子供にも人気なパン屋さんの仕事。憧れの職業ですよね。
店内はオシャレにディスプレイされているお店が多く、ユニフォームもパン屋さんの雰囲気にピッタリで絵になる感じがします。働いている人も笑顔で楽しそうで、おいしいパンも買い物しやすくていいことが多そう。大好きなパンに毎日囲まれて幸せなイメージがします。
大人でもパン屋さんで働いてみたいと思っている人が多く人気です。パン好きにはたまらなく魅力的な仕事です。
素敵な仕事に見えるパン屋さんの仕事内容は実際にはどうなのでしょうか?この記事では、パン屋さんの時給や仕事内容、実際に働いていた人たちの声などを紹介していきます。
パン屋さんの仕事がなんとなくわかってきますよ。
Contents
パン屋さんの条件はいい?パートの平均時給や働く時間帯は?
パートをするのに気になるのが時給です。地域によって少々異なりますが、大体900円~1050円くらいになるようです。他のパートと比較すると、高い方ではないと言えます。
働く時間帯ですが、大体が8時~22時の間というお店が多いようです。お店によって異なりますが、早朝7時出勤や夜23時までなんてお店も。パン屋さんの朝は早いと言いますが、意外に夜遅くまで仕事しているのですね。
募集している時だし間帯がどこなのか?週何日か?などををチェックしてみましょう。
オシャレだし、楽しくに働けそう。パン屋さんの仕事内容とは?
オシャレでかわいいパン屋さんは一体どのような仕事をしているのでしょうか?細かく見ていきましょう。
お客様が最後に通る場所レジ・キャッシャー
パン屋さんでは、レジやキャッシーといわれる金銭授受をすることが仕事のひとつです。パン屋さんで働くパートたちはほぼレジやキャッシャーを任されます。
購入側にいる時には簡単にレジ打ちしているかのように見えますね。実は、お店によって少々異なるものの、陰ではパンと名称を完全に暗記するように努力しています。
また、レジやキャッシャーはお客様とパン屋さんとのお金の行き来の仲介役のようなものです。金銭を間違えることのないように正確に行うこともパン屋さんの大切な役割です。
パン屋さんは明るく穏やかだったり、オシャレな雰囲気のお店が多いのでその雰囲気に合わせて感じよく笑顔で対応するように努めます。間違っても「ムスッ」とした顔でお客様を送るようなことはしないこと。せっかくパンの評判が良くても、最後の印象が悪いと評判も落ちてしまうからです。
- パンと商品名を一致させるように暗記
- お店によってはパンと商品名、値段を暗記
- レジではお金を間違えないように集中する
- どのようなお客様にも笑顔で感じよく
パンを焼く役割をもらうことも
レジや接客よりもパンを焼くことに興味がある人は、パンを焼くという役割を任されることもありますよ。
パンを焼くのは意外と重労働です。生地はまとまると重い上に並べる鉄板も重い…力仕事になるので覚悟が必要です。重いパンをのせた鉄板を釜に入れたり、出したりするので腕の筋肉が痛くなることもあるくらいです。
また、パン生地はデリケートです。パン生地の種類、季節、気温、湿度によって同じパンでも発酵時間が微妙に違ってくるもの。焼き時間もちょっとの差で見た目や味が変わってくるため、油断はできません。
感覚を研ぎ澄ましながら、しっかりと教えてもらいながら身に付けていきます。気を抜くことができない仕事です。
- 重労働
- 火傷に注意
- パンの発酵に気を抜けない
- 感覚で覚えていく
- 焼き時間も気を抜けない
パンを常にキレイに陳列
おいしく焼けたパンをキレイに陳列するのもパン屋さんの仕事のひとつです。焼き立てのパンをどのように陳列するかでもお客様への印象が変わってきます。
焼き立てのパンは「今、焼き上がった」ということをお客様に伝えながら陳列したり、売れ行きが良かったパンのスカスカなトレーをキレイに魅力的に見せるように陳列し直したりします。
また、食パンをスライサーという機械でスライスするのも仕事のひとつです。スライサーでのケガは十分に気をつけなけらばなりません。
- 焼き立てパンを素早く陳列
- 焼き立てであることをお客様に伝える
- おいしいパンの魅力が伝わるように陳列
- スライサーでのケガは大きいので注意が必須
お客様の質問に答えるのも仕事
販売の仕事に必須なのが接客です。いろいろなお客様が来店し、質問をしてきます。
例えば、パンの素材やパンの陳列場所、おすすめのパンの種類、料理に合うパンなど質問されることがあります。すぐに答えることができるようにある程度の知識が必要になります。
食事制限をしている人、健康志向の人、アレルギーの人、バターが好きな人など、意外に質問されることが多いので軽く知識を入れておくと便利です。
- ザックリとでもパンの素材や特徴を頭に入れておく
- パンの成分も覚えておくと便利
- お客様の質問に答えるようにしておく
店内のクリンネス
食べもの屋さんの店内は清潔でないといけません。不衛生なお店には誰も行きたくないですよね?
基本的にパン屋さんの店内を掃除するタイミングは閉店後になります。時間が限られているので、お客様が引いてきた時間から少しずつ、差支えないところから進めていきます。
あまり触れないディスプレイなどにはホコリがたまりやすいので定期的に取るように気を配ります。
- 時間が限られているのでテキパキする
- 店内はキレイに保つよう心掛ける
- パンを扱っているのでディスプレイのホコリにも敏感になる
パンのトレーなどを清潔に保つようにする
店内のクリンネスと同じように、パンを並べるトレーやカゴなども清潔にします。アルコール除菌を定期的にしたり、使い終わったトレーや鉄板などは定期的に洗うようにします。
- トレーや鉄板はキレイに洗う
- アルコール除菌をして清潔に保つ
パン屋さんのパートにはどのような性格の人がおすすめ?
楽しそうに働いているパン屋さんですが、どのような性格の人が向いてるのでしょうか?
人と接するのが好きな人
パン屋さんの仕事は、お客様と接することが多いので人と接することが好きな人がおすすめです。パン屋さんの接客は、どちらかというとフレンドリー。近所のお得意様の軽い世間話にもお付き合いできるような気軽さがあるとお客様の満足度もアップ。
パンが好きな人
パンを1日中焼いているので、店内はパンの匂いに包まれています。パンの匂いに飽きてしまい「もう、パンなんて見たくない…」となってしまう人には不向き。
パンが好きだと好奇心から試食をしてパンの値段や商品名を覚えるのもスムーズに。パンが好きということが意外に重要です。
オシャレよりも清潔感を実行できる人
パン屋さんは食べもの屋さんです。清潔感が絶対条件になりますので、トレンドのキラキラネイルやゆるいヘアスタイルなどを崩すことができない人はやめた方が良いでしょう。
パンと一緒に髪の毛が入っていたなどあったら信用問題に関わります。かなり重要なことなので、オシャレを最優先したい人はパン屋さんには向いていません。
立ち仕事でも大丈夫な人
パン屋さんの仕事は1日中立っている「立ち仕事」です。疲れやすい人は、足が痛くなって長時間は辛くなるかもしれません。1日立っていても、また店内を動いていても大丈夫な人が向いています。
実際にパン屋さんで働いたパートさんたちの声をきいてみよう
実際にパン屋さんで働いたことのある経験者の声を聞いてみました。楽しいことが多いようですが、やはり「大変だ」と感じることもあるようです。
- パン屋パートが一番楽しかったです。パンをつくるのとか楽しい。
- パン屋バイト最高。パンも社員販売できるので子供も喜びます。
- 焼き立てのパンたちに囲まれると幸せな気分になれますよ。い~い匂い。
- オールシーズン同じ長袖厚手のコック服コック服の下は汗だくです。水分補給を気をつけなくては。
- うるさいお客様の対応だけがちょっと面倒です…
やはりパンが好きな人には向いている職場なようですね。楽しんで仕事ができるようですし、店内の雰囲気にも満たされるようです。
大変と感じるところは、釜の傍で働いている人は想像以上に暑いようなので体調管理にも気を配りながら仕事をしていかなくてはいけないようです。水分を上手に補給することが非常に大切だというのが伝わってきます。
いろいろなお客様がいるので、スタッフと情報交換をしながら誠意を持って対応すると気持ちも軽く接客ができるかもしれません。
パン屋さんでの仕事がイメージできたでしょうか?
パン屋さんでパートをしたいと思っているならお店を見に行ってみよう
パン屋さんの仕事はけっこう重労働なところもある様子です。もし気になるお店があるなら、実際にそのお店に足を運んでみるのがおすすめです。パン屋さんのお店の雰囲気やスタッフの仕事ぶりなども理解しやすいでしょう。
パン屋さんの仕事は気さくで楽しい。気になるお店をチェックしてみましょう。