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オフィス向けの髪型でもおしゃれに!人気のまとめ髪セレクト

更新

流行りの髪型はシーズンごとに変わりますが、オフィスなどでも「悪目立ちせず」「ダサくもない」髪型は意外と定番があります。それが「まとめ髪」です。
少し前までは「まとめ髪ってダサい」「地味」といった印象が強かったようですが、最近ではまたまとめ髪の良さがクローズアップされるようになり、流行りのテイストとうまく掛け合わせて紹介されることも増えてきました。
新しい時代でも浮かない、かつ誰からも愛されるオフィスの定番髪型についてチェックしてみましょう!

オフィス=仕事場!他者への思いやりを持った髪型に

オフィスだからってどうして髪型を気にしなくてはならないの?
私はたまに職場に入ったばかりの子からそう聞かれることがあります。同じような疑問を、私も昔は持っていました。そんな中で学んだオフィス用の髪型のメリットをいくつかご紹介します。

実用的な髪型は本当に作業効率が上がる

オフィス、というとなんとなくイメージがはっきりしないかもしれません。オフィスとは、当然ですが「仕事をするところ」です。

おしゃれを競う場所ではなく、生産力、作業力、そして社交性を同時に求められ、それに応えて対価(給与)をもらう所なので、ただおしゃれでいればいいというわけではありません。

しかし、だからといっておしゃれをしないというのもデメリットがあります。
社交性、愛嬌というのは女子の最高の武器です。その場に求められている雰囲気を作ったり、ムードを演出したりするのは男性より女性のほうがうまく、「適度なオシャレ感」はその女性の武器を更に強力にサポートしてくれます。
持っている武器を使わないというのは社会人としては損。せっかく誰もが可愛くなれるのですから、おしゃれをしないという選択肢はもったいないだけです。
だからこそ、「オフィス向けの実用性と社交面でのサポート力」を兼ね備えた「オフィス用のヘアスタイル」をいくつか覚えておいたほうが得なのです。

まとめ髪で清潔感と爽快感を演出する

髪が短い人はまた少し変わりますが、結べる髪の長さがあるなら、オフィスではまとめておいたほうが清潔感と爽快感が伝わり、幅広い年齢層に好感を持たれやすくなります。

「髪型まで気にするなんて…」とそうした風潮を古臭い因習だと思われる方もいるかもしれませんが、実際に髪を下ろしたままだと意外と気が散りやすく作業効率が落ちる人が多く、その気が散った様子を見てハラハラする年齢層の方もいるのです。

ある意味では髪をまとめておく、というのは周囲への思いやりのひとつと考えたほうが自分の個性も活かせますし、上の年齢層の人も細かい所を注意しなくて済むので一石二鳥になることが多いようです。

少しの後れ毛でオシャレ度が格段に上がる

オフィス用の髪型、というとどんなイメージが浮かびますか?
長さによっても変わりますが、多くの場合は「ぎゅっとしばる」「ピンでぴっちり留める」といったまとめ髪をイメージするのではないでしょうか。
間違ってはいないのですが、最近の流行りテイストを組み合わせたまとめ髪は「ぴっちり」「タイトに」ではなく、微妙なルーズ感を残したニュアンスまとめ髪が主流。

ここで重要なのが「微妙な」のポイントです。この微妙なニュアンスを演出するのが少量の後れ毛とざっくりと結んだ立体感になるのですが、これだけでオシャレ度が格段に上がり一気に「現代風のまとめ髪」を作ることが出来ます。

その作り方は後ほど詳しくご説明しますので、ぜひマスターしてみてください。

イメージチェンジにもなり好感度もアップ

もう一つ、オフィス用の髪型をいくつか覚えておくと得、というポイントに置きたいのが「イメージチェンジが簡単になる」ということです。
オンとオフの切り替え、いわゆる「ギャップ」は、男女問わずどの世代にも好かれます。
例えばいつもはくるっと髪をまとめている人が、終業後の飲み会にゆるふわのダウンスタイルで現れたら、こう言いたくありませんか?
「いつもと違うね、新鮮だね」「その髪型似合うね」

職場であざとくギャップ萌えを狙う必要はありませんが、こういうイメージチェンジは人の記憶に残りやすく、職場でのコミュニケーションまで円滑にしてくれる効果があります。

オフィスの中と外で違う印象を作るのも大人の社交術のひとつ。仕事をやりやすく楽しいものにするために、いつもと違うきっかけをこっそり地固めしておくのがおすすめです。

ロングヘア×オフィスは華やか度を重視したまとめ髪がおすすめ

では、早速長さ別におすすめのまとめ髪についてご紹介していきましょう。まずはロングヘアのまとめ髪についてチェックしてみて下さい。

高い位置でのまとめ髪はロングヘアならでは

ミディアムやショートでは出来ないまとめ髪が、トップの位置でまとめるスタイルです。
ロングヘアの人ならではの簡単なオフィス向けまとめ髪でクールさとラフさを演出してみて下さい。

  1. 耳前、耳後ろで後れ毛を取っておきます
  2. 後れ毛以外の毛を取り、頭頂部(耳よりおよそ45度上)の高い位置でポニーテールを作ります
  3. 毛先まで三つ編みをしたら、編み目を軽くつまんで立体感を作ります
  4. ほぐした三つ編みの毛束をポニーテールの根本に巻き付け、最後の毛先を隠しピンで止めます

大きめのバレッタで更にオシャレ感アップ!正面から見て斜め後ろ気味に留めると、首をかしげたりお辞儀をしたりした時にチラ見えするので人の印象に残ります。
タートルネックの服でも、ブラウスでも合う万能おだんごスタイルなのでおすすめです!

