お見送りが印象を左右する?最後まで素敵な印象を残すお見送りマナー

ビジネスではマナーひとつでその人の印象が決まってしまいます。もっと言うならば、時にたったひとりの印象で会社の印象が決まってしまうこともしばしば…

そのくらいマナーは大切になります。特に来客時には、マナーで相手への印象が決まってしまうことも。

お客様をおもてなしして、お互い気持ち良くいたのに最後のお見送りの印象が悪いと大きなマイナスポイントになりかねません。今までの努力がすべて水の泡になる可能性が高くなります。それだけ最後の印象は大切になるのでしっかりとお見送りまで気を抜かずにいたいですね。

この記事では、お見送りのマナーの流れやポイントをご紹介します。お見送りのマナーまでしっかりと身に付けましょう。

最後まで心を込めた丁寧な対応をすることが印象を良くする

お客様がいらっしゃった際、誠心誠意を込めておもてなしをするように努めます。お客様が不愉快のないように、陰で数多くの準備を行ってきたのに、最後のお見送りの印象が悪いとすべて台無しになってしまうといっても過言ではありません。

最後の印象はそれほど人の心に強く残るものなのです。

例えば、商談の成功は目に見えていたと誰もが実感していたのに、最後のお見送りでお客様に意識を向けずに先輩とちょっと雑談してしまった…お見送りせずに他に興味のある方向へ視線を向けてしまった…

お客様を快適にするように長い時間をかけておもてなしの努力をしてきたのに、最後に丁寧なお見送りをしないだけで相手に不愉快な思いをさせてしまいます。ちょっとした気のゆるみが最悪な印象を生み、商談が見送りになることもあるかもしれません。

真剣で誠意ある心が伝わるように、最後まで気を抜かずに伝えていくように努めましょう。

相手の心に残れるような女性に。印象を良くするお見送りのマナー

日本には相手を快適にして差し上げようというおもてなしの心が伝わっています。さり気なく実践できるようになると女性としても美しく見えます。

【ポイント】
相手を優先させること

お客様が立つまで待つ

お客様が立つ前に自分から立たないようにしましょう。理由としては、相手をせかしているかのような仕草になるからです。「早く帰ってほしい」という無言のメッセージを伝えてしまうことになりかねません。お客様が帰りの支度を終えるまで立ち上がるのはやめましょう。

同じ理由から、お客様が終了の合図を出すまではこちら側から書類を片づけたり、見送ろうとする準備をしないこと。最後まで快適に過ごしていただくよう配慮します。

お客様を先に退出させる

お客様が立ったところで下座の人が扉を開けてお客様を先に退出させます。基本的に以下の順番で退出してきます。

お客様⇒社内の上司⇒先輩⇒自分

また、ドアのタイプでマナーが少々異なりますので注意しましょう。

【引くドア】

  1. 下座の人がドアを開け、ドアが閉まらないように押さえて全員が退出してから自分が出ます。
  2. ドアは静かに閉めましょう。
【押すドア】

  1. ドアを押す場合には、最初に下座の人が退出してドアを閉まらないように押さえておきます。
  2. 全員が退出したのを確認したら、静かにドアを閉めましょう。
【引き戸】

  1. ビジネスでは見かけることも少ないですが、引き戸もご紹介しておきます。下座の人が静かに両手で扉を開けます。
  2. 全員が退出したのを確認したら、最後に自分が出て、静かに扉を閉めます。

お見送りする場所まで誘導し、見送る

退出した後は、下座の人は先にすぐにお客様を出口まで誘導しましょう。また、お見送りは姿が見えなくあるまでが基本です。

【エレベーター前まで】

  1. 下座の人が誘導して、エレベーターボタンを押します。
  2. エレベータ―が来たら、ドアを押さえながら利用回数ボタンを押します。
  3. 下座の人はまた外に出て、お客様がエレベーターに乗り終わるまでボタンを押したまま扉を開けておきます。
  4. お客様がこちらを向いた時にお辞儀をしましょう。扉が閉まるまで頭を上げないこと。
【玄関まで】

  1. 玄関の外までお客様を誘導し、最後までお客様をお見送りするために自分も玄関外にまで出ましょう。
  2. お礼を伝え、お辞儀をします。
  3. お客様の姿が見えなくなるまで見送ります。
【車】

  1. 最後にお礼やご挨拶をします。
  2. お客様に車に乗っていただきます。
  3. 車の扉が閉まったらお辞儀をします。
  4. 車が見えなくなるまでお見送りします。

相手の心に残るようになりましょう。お見送りのポイントとは?

最後の最後がとても大事になってくるので気を抜かずにお見送りをしましょう。

お客様の姿が見えなくなるまで見送る

エレベーターでも玄関先でも車でも基本は『お客様の姿が見えなくなるまで見送る』ということです。特に車の場合には、信号待ちで見えなくなるまでに時間がかかる時があります。だからといって雑談したり、他に意識を向けて顔を反らすようなことはしないことです。

やっている本人たちは大したことのないように感じているようですが、見ている側からするとチャラい、誠意のない人に写ってしまう可能性があります。ビジネスは真剣なので印象の悪い人たちに頼むことはないでしょう。

お客様はミラーでしっかりと見ています。油断せずに最後まで気持ち良くお見送りしましょう。

お見送りの際にはお辞儀をする

お見送りの際にはお礼と共にしっかりとお辞儀をしましょう。

お辞儀は一般的なお辞儀と言われている『敬礼』で、角度や約30度です。お辞儀がきちんとできていると好印象を与えることができます。お辞儀ひとつで誠実にもだらしなくにも見えてしまうので正しくお辞儀ができるようにしておきましょう。

【ポイント】

  1. 姿勢は正しくしましょう。
  2. 頭から腰までをまっすぐに伸ばした状態で倒します。
  3. すぐに頭を上げず、ゆっくり1、2と数え、頭を上げます。
  4. 比較的ゆっくりした動きで行うと丁寧に見えます。

お客様との素敵な時間をムダにしないように最後まで気を抜かない

せっかくの素敵な時間を最後のお見送りひとつでムダにしてしまうかもしれません。ほんの一瞬の気持ちのゆるみが誤解を招いてしまうこともあります。

最後まで気を抜かずにお客様をお見送りしましょう。せっかくの誠意が伝わるようにしていきたいですね。

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