結婚や妊娠をきっかけに仕事を辞めてしまう人もいるでしょう。しかし、出産や産後にかかるお金の事を考えると、少しでも働きたいと考える妊婦は少なくありません。
「体調のことを考えると任せられる仕事が制限されてしまう」「出産したらしばらく休んでしまう」など妊婦特有の事情を考えると、妊娠中に仕事を探すのは難しいと思ってしまうかもしれません。
実は、妊婦でもできる仕事は探せば見つかります!しかも、身体に負担をかけることなく働くことも可能です。ここでは、妊娠中でもできる仕事について紹介していきたいと思います。
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働き方も大切!妊娠中でもできる働き方と仕事内容
理想を言えば正社員で働きたい!と思うかもしれませんが、妊娠中はそれが難しいのが現実です。
妊娠中でもできそうな働き方について、まずは知っておきましょう。また、具体的な仕事内容についても触れていきます。
短期間の仕事
数日もしくは数か月という短期間のみ仕事を募集していることがあります。妊娠経過が良好で体調にも問題がない妊婦であれば、短期間の仕事にもつけるでしょう。
職場の人も妊娠していることを理解したうえで雇用してくれますし、妊婦でも無理のない範囲でできる仕事を任せてもらえるでしょう。
短期間の仕事はパートやアルバイト求人情報から探す、派遣会社などに登録をすると紹介してもらえる可能性が高いので、チェックしてみましょう。次に、具体的な仕事内容の事例を挙げていきます。
- 試験監督
- 資格や入試の時の試験監督を募集していることがあります。これなら1日もしくは数日で終わる仕事ですし、座っていることがメインですので負担も少ないでしょう。
- 受付業務
- こちらも試験監督同様に1日もしくは数日で済む仕事がほとんどです。
- デスクワーク
- データ入力や一般事務などは座って行う作業がメインです。
- コールセンター業務
- かかってきた電話に対応する仕事がメインのコールセンターも、座ったまま行える仕事です。
コールセンターの仕事には、営業電話をかける仕事もあるのですがストレスが溜まりやすいので、妊婦にはおすすめできません。
短期間の仕事を探してみると、他にも事務系の仕事などいくつかの種類がみつかります。
自宅で働けるのが魅力!在宅ワーク
ネットが普及するようになってから、急速に伸びてきたのが在宅ワーク市場です。在宅ワークにもデータ入力やリサーチなど、いろいろな種類があり未経験でもできる仕事がいくつもあります。
在宅ワークなら、体調に不安がある妊婦や隙間時間だけを活用したい人でも働きやすいでしょう。
在宅ワークを行うときは在宅ワークを募集している企業を求人情報で探すか、在宅ワークを扱っているサイトなどに登録することで仕事がみつかりやすくなります。
在宅ワークでできる主な仕事についていくつか紹介していきますね。
- データ入力
- 指定された内容をフォーマットに入力していくのがメインです。タイピングスピードに自信がある人は効率よく仕事をこなせるでしょう。
- アンケートモニター
- 実際に商品を使ってその感想を投稿する、アンケートに答える仕事もたくさんあります。中には以前から興味があった商品なども含まれていますので、チェックしてみましょう。
- デザイナー
- WEBデザインの経験がある、デザインが趣味という人でデザイン系のソフトを持っているなら、デザイナーの仕事も選べます。
- ライティング
- 自分の得意分野に関するテーマについて文章を作成するのが主な仕事です。ブログなど、日ごろから文章を書く機会が多い人や文章を書くのが好きな人にはおすすめです。
中には、出産や育児に関するテーマもありますので、自分の経験を活かすこともできますよ。
他にもたくさんの仕事がありますので、まずは在宅ワークサービスサイトをチェックしてみましょう!
趣味を仕事にする!
趣味でアクセサリーを作っている、編み物が得意!といった人は、自分が作ったものを販売して利益を得るという方法もあります。
近頃は、店舗を持っていなくてもフリマアプリやSNSなどを活用すれば、手軽に物を売買できるようになっています。
限られた時間を有効に使うには!妊婦が仕事を探すときの注意点
妊娠してからつわりがおさまって安定期に入ってくるのが妊娠4から5か月頃です。このころから体調も回復して、仕事もできるようになる妊婦が多いです。
しかし、出産ギリギリまで働けるのではなく、一般的に産前産後休暇に入る前(出産予定日の42日前まで、多胎妊娠は98日前まで)です。
そのため妊娠中に働ける期間はそれほど長くはありません。そこで、効率よく仕事を探せるかどうかが重要になってきます。
ここでは、効率よく仕事を探すための注意点について理解しておきましょう。
妊娠中に裂けておきたい仕事
以前経験がある、やってみたいと思っても妊婦には適さない仕事がいくつかあります。妊婦は避けておいたほうがいい仕事の種類について理解しておきましょう。
- 力仕事や立ち仕事
- 妊娠中に重たい物を持つ、立っている時間が長い仕事は切迫早産や破水のリスクを高めることにつながってしまいます。妊娠中でも適度に体を動かすことは大切ですが力仕事は避けましょう。
- 長時間労働
- 長い時間働くのは心身への負担が大きいので避けましょう。妊娠中は普段よりも疲れやすいですので、無理してはいけません。
- ストレスの多い仕事
- 職場によっては職場の人間関係や顧客とのやり取りによって大きなストレスを受けてしまいます。ストレスは身体と精神に大きな負担となり、胎児にも悪影響です。
事前にある程度仕事内容は把握できると思いますが、仕事に就いてから発覚したときは職場の上司に相談するなどして早めに対策を取りましょう。
派遣会社に依頼するのも手段のひとつ
自分で求人情報誌などからできそうな仕事ややりたい仕事を探してもいいのですが、妊娠中で時間が限られているからこそ、派遣会社に登録するのがおすすめです。その理由は以下の通りです。
- 妊婦でも仕事を紹介してもらえる
- 良さそうな求人を見つけても、妊婦だからという理由で断られることが少なくありません。
その点、派遣会社なら妊婦であることを承知の上で求人先と交渉してくれますので、妊婦OKの仕事がみつかりやすいのです。
- 働きやすい職場を紹介してもらえる
- デスクワークなど、妊婦の体に負担の少ない職場を紹介してもらえます。
- スキルアップ制度が利用できる
- 派遣会社の多くが派遣社員のスキルアップのために、パソコンの講座などを利用できるようにしています。それらの講座を利用して自身のスキルを磨けます。
- 職場と交渉してくれる
- いつまで働くか、労働時間や労働日数の交渉などの交渉事全てを派遣会社のスタッフが行ってくれます。
- 産後の仕事も探しやすい
- 派遣会社に登録しておくと、産後育児が落ち着いて働けるようになったときでも、スムーズに仕事を紹介してもらえるようになります。
派遣会社もいくつもありますので、サービス内容などをよく確認して登録先を選びましょう。
自分に合った働き方を見つけて、マタニティライフを楽しもう!
産後しばらくは働けなくなりますので、妊娠中でもある程度の収入は確保できたらいいですね。
妊娠中の体調には個人差がありますので、無時に出産するためにも、無理のない働き方を選ぶことが大切です。
妊婦でもできる仕事がいくつかありますので、自分に合った働き方を見つけてしっかり稼ぎましょう!