低い位置でのまとめ髪なら定番くるりんぱの出番

結んだ毛先を根本の上から通した「くるりんぱ」も、ロングヘアならより手のこんだアレンジヘアを演出できるワンテクです。
ゴム1本で複雑に編み込んだようなロースタイルまとめ髪を作れます。

  1. 髪を左右どちらかにざっくりと手で流し、耳の下で結びます
  2. まずは一回「くるりんぱ」をします
  3. 一度くるりんぱをしたら、その根本にあるゴムを少し下にずらし、そこに出来た穴にまたくるりんぱをします
  4. 毛先10cm程度までそれを繰り返したら、最後にバランスを見ながら表面を軽くつまんで緩みをもたせます

最後にヘアスプレーで表面を軽く整えておけば、湿気や風などでも簡単には乱れにくく、適度なラフ感のあるまとめ髪になりますよ。

ミディアム×オフィスはこなれ感のあるラフさを演出しやすい

おそらく最近では最も多い長さになるのがこのミディアムレングス。
肩スレスレから、鎖骨かそれより少し下程度の長さの場合、きっちりと結ぶのは難しくついついダウンスタイルばかりになりがちです。ミディアムでもできるまとめ髪をご紹介します。

ハーフアップアレンジで毛先を見せるのがミディアム流

ミディアムヘアの魅力は自由に動く毛先の印象です。
ロングスタイルのように毛先までまとめてしまうとこの魅力も隠れてしまうので、後れ毛と毛先で躍動感を演出してみましょう。

  1. こめかみ、耳前、耳後ろの髪を少しずつ後れ毛として取っておきます
  2. 両サイドの耳の上の毛を後ろでハーフアップにしましょう
  3. ハーフアップを1回くるりんぱし、表面を軽くつまみバランスを取ります
  4. ハーフアップ下側の毛をサイドから斜め上のくるりんぱした部分に向けてねじり、結び目を隠しピンで止めます
  5. 最後に頭頂部の付近を軽く引っ張りボリュームを出したら、バレッタで結び目を隠します

くるりんぱとねじり技によって、毛先が色々な方向に向くのでミディアムらしい立体感も出せますし、襟足を見せるまとめ髪の良さも一緒に味わう事ができます。

もう少し簡単にしたい!という人はゴムのまとめ髪アレンジを

ミディアムヘアは長さが不揃いの場合もあるため、ねじったりするのは難しいという人もいます。
そういう場合はヘアゴムでできるまとめ髪で後れ毛演出を楽しんで下さい。

  1. 耳の後ろ、襟足の少し手前に後れ毛をとっておきます
  2. 残りの毛束は手ぐしでざっくりと後ろにまとめ、輪ゴムで結びます
  3. 結びは最後まで引き抜かず、毛束を入れ込んだまま輪っかにしましょう
  4. 輪から飛び出た毛先を三つ編みにします。毛先が飛び出てもOK!
  5. 編んだ毛先を輪っかの根本にくくりつけ、最後はゴムに入れ込みます。ピンで止めてもOKです

後れ毛をとってあるので、三つ編みがラフでも、毛先がぴょんと出ていても悪目立ちせず、いいさじ加減のラフな簡単おだんごが作れます。

ショート×オフィスなら耳掛けやサイドアレンジで清潔感を

ショートでまとめ髪は無理でしょう?!と思われると思いますが、ショートボブスタイルや、最近定番となっているトップスの長めな「前下りショート」などではまとめ髪風アレンジも楽しめます。
イメージチェンジのテクニックとしてぜひ活用してみて下さい。

後れ毛を大胆に取ってなんちゃってハーフアップに

ショートボブの人は後ろでひとつに結ぶのは難しいので、ハーフアップアレンジがおすすめです。
ざっくりと後れ毛を取ればラフなニュアンスとかっちりした印象同時に楽しむ事ができますよ。

  1. 耳の前を少し多めに残し、耳より後ろの毛を取ります。襟足の短い毛は取らず残した状態でナイロンゴムなどで縛りましょう
  2. 残った毛束にワックスを揉み込み、毛束感を作ります
  3. 結んだ毛束の表面を頭頂部からバランスよく軽くつまんで引張り、表面に凸凹感を作ります
  4. 残した耳前の後れ毛の、後ろ半分を耳にかけます

ポイントは耳前の後れ毛の毛量!

