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お局とは?その特徴と何かと面倒なお局との付き合い方と対処法

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お局とはもともとは江戸時代や宮中で古くから使われていた階級を表す言葉です。現在では、職場で株の女性社員のことを意味します。
本来の意味は指導的立場を持つ立場の女性という意味でしたが、現在ではネガティブなイメージを持たれています。
古株の女性社員でも、優しく尊敬できる女性の先輩に使われることはほとんどありません。
どちらかというと、「意地悪」「嫌味が多い」「行き遅れ」といった要素を持つ女性社員に使われることが多いです。
職場にはお局がいる可能性が高く、一緒に仕事をすることもあるでしょう。ここでは、お局の特徴とうざったいお局と上手く付き合うコツについて紹介していきます。

お局の定義とは?勤続年数の長い面倒な存在の女性

もともとは単に階級やポジションを示す言葉として使われていたお局。それが、いつの間にやら勤続年数の長い面倒な女性社員のことを指すようになりました。
ここでは、お局の語源や一般的なお局の概念について詳しく紹介していきます。

お局の語源とは

時代劇などで見たことがある人も多いと思いますが、お局とは江戸時代の大奥で局(個室のこと)を与えられた女性のことを言います。

現代でも指導的立場にある女性のことをお局と呼ぶことがありますが、当時マイナスイメージはなく単なる階級を表す言葉として使われていたのです。

しかし、あるテレビドラマをきっかけにお局に対する概念がガラリと変わります。実際にこの年の流行語にもノミネートされたほど流行しました。
その後、お局が侮辱する言葉として認識されるようになったのです。

お局の年代は?独身が多いの?

一般的にお局とは「年齢が上で独身」というイメージがあります。しかし、必ずしもそうだとは限りません。20代、30代と年齢が若くても、既婚でもお局と呼ばれることがあります。
また、年齢が上で独身であっても尊敬できる独身の先輩もいます。年齢や未婚であることだけで、お局だと決めてしまうのはよくありません。

扱いが非常に面倒でやっかいな存在!お局の主な特徴

侮辱的な意味で使われるお局ですが、一体どんな人のことを指すのでしょうか。その具体的な特徴を紹介していきます。

気分が態度や顔に出る

機嫌のよいとき、悪いときがあからさまです。機嫌の良いときは優しい言葉をかけたり、仕事を手伝ってくれたりするのですが、機嫌の悪いときは不機嫌オーラを全身から発しています。
こちらが話しかけてもぶっきらぼうに返事をされたり、無視されたりすることもあるのです。

常にお局の顔色を伺ってから、話しかけたり仕事をお願いしたりする必要がありますので、扱いに困ります。

悪口や嫌味が多い

人の悪口や嫌味を言うことが大好きです。相手によっては、その人にわざと聞こえるような声で陰口や悪口を言うことがあるでしょう。
場合によっては上司や重役もお局に逆らえないこともあり、自分よりも弱い立場の人の悪口を皆の前で平気で言ってのけるのです。
また、時にはちょっとしたミスでもしつこく説教をしてきたり、責め立てたりすることもあります。過去のミスを引き出して嫌味を言われることもあるでしょう。

噂話が大好き

悪口と同様にお局は噂話が大好き。ターゲットにされてしまうと大変です。根も葉もない噂を立てられることもあるでしょう。
ちょっとプライベートのことをお局に話したとしたら、そこから火がついて大げさな噂話に発展する危険性も高いのです。

自分のルールが職場のルール

それぞれの職場ごとに何かしらのルールがあると思います。みんなで決めたルールではなく、お局独自がルールを作っていることもあります。

そして、そのルールを守らない人に対しては容赦なく攻撃を仕掛けてくるでしょう。自分のやり方よりも効率が良く優れたルールがあったとしても、聞く耳を持ちません。

自分は楽をしようとする

お局は面倒なことを極端に嫌う人が多いです。そのため、仕事を教えてもらう立場であったとしても、丁寧に教えてくれることはなく、万が一ミスをしてしまっても責任逃れをしようとします。
また、面倒な仕事を与えられたときは、何かしらの理由をつけて他の人に仕事を振ろうとしてくるのです。

自分のミスを認めない

お局は他人のミスを責めたてますが、自分の非は認めません。特に自分よりも年下の子に何か指摘されることをひどく嫌います。
基準はあくまでも自分。自分のルールや価値観が常に正しく、それを押し付けようとしてくるのです。

