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ニートの女性が多いのは本当!?ニートになる理由と脱出方法

更新

テレビなどで「ニート」について取り上げることが増えてきました。ニートというと、若い世代の男性に多いというイメージが強いですが、そうとは限りません。
テレビで取り上げる場合も若い男性が多いため、「ニート=若い男性」と思っている人も多くいます。
ニートなんて私には関係のないことと思っていませんか?最近では年齢や性別関係なくニートになる人が増えています。
ある日突然仕事がなくなり、女性でもニートになってしまう可能性もあります。
また、女性はなかなか仕事が見つからないことが多いため、ニート生活が続くということもあります。
そして女性ニートの中には、女性ならではの理由でニート生活を続けている人もいます。ニートになる理由とニート脱出方法について紹介します。

Contents

働いていない人はニート!?以外と知らないニートの定義

テレビや雑誌で「ニート」という言葉を聞きますが、そもそもニートとはどういうものなのでしょうか?
ニートというと、働いていない人全体のことを指していると思っている人がほとんどですが、厚生労働省が定義しているニートは、次のようなものが当てはまる人のことを言います。

  • 働く意思がなく仕事・通学をしていない
  • 年齢は15~34歳
  • 無気力な生活をしている

働きたくても働けない人や、35歳以上の人はニートの括りに入っていないことになります。
働きたくても働けない人、働く意思がある人はニートではなく失業者になります。

昔働いていた人もニートに!?女性がニートになる理由・原因

ニートというと最初から働いていないというイメージがありますが、そうではありません。
以前仕事をしていたのにニートになってしまうこともあります。
女性がニートになる理由・原因には、次のようなものがあります。

その1.結婚を見越して家事手伝いをしている

女性がニートになる原因・理由で1番多いのが「家事手伝いをする」というものです。
学校に行っても、どうせ何年かしたら結婚するだろうと自分で勝手に見越して働かずに家事手伝いをしているという女性がいます。
結婚するために、家事が完璧にできるのはとてもいいことです。
でも結婚相手もいない、結婚する見通しもないのに「家事手伝いをする」というのはとても危険です。

  • お付き合いをしている人がいて結婚の約束をしている
  • 数年の間に絶対に結婚をするという見込みがある
  • 実家がお金持ちで数年働かなくても金銭面に問題がない

上記のような人は働かずに家事手伝いでも問題ありませんが、それ以外の人は長期のニート生活に繋がる可能性もあります。

その2.婚活をするために働かずにニートになる

上記の家事手伝いにも似ているところですが、女性の中には「どうせ働いてもいい相手が見つかればすぐに結婚する」と就職活動よりも婚活を優先している女性がいます。
働きながら婚活をしてもいいのですが、結婚をすることを最優先にしたいために働かずに婚活をメインにする人もいます。
これですぐに結婚相手が見つかればいいのですが、なかなか相手が見つからず、ニート生活が長期化してしまうという女性も多いようです。
また、なかなか相手が見つからないため就職して婚活を続けようとしても職歴がないため、今度は仕事が見つからないという悪循環を起こしてしまうという女性もいます。

その3.以前働いていた会社の人間関係でニートになる

ニートの女性が全く働いたことがないというわけではありません。
以前、普通に仕事をしていたけれどそこでの人間関係がうまくいかず、新しい職場で働いても人間関係がうまくいかないのではという思いがあり仕事に就けないという人もいます。
職場を変えれば新しい環境になるので、人間関係もあまり問題はないのですが1度人間関係で嫌な思いをすると人間不信になることもあるので、ニート生活が長くなることもあります。

その4.やりたいことを優先してニートになる

好きなこと、やりたいことを仕事に繋げたいと思っている人は男女ともにいます。
仕事をしながら夢に向かってチャレンジしている人もいますが、それでは思ったようにやりたいことができないため、仕事をせずにやりたいことを優先してニートになることもあります。
やりたいことを優先というのには、次のようなものがあります。