多すぎるともっさり感が際立ってしまうので、ワックスをつけて束感を作った上であえて「半分」を耳にかけて減らしてみせることで、後ろで結んだ毛束と襟足までの統一感が生まれます。

黒い髪でも茶色の髪でも可愛くまとめられるので、カラーリングが出来ないという人にもおすすめです。

前下りスタイルならサイドだけ編み込みにして

襟足の長さがほとんどない前下りショートの場合は、トップスの長さで遊び心を演出するのがおすすめ。
全体にソフトワックスなどを揉み込んでおいてからアレンジをしましょう。

  1. トップからサイドの髪を2:8、あるいは1・9で分けましょう
  2. 多くとったサイドの髪を、耳後ろの方向へ編み込みします
  3. 毛先まで編み込んだらナイロンゴムでまとめ、耳の後ろあたりでピンどめします。編み込みの表面をほんの少しつまんで立体感を作りましょう
  4. 少なくとったサイドの、耳前だけを後れ毛として前に垂らし、後ろはすべて耳にかけて完成です

仕上げとして、編み込みをしたサイドの方だけ毛先部分にちいさな飾りピンをしてもチラ見え演出が出来て良いと思います。
シャツブラウスやスーツにもマッチする女子度の高いショートスタイルになります。

外したくない!抑えておきたいオフィスヘアのポイント

今風のまとめ髪で大切なのは「きっちりしすぎない」というポイントであることはおわかり頂けたと思いますが、ラフさを追求しすぎると今度は「オフィス」という場にそぐわなくなってきます。
まとめ髪で注意したいポイントを抑えましょう。

大げさなボリュームアップには気をつけて

まとめ髪にする時、コツとして表面をつまんだり逆毛を立てたりしてボリュームを出しておくことがよく挙げられます。

しかし、大幅なボリュームアップのまとめ髪は一種のケバさにつながってしまい、オフィス向けでなくなると同時に、まとめ髪ならではの小顔効果も打ち消してしまいます。

自分の輪郭や着る服のバランスをきちんと鏡で見ながら、少しずつボリュームをつけるようにして下さいね。

後れ毛演出はやりすぎるとただの疲れている人

ラフなニュアンスを出すことで一気にオシャレ度がアップ…するのですが、時々この後れ毛を大量に出してしまう人がいます。
後れ毛を出せば出すほど色気アップ、という美容記事もたまに見るのですが、実はこれは間違い。

後れ毛はあくまでも「結びきれなかった」ニュアンスを装うもので、出しすぎてしまうと「ボサボサ」「もう少し丁寧に結べばいいのに」という印象を残してしまいます。

また、耳前や襟足の後れ毛が多すぎると昔の漫画に出てくるような「疲れ切った人」のような印象となり逆効果。後れ毛はあくまでもひとつまみ程度がベストです。
残す場所も、全体から後れ毛を出すのではなく「耳前(こめかみ程度)」「耳後ろの一筋」「襟足のひとつまみ」程度、バランスを見ながら少量残すのが基本となります。

清潔感が第一!ヘアケアはより丁寧に行うべし

まとめ髪には限りませんが、ヘアアレンジを楽しむならヘアケアは念入りに行って下さい。

土台が傷んでいては逆毛もくるりんぱもしにくくなりますし、後れ毛が枝毛だらけだとやはり手入れ不足の疲れた印象を持たれます。

特にふわっとした印象の今風まとめ髪の場合、ツヤ感で清潔感をアピールしないと不衛生に見えることもあるので、頭皮クレンジングやヘアトリートメントなどは定期的に行って「髪の健康」を心がけるようにして下さい。

ぶきっちょさんは簡単アレンジ用グッズを活用

やり方の基本はわかっても、やってみるとどうにもうまくきまらない…という人は迷わずアレンジ用グッズを活用しましょう。

  • くるりんぱを作るための専用コーム
  • おだんごヘアをまとめるマジックグリップ
  • シニヨンスタイルを作る専用ピン
  • 一部だけ長さやボリュームを変えるつけ毛
  • 編み込みをサポートするガイドコーム など

色々なアレンジを楽しみたい人が増え、こうした便利グッズはドラッグストア、バラエティストアだけでなく最近では100円ショップなどでも取扱いが広がっています。
これならできそう!というアイテムを使って練習をすることで、複雑なアレンジも作れるようになるかもしれませんよ。

髪色や髪型が自由になってきている今という時代だからこそ

オフィスでの髪型は、会社で決められているというわけでなければ「これが正解」というものがありません。

「奇抜でなければ髪色は自由」「人に不快感を与えなければ髪型は自由」とする企業も多くなっており、自由だからこそ困ってしまうという場面も増えています。

自由だからこそ、自分はもちろん他者にとっても心地よい身だしなみを研究してみましょう。それこそが「TPOをわきまえる」ということですし、大人としてのエチケットにも繋がります。

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