仲間を作ろうとする

1人だけで行動することを嫌い、仲間を作ろうとします。誰かの悪口や噂話についても仲間の同士で行うことが多いです。
また、女子会を開催するのも大好きで、仲間や新人を集めて女子会を開こうとします。
もしも、お局の誘いを断ろうものなら、あなたが悪口やいじめのターゲットとなってしまうでしょう。

人によって態度があからさまに違う

自分よりも上の立場の人や男性社員の前ではコロッと態度を変えます。注意されても素直に聞き入れ、反論することもほとんどありません。
相手が他の女性社員や後輩になると態度が一変します。また、後輩でも気に入っている子に対しては優しく接してくるので、お局の好き嫌いはあからさまです。

未婚化、離婚経験者が多い

すぐに人を見下すような態度をとる、人をいじめることが大好きな人が多いです。自分の思い通りにならないことがあると、八つ当たりをしてきますので私生活でも失敗している人が多いです。
性格的に難のある人が多いため未婚であるか、離婚経験があると言う人が少なくありません。

相手にしないことも大切!面倒なお局の対処法

面倒な人とはプライベートであれば距離を置くことができますが、職場だとそうはいきません。ウザいお局とはどのように付き合ったらよいのでしょうか。

お局が生まれてしまった環境

今では周りから嫌われているお局でも、入社当初は様子が違っていたはずです。お局になってしまうのはもともとの性格も関係していますが、なぜこのようなお局が職場に発生してしまうのでしょうか。
まずは、お局になってしまった原因を考えてみましょう。それが、改善策を見つけるヒントになることがあるからです。

仕事量が少ない
仕事が忙しく仕事に集中していれば他人を気にする暇もないでしょう。しかし、仕事量が少ないと暇を持て余すようになり他人の粗探しをするようになります。
会社の評価制度
評価によって給料が決まるような職場では、お局のような仕事を適当にやっている人は影響を受けます。
面倒な仕事から逃げているお局を正当に評価する制度がないため、お局が調子に乗るのです。
自分に余裕がない
仕事やプライベートで悩みがあると精神的に余裕がなくなり、他人を思いやる気持ちが薄れてきます。それが原因でちょっとしたことでも嫌味や悪口を言うようになるのです。
コンプレックス
自分に自信がなく劣等感がないからこそ、自分よりも優れた点(若さや美貌)に嫉妬するのです。

お局が誕生してしまうのはさまざまな理由があります。職場のお局で該当する理由がないか、考えてみましょう。

お局様とはどう付き合ったらいいの?

面倒な存在であるお局様と、まともに付き合うだけ無駄です。適当に対処することで乗り切りましょう。

過剰反応しない
お局はちょっとしたことでも嫌味や悪口を言う天才です。誰だって自分のことを非難されたら良い気分はしないでしょう。
しかし、お局に悪口や悪い噂を立てられたりしても過剰に反応しないことが大切です。
悪口や噂であなたが落ち込んでいるのを見るのが、お局は喜びます。お局が言っていることは右から左に受け流しましょう。
仕事に集中しよう
仕事を頑張ってお局よりも仕事ができる人間になりましょう。そうすれば、周りの評価も変わってきて会社からも重宝されるようになるはずです。
褒めて機嫌よくさせる
お局は機嫌が悪くなると攻撃的になりますので、お局を褒めて良い気分にさせましょう。そうすれば機嫌も良くなって悪口や嫌味をあまり言わなくなるかもしれません。
上司に相談する
あまりにもお局の言動が目に余るときは、上司に相談してみるのも手段のひとつです。悪口や陰口をいわれた証拠を残すために、レコーダーで記録を残しておくのも手段のひとつです。

ウザいお局と一緒に仕事をすると、ストレスがたまるでしょう。少しでも、ストレスが緩和されるように、いろいろな対策を試してみましょう。

お局を反面教師に!自分もお局にならないように気を付けて!

職場にいるお局も、入社当初は初々しい社員だったはずです。それがいつの間にか皆に嫌われるお局になってしまいました。
しかし、女性社員であれば誰でもお局になり得る可能性があります。自分はあんな意地悪な人にはならない!と思っても、次第にお局のような言動をとるようになってしまうかもしれません。
お局は反面教師です。あんな人間にならないように、日ごろから自分の言動には十分注意しましょう。
また、お局も上手く対応することで、無駄にストレスを溜めることなく付き合えるようになるはずです。

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