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履歴書不要のバイトがあるのはなぜ?履歴書の意味も解説

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バイトの応募に必ずといっていい程必要とされるのが、履歴書ですね。しかし、バイトを応募している企業の中には、履歴書不要で採用を行っている所もあります。こうした求人を見かけて、不思議に思った方も多いでしょう。
履歴書不要で募集をかけている所は、どういった理由でこの様な募集をかけているのでしょうか。また、どの様なバイトでこのような募集があるのでしょうか。
今回は、バイト募集に時々ある、履歴書不要で募集をかけている求人について解説していきます。なぜ履歴書が不要とされているのか、不要の場合でも用意した方が良い書類はあるのかといった事を説明していきます。参考にして下さい。

そもそも、履歴書が必要な理由は何だろう。履歴書が必要な理由と、不要とされる場合の意味を知ろう

履歴書不要のバイトがありますが、そもそも履歴書という書類がどうして必要とされるのか、という点も気になりますね。
まずは履歴書がどうして必要なのか、それがいらないバイトはどういう意図で履歴書を不要としているのかという事を解説していきます。

履歴書が必要とされる意味

実は、就職の際、履歴書は必ず必要である書類ではありません。
履歴書は企業が雇用者を管理する為に作成する物です。企業は労働者を雇う時に『労働者名簿』というものを作成しなくてはなりません。これを作成するのに、履歴書の情報が必要になるのです。
労働者名簿を作る際、必要な情報は以下の通りになります。

  • 労働者の氏名
  • 生年月日
  • 性別
  • 現住所
  • 過去の学歴や職歴
  • 従事する業務の種類
  • 雇入の年月日
  • 退職の年月日及びその理由(退職の事由が解雇の場合は、その理由も含む)
  • 死亡の年月日とその理由

いくつかの情報を見ると、履歴書に記入する内容と同じ内容がある事に気が付きます。
履歴書の内容は、この労働者名簿に必要な情報を記入する為に使われているのです。

バイトによっては履歴書がいらない場合もある

労働者名簿に記入する内容は、必ずしも履歴書から得なくてはならない、という訳ではありません。労働者名簿の作成は義務ですが、その情報を得る先までは、法律では決まっていません。
その為、バイトを募集している企業によっては、履歴書を使わずに募集をかけている場合があります。
また、雇用形態によっては労働者名簿の作成をしなくても良い場合があります。これに該当する雇用形態で働く人を募集している企業も、履歴書不要としてバイト募集をしている事があります。

履歴書不要でも用意した方がいい書類

履歴書が不要な場合でも、用意した方が良い書類や、必要となる道具があります。

  • 本人確認書類
  • 給与振込口座の書類
  • 印鑑や朱肉

等です。
それぞれ必要な理由を解説していきます。
まず、本人確認書類です。
履歴書が不要な場合でも、

  • 氏名
  • 現住所
  • 生年月日

等の確認は最低限必要になります。
これらの情報が合っているかどうかを企業が確認する為に、本人確認書類を使うのです。
使われる書類は、

  • 運転免許証
  • 保険証
  • パスポート
  • マイナンバーカード

等であれば問題ありません。
次に、給与の振込口座についてです。給与を手渡ししない限りは、銀行振込で対応します。給与を振り込んでもらう銀行口座の情報は、銀行振り込みをする場合は必ず聞かれますから、忘れずに用意しておきましょう。

  • 通帳
  • キャッシュカード

等を持っていけば問題ありません。
最後の朱肉と印鑑ですが、面接や採用の手続きの際、印鑑が必要になる場合があります。仕事内容によっては公的な書類に印鑑を押す場合もありますので、シャチハタや水性インクは避けましょう。ちゃんと印鑑と朱肉を用意して下さい。

履歴書のバイトはたくさんある。多いケースを解説

履歴書不要のバイトは、意外にもたくさん募集があります。履歴書が不要な場合の募集先に多いケースを紹介していきます。

専用の応募書類がある

履歴書不要のバイトに多いのが『履歴書はないが、専用の応募書類がある』ケースです。

  • 面接
  • 登録会

の会場で、専用シートに必要事項を記入する為、履歴書を持参する必要がない、という訳です。
記入項目は企業によって違いがあります。その企業が人を雇う際に、チェックしたい項目を中心に記入できるようになっている為です。また、フォーマットが全て同じなので、企業が管理しやすいというメリットもあります。

単発・日雇いのバイト

単発や日雇いのバイトだと、履歴書を不要とする所が多いです。この様なバイトだと、自分の連絡先だけ伝えれば、もうその日のうちに働き始められるような所もあります。
大手企業が管理している職場ではありえないですが、

  • 規模の小さい会社
  • 日雇いの人で仕事を動かしている会社

等では、まれにこういった形で管理コストを削減している所があります。
連絡先を伝えれば、すぐに働き始められるというメリットがありますが、管理コストを削減しているという事は、万が一何かあった時の対応が不十分である可能性もあるという事です。
特に、連絡先も聞かれずに始められるような所は、その可能性が高いです。
リスクの高い所で働いていると、思わぬ形でダメージを受ける場合もあります。連絡先も聞かれないような所では、働くのは避けましょう。

それ以外の理由がある場合も

  • 応募用のシートがある
  • 特殊な雇用形態である

という以外の理由も、当然あります。

  • 応募のハードルを下げる事で、たくさんの人に応募してもらおうとしている
  • サイトによる応募受付を実施しており、履歴書を用意する必要がない
  • 履歴書の内容よりも、面接での内容を重視している

等、企業によって様々な理由があります。
応募者ができるだけたくさん欲しいという所は、他よりも採用されやすい傾向にあります。逆に、サイト等で応募を管理している所や、面接での内容を重視したい所等は、採用の難易度は履歴書が必要な所とそう変わりません。
履歴書不要、と一口に言っても、その不要の理由によって採用されるかどうかの難易度も大きく変わっていきます。履歴書不要の所に応募しようと思ったら、まずはどの様な理由で履歴書を不要としているのかを調べておくといいでしょう。

履歴書不要のバイトにはその理由がある。理由をちゃんと確かめておこう

履歴書が不要なバイトには、不要な理由がちゃんとあります。
理由