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「お疲れ様」と「ご苦労様」は誰に言う?他のねぎらい言葉も紹介!

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「お疲れ様」と「ご苦労様」は相手をいたわる言葉です。この言葉が聞こえない日はないほど、日常的に使われています。
この2つは、相手の立場が自分より上か下かで使い分けがされることは知っていますか?「そんなの常識だよ」と笑っている方も、改めて確認してみましょう。
この記事では、「お疲れ様」「ご苦労様」を誰に対して使うのかを解説した後、この2つ以外のねぎらいの言葉も、部下に向けたもの、上司に向けたもの、と分けてご紹介していきます。
「実は使い分け方をよく知らない」という方はもちろんのこと、「毎日お疲れ様だけ言うのは、心がこもってない気がする」という方にもオススメできる内容となっています。
ねぎらい言葉を正しく使いこなして、好印象にしていきましょう!

「お疲れ様」「ご苦労様」は自分より上か下かで使い分ける!

「お疲れ様」と「ご苦労様」。この2つはねぎらい言葉と呼ばれ、相手の労力を気遣う言葉です。使い分け方はカンタン。自分より目上(上司)には「お疲れ様」。自分より目下(部下)には「ご苦労様」と使い分けていきます。
使い方は、業務中の上司への挨拶や、作業内容について相談するときに「お疲れ様です」とひと言。また、部下が資料を作ってきてくれたときには「ご苦労様」とひと言。ねぎらい言葉をかけるだけでも、受け取る印象は変わっていきます。
これらはビジネスマナーとしてそう使うべき、と分けられているのではなく、言葉自体にも意味があります。
「お疲れ様」の言葉にはそのまま、相手をねぎらった挨拶。一方「ご苦労様」には他人の苦労に敬意を表した言葉ですが、目上の方に使うのは絶対にNG。「お前に苦労をかけたつもりはない」と不快に思う方もいます。

「様」が付いていない「ご苦労」は、相手を見下すときにも使われるからです。「こんなところまでご苦労だったな」というセリフは、小説やドラマで時々見かけますよね。反対に、「よくこんなところまで、お疲れ」だと、気遣いのできる良い人というイメージに変わると思います。

使い分けに混乱してしまう場合は「お疲れ様」だけを覚えていれば大丈夫。心をこめて業務の最後に「お疲れ様でした」。同僚や部下に対しての「おつかれー」などと使っていきましょう。

他のねぎらい言葉を覚えてバリエーションを増やそう!

「お疲れ様」と「ご苦労様」だけでは、相手をねぎらっている気がしない。という方は、他のねぎらい言葉を覚えて言葉のバリエーションを増やしてみましょう。

部下に対して:次のやる気に繋がるような言葉をかける

仕事をこなしてきてくれる部下に対して無言になっていませんか?部下も「本当にこれで良かったのか?」と思って不安になってしまいます。やる気がなくなってしまう前に「ご苦労様」以外のねぎらい言葉を使ってみましょう。
「ありがとう、助かったよ」は、なかでも使いやすいねぎらい言葉。「あなたのおかげで順調よ」も、しっかり仕事ができていることを褒めます。
また、純粋に「頑張ったね」と声を掛けてあげるのも、モチベーションを上げさせる言葉です。良い仕事をしたらしっかり労ってあげましょうね。

上司に対して:感謝の意を込めてねぎらい言葉をかけていく

上司には「お疲れ様です」と毎日言っているだけになっていませんか?上司は部下を労って、モチベーションを上げていますが、上司自身はモチベーションが上がっていません。なので、部下から労ってみてください。
「アドバイスがとても勉強になりました」と、資料を渡す際にひと言。「フォローしていただいて大変助かってます」もステキなひと言。そして最後に「ありがとうございます」と感謝の意を伝えてみましょう。

「上司はいつも怒ってばかりで、感謝したいほどの仕事もやっていない」と感じている方は、少し考えてみてください。部下に意味もなく威張り散らすなどのパワハラと感じるものでなければ、上司の理不尽に思う行動は、実は自分やチームのためを思ってやっていることかもしれません。

誰に対してもねぎらいの言葉を忘れずに

ここまで「お疲れ様」と「ご苦労様」の使い分け方や、それ以外のねぎらい言葉をご紹介してきましたが、参考になりましたか?相手の立場が上でも下でも、相手を気遣うねぎらいの気持ち、そして感謝の言葉は忘れないようにしましょうね。

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