ぐっすり眠れて美肌になれる、寝る前の飲み物とは?

水分補給は美容にも健康にも重要、と言われています。こまめに水分を摂ることで、血行も良くなり、老廃物も流れやすく、免疫力アップにもつながるのです。特に寝る前の水分補給は大事。就寝中は血液がドロドロになりやすくなるので、寝る前にはしっかり水分を摂りましょう。

水分といっても、アルコールはNGです。適度な量なら美容・健康効果もあるとされていますが、飲み過ぎは睡眠不足の原因に。睡眠不足だけでなく顔のむくみにもなるので、寝る前のお酒の飲み過ぎには注意しなければいけませんよ。次の日の仕事にも影響します。

では、寝る前には何を飲めばよいのでしょうか?ぐっすり眠れて、美肌効果も期待できる、そんな飲み物についてまとめてみました。


寝る前に飲むと熟睡できる飲み物

飲んだ途端に眠くなる、というわけではありませんが、睡眠を促したり、熟睡できる体質へと導いてくれたりする飲み物があります。寝る前には、そういった飲み物がおすすめ。どのようなものがあるのか、紹介しましょう。

トリプトファンを含む飲み物で睡眠を促す

夜眠くなるのはメラトニンという成分の働きによるものです。メラトニンは夜に向かって徐々に増え、睡眠を促します。そのため、メラトニンの分泌を増やすことが、睡眠の質を高めることになります。

メラトニンの分泌を促すには、メラトニンの原料となるセロトニンが必要です。幸せホルモンとも言われるセロトニンは、昼間に多く分泌されるもの。昼間にしっかりとセロトニンが分泌されることで、メラトニンの分泌量も増えるということです。

メラトニンの材料はセロトニン、セロトニンの材料はトリプトファンです。アミノ酸であるトリプトファンは、タンパク質の多い食品に多く含まれています。

脳を眠らせるのはカルシウム

イライラするのはカルシウム不足、などと言われることもありますが、カルシウムは睡眠には重要な役割を担っています。大学でマウスを使った研究によると、カルシウムイオンが脳に届かないと大脳皮質の神経細胞が興奮する、という結果が出たそうです。つまり、脳を眠らせるには、カルシウムが必要だということが明らかになったのです。

女性ホルモンのバランスを整える大豆イソフラボンで不眠予防

仕事や家事で忙しいと、ホルモンバランスを崩しやすくなります。ホルモンバランスが乱れると、睡眠不足になりがち。更年期障害の症状も、女性ホルモンが深くかかわっているもの。安眠のためにも、女性ホルモンのバランスを整えることが必要です。

大豆イソフラボンは女性ホルモンに似た働きをする成分。女性ホルモンのバランスを整えるためにも、大豆イソフラボンを積極的に摂取しましょう。

以上のようなことを踏まえると、夜寝る前には、次のような飲み物がおすすめです。

牛乳
牛乳にはトリプトファンやカルシウムが豊富に含まれています。牛乳に含まれるタンパク質には、神経を落ち着かせる作用があるとされています。
豆乳
大豆イソフラボンを多く含み、トリプトファンの含有量は牛乳よりも多い豆乳。きなこ味やフルーツ豆乳など、飲みやすい種類も増えています。骨を強くし、肌のハリを取り戻す効果も期待できるでしょう。
ケール
緑黄色野菜の一つであるケールには、カルシウムが豊富に含まれています。その量は野菜の中でもトップクラスで乳製品と比べると約2倍。カルシウムの吸収率が高いのもメリットです。ビタミン類や食物繊維も豊富で美肌効果も期待できるでしょう。

ケールの青汁やフルーツが入ったケールなど、栄養豊富なドリンクも数多く出ていますので、好みに合ったものを飲むといいでしょう。

みそ汁
トリプトファンや大豆イソフラボンを多く含むみそ汁も安眠効果が期待できるでしょう。みそ汁は朝に飲むのもおすすめ。朝に飲むことで、夜メラトニンが分泌されやすくなります。塩分の摂り過ぎに注意しながら、みそ汁を飲む習慣をつけるといいでしょう。

安眠効果も美肌効果も高いハーブティー

美肌のために飲んでいる、という人も多いハーブティー。リラックス効果もあり、心を落ち着かせて、睡眠の質を高めてくれます。多くのハーブティーに安眠効果が期待できますが、中でもおすすめの種類を紹介しましょう。

カモミール
気持ちを落ち着かせるカモミールは、ほのかなリンゴの香りが特徴のハーブティーです。アレルギーを抑える働きもあるので、花粉症などで不眠になっている人にもおすすめ。抗酸化作用も強く、糖化を抑制してくれる効果も期待できて老化対策にもなります。
パッションフラワー
神経の緊張や不安を和らげる効果があると言われるパッションフラワー。頭痛や神経痛などの症状緩和も。ストレスが原因の過敏性腸症候群などにも効果的と言われています。寝つきの悪い人におすすめ。少々渋みはありますが、クセがないので飲みやすいでしょう。
ネロリ
フレッシュですがすがしい香りが特徴のネロリには、心の鎮静作用があります。興奮を抑え、健やかな眠りへと導いてくれるでしょう。細胞活性化作用もあり、シワやシミなど予防にもなります。
ローズウッド
バラによく似た香りで、ストレスを緩和し、心のバランスを整えてくれるハーブティー。疲労回復効果も高いと言われています。炎症を鎮める働きもあり、ニキビ対策にもおすすめです。

熟睡を得るための飲み方のポイント

質の高い睡眠を得るには、安眠効果が期待できる成分を摂取するだけでなく、飲み方にも注意が必要です。

温かい飲み物を飲んで自然な睡眠を

寝る前には温かい飲み物がおすすめです。ホットドリンクは体温を上昇させます。体温が下がり始める時、人間の体は眠くなるのです。自然と眠くなるには、温かい飲み物で体を温めるのが効果的です。

そういった意味では、先に紹介した飲み物のほか、白湯や生姜湯などもおすすめです。

がぶ飲みはNG。効果的な量と飲む時間

睡眠効果が得られるからと、たくさんの量を飲んでもトイレに行きたくなって夜中に目が覚めてしまいます。睡眠を妨げてしまうほど、大量に飲む必要はありません。コップ1杯程度の量でOK。

温まった体から少しずつ体温が下がり始め眠りの態勢に入っていくタイミングが、30分~1時間後と言われています。寝る前の30分くらい前に、温かいものを飲むといいでしょう。

寝酒はNG!熟睡を妨げる飲み物

睡眠を促す飲み物もあれば、それを妨げる飲み物もあります。寝る前に避けたい飲み物についてお伝えします。

覚醒作用のあるカフェインは避ける

よく知られていることですが、カフェインには脳を覚醒させる作用があります。寝る前にカフェインを含むものを飲んでしまうと、頭が冴えて眠れなくなることも。カフェインを含む

  • コーヒー
  • コーラ
  • ウーロン茶
  • 紅茶
  • 緑茶
  • 玉露
  • 煎茶

などはできるだけ避けるようにしましょう。

適量なら健康にいいアルコール。依存症には注意

アルコールを飲むと寝つきがいい、という人もいるでしょう。確かに寝る前のお酒は、寝つきをよくして、最初の2~3時間はぐっすり眠れることも多いものです。しかし、アルコールの分解が始まると、熟睡はできなくなります。トイレに起きてしまうとも少なくないでしょう。

アルコールを飲まないと眠れない、と依存症になってしまう危険性もあります。適量なら健康にもいいお酒ですが、適量以上のお酒はよくありません。睡眠不足の引き金になるので注意が必要です。

寝る前に喉が乾いたらアルコールではなくホットミルクを

睡眠不足対策はさまざまですが、寝る前の習慣に気を付けることも大事です。飲み物に配慮するのもその一つ。体を温め、心を落ち着かせてリラックスするハーブティーや、睡眠サイクルを整えるトリプトファンを含むホットミルクや豆乳もおすすめです。

寝つきが悪い、夜中にトイレに起きた後眠れなくなってしまう、などといった人は、寝る前の飲み物に注意しましょう。

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