年始休みと募集要項に書かれていても、休日出勤が必要となるところもあります。
職場選びで失敗しないためにも、転職エージェントを活用するのも手段のひとつです。
転職エージェントに年末年始も休みたいことを伝えておけば、それに該当する勤め先を紹介してくれるはずです。