  • 音楽で生計を立てたい
  • 小説、物書きとして活躍したい
  • 漫画家を目指している

その他にも、絵画や美術品制作など、自分が作るもので生計を立てたいという人はこのパターンでニートになることが多いです。

その5.いじめや人間不信で引きこもりになりニートになる

ニートの中で1番脱出が難しいと言われているのが、いじめや人間不信による引きこもりです。

  • 学生時代からいじめられていた
  • 職場で上司や先輩に嫌がらせを受けた経験がある
  • 何をしても自分だけ怒られる
  • 信用していた人に裏切られた

上記のような経験をすると、人を信じるのが怖くなり人との関わりを拒絶してしまいます。
そのため、仕事に就くのが難しくなりニート生活が長期間に及ぶこともあります。

その6.最初から働く意欲がない

女性ニートの中には、最初から働く意欲がなくてニートになったという人もいます。

  • 実家がお金持ちでお金に困らない
  • 実家で暮らしているので出費がない
  • 働かなくても親が何も言わない

上記のような人は、働かなければいけないという意欲がわかなくなり、ニート生活を続けることもあります。

その7.仕事を探してもなかなか見つからない

一生懸命仕事を探してもなかなか見つからず、ニートになるという人もいます。
働く意欲がある人はニートの定義に当てはまらないと言いますが、就職活動をずっと続けてもなかなか仕事が見つからないと探すことに疲れてしまい、仕事に就くのを諦めてしまうこともあります。
そうなると、ニート生活に突入してしまいます。
女性の場合、再就職する時に結婚や出産について聞かれることもあります。
せっかく採用しても結婚や出産で休まれたり退職されると困るからです。そのため、女性は再就職が難しいと言われています。
条件を緩めると仕事が見つかることもありますが、妥協して働くとまた仕事を辞めたくなる可能性もあります。

その8.ケガや病気で仕事を辞めてニートになる

ニートの人の中には、ケガや病気が原因で仕事を辞めてニートになってしまったという人もいます。
ケガや病気でも働きたいという意欲がある人はニートの括りにはならないのですが、思ったように治療がうまくいかず働く意欲がなくなるとニートになってしまいます。
ケガや病気には様々なものがあります。治療ですぐに治るものから、長期間お付き合いしていかなくてはいけないものと様々です。

お金だけじゃない!ニートになると将来に抱える不安は増える

ニートの中には、今は貯蓄がありお金に余裕があったり、実家暮らしで食事や住居に困ったことがないという人もいます。

その1.ニート生活が長くなると正社員として就職が難しくなる

就職をする際、履歴書に職歴を記載する必要があります。面接の時に「空白期間は何をしていましたか?」と質問をされることがあります。
そこで何もせずにいたと答えると会社側も正社員としての雇用は難しいと判断するため、なかなか正社員として就職が難しくなってしまいます。

その2.結婚できない、婚期を逃す可能性がある

「どうせ結婚したら仕事辞めるから働かなくてもいい」と思っている女性はいませんか?
昔は結婚したら仕事を辞めて専業主婦になるというのが通例のようになっていましたが、今はそうではありません。
結婚しても共働きを希望する男性も増えています。また、ニートで家に引きこもっていると、出会いもありません。
仲の良い友達が合コンや食事会をセッティングしてくれても、ニートと男性に話すと敬遠されてしまいます。
彼氏がいる人も、ニート生活をずっと続けていると「この人と一緒になっても大丈夫なのだろうか」と不安になってしまい、別れに繋がることもあります。

その3.友達や周りとの共通の会話がなくなる

ニートになって友達が離れてしまうこともありますが、ずっと仲良くしてくれる友達もいます。
仲良くしてくれる友達は気を使って食事などに誘ってくれることもありますが、友達が集まった時に仕事や会社の話になった時にニートだとついて行けなくなります。
最初は聞いてるだけでいいと思っていても、自分が置いてきぼりになったような状態で話が続くと居場所がない感じになります。
そのため、いつしか友達とも距離を取るようになり孤立してしまう可能性もあります。

その4.両親が亡くなった時に住むところなどに困る

実家でニート生活を送っている場合、食事や家賃、ガス料金などの共益費は両親が出していることがほとんどです。
両親もずっと健康で生きているわけではありません。
今はいいですが、両親がなくなった時に今まで払ってもらっていたお金が払えなくなり、借金や生活保護のお世話になる可能性があります。
「自分は持ち家だから大丈夫」という人もいますが、持ち家の場合は固定資産税などもかかってきます。
そういうものが払えなくなってしまうと、差し押さえをされてしまい住むところを売品可能性もあります。

今からでも間に合う!?ニートを脱出する方法

しばらく仕事をしていないと、なかなか仕事を見つけるパワーも出てきません。
だからといってダラダラしていると、なかなか仕事も見つからずにずっとニートのままになってしまいます。
ニートを脱出するためには、どこから始めていけばいいのかニートを脱出する方法について紹介します。

その1.生活のリズムを規則正しい時間帯にしていく

ニートの人で多いのが、生活のリズムが乱れていることです。働いていないため、昼夜逆転している人が多く、食事も食べたり食べなかったりとめちゃくちゃになっています。
また、外出することがないからといって、1日中パジャマのままで生活をしていたり、布団の中で生活をしているなんて人もいます。
これではいくら働きたくても無理です。
ニートを脱出ししようとする時は、まずは生活のリズムを規則正しい時間帯に戻していくようにします。

  • 朝は早く起きて、太陽の光を浴びるようにする
  • 食事は朝、昼、夜と決まった時間に食べる
  • 午前中から体が動くようにする
  • 用事がなく家から出ない時も着替えをして身なりを整える
  • 夜は眠くなくても早く布団に入って寝る準備をする

上記のようなことに気を付けて、規則正しい生活を手に入れるようにします。昼夜逆転していると、いきなり生活のリズムを整えようとしても無理です。
できるものから始めて、少しずつ規則正しい生活になるようにしていきます。
生活のリズムが整えば、就職活動も積極的にできるようになります。

その2.まずはアルバイトやパートから始めてみる

仕事を探す時、少しでもいい条件で働きたいと正社員やいろいろな条件とつけて仕事を探す人がいます。
今まで仕事をしていなかったブランクがあるので、自分が思うような仕事や正社員を見つけるのは難しい場合もあります。
なかなか仕事が決まらないと「やっぱり自分は働けないんだ」と諦めてしまい、またニート生活に逆戻りしてしまいます。
いきなりいろいろな条件をつけて仕事を探すと挫折する可能性も高いので、まずは社会や仕事に慣れるようにアルバイトやパートから始めてみるというのもニート脱出の1つです。
仕事を辞めたいという理由の中には、職場の人とのコミュニケーションを取ることができなかったというものがあります。
バイトやパートでコミュニケーション能力を鍛えるのも、正社員への第一歩になります。
正社員だからと無理して嫌な仕事をしていると、また同じことを繰り返す可能性が高いので、まずは働きやすい環境での仕事から始めてみましょう。

その3.資格や職業訓練を受けてスキルアップを図る

ニートになる前、仕事をしていたという人もいます。当時のスキルで今の社会で通用するかというと、それだけでは足りない部分というものが出てきます。
ニート生活が長いとなかなか仕事を見つけるのが難しいと言いますが、ニート期間中もスキルアップの勉強をしていたとなると、相手の見る目が変わります。

  • 資格を取得する
  • ハローワークの職業訓練を受ける
  • 在宅でできる通信教育を受ける

仕事に使える資格やスキルを身につけておくと、履歴祖の資格の欄に書く項目も増えますし、「ニートだからといって家でダラダラしていたわけではない」というアピールにもなるので、就職に有利になります。

その4.家事手伝いを貫くなら全てを完璧にこなせるようにする

ニートの中には「私は家事手伝いなんだからニートじゃない」という人もいます。家事手伝いは悪いわけではありません。
でも、ニートの理由を「家事手伝い」としている場合は、片手間に家事手伝いをするのではなく、完璧に全ての家事をこなせるようにしておきましょう。
料理は得意だけれど掃除が苦手だからしていないというのは、家事手伝いとは言えません。
料理もただするのではなく、メニューの幅を広げるために料理教室に通ったりするのも家事手伝いを極めることに近づきます。

その5.自分で仕事を探すのが難しい場合は第三者の力を借りる

雑誌や求人広告を見て自分で仕事を見つけようとしても、なかなかいいものがなかったりいくら受けても決まらなかったりすることがあります。
そういう時は、第三者の力を借りて仕事を探すのもニート脱出の1つの手段です。

ハローワーク
求人のほとんどが地元の企業で、仕事の紹介だけではなく職業訓練やセミナーなどのサポートもしてくれます。
また、面接や履歴書記載のアドバイスなどをしてくれることもあるため、就職で迷った時はまずはハローワークを利用してみましょう。
転職エージェント
ここ数年、利用する人が増えてきたのが転職エージェントです。
転職エージェントは就職が決まるまでサポートをしてくれるため、自分だけでいろいろと抱え込む必要がないため終活が苦痛でニートに逆戻りというのを防げます。
知人や親の紹介
就職でよく「親のコネを使う」と言いますが、知人や親の知り合いで働いてくれる人を探している時は、そういう紹介を利用するのも大事です。
まず働いてみるには、知人がいる職場の方が安心という人は、知人や親の紹介を利用してみましょう。

その6.まずは働ける体、心を作る

病気やケガが原因で働けず、ニートになっている人もいます。そういう人は、急いで仕事を探すと病気やケガの治りも悪くなります。
まずは、働ける体と心を作ることが大事です。
「病気やケガで働けない間に取り残されるのが不安」という人は、資格やスキルアップをして、治療が終わった後に就職しやすいように準備しておくのも1つのニート脱出方法です。

バイトやパートはダメ?ニートを本当に脱出したいなら正社員を目指す

ニート生活を続けていると、仕事をすること自体が難しくて最初はバイトやパートから始めることも大事です。
しかし、将来のことを考えるとバイトやパートよりは正社員を目指す方が良いと言われています。
また、正社員になることで責任感も出てくるため、本当にニートから脱出したい場合は正社員を目指すことが重要です。
その他、正社員になることで得られるメリットもたくさんあります。

その1.正社員として働くことで信用度が高くなる

無職の人がクレジットカードを作ったりローンを組むことができないというのは、ほとんどの人が知っていると思います。
実は働いていても、アルバイトやパートの場合、カード審査が通らなかったり家族などの保証人が必要なことがあります。
正社員になると安定した収入や雇用形態がはっきりとしているため信用度が高くなり、カード審査などで引っかかることはほとんどありません。

その2.雇用が安定するため転職などを考えなくていい

ここ数年、終身雇用制度を廃止する企業も増えてきましたが、ほとんどの企業が定年まで勤務することができるようになっています。
また、雇用が安定している会社は育児休暇や出産前の休暇なども取りやすいところも多く、女性も安心して働ける環境が整っています。
女性の場合、出産や育児時の休暇取得ができないと仕事を辞めなければいけないことがありますが、雇用が安定していて育児などに関する環境が整っている企業であれば、定年まで働くことも可能です。

その3.月給以外に賞与があるのでモチベーションが上がる

バイトやパートの場合、時給や勤務日数によって毎月の給与が違ってきます。
いっぱい働けばそれだけ給与は増えますが、ほとんどのバイトやパートは賞与がありません。
正社員の場合、年に1~2回の賞与があります。
月給が固定給でも賞与があると、バイトやパートよりも金銭面でも余裕が出てきますし、賞与が貰えるということで仕事へのモチベーションも上がってきます。

その4.福利厚生がしっかりしている

正社員になると、企業によって社員の仕事へのモチベーションやスキルアップのために研修をしているところがあります。
それだけではなく、仕事に関わる習い事であればバックアップしてくれるというところもあります。
それだけではなく、福利厚生もしっかりとしていて社員であればいろいろなサービスが受けられるというものもあります。

  • 旅館やホテルの利用料金の割引
  • ジムやフィットネルスクラブの割引
  • テーマパークやアミューズメントパークの優待券

上記のような少しでもリフレッシュをして欲しいという意味で料金の割引や優待券の配布などもあり、これは正社員しか利用することができません。
福利厚生がある企業でバイトやパートをしていても、このサービスを受けることはほとんどの企業ではできないようになっています。

女性ニートも増えている今、他人事ではない

ニートは若い世代の男性に多いから、ある程度の年齢の人や女性はなりにくいと思っている人がいますが、ニートはそうではありません。
最近では女性ニートも増えていて、中には女性だから働かなくても大丈夫とニート生活を送っている人もいます。
また、急に仕事を失ってニート生活になることもあります。
「私は大丈夫、ニートにはならない」と思うのではなく、もしニートになった時の脱出方法を覚えておいてニートにならないよう心がけることが大事です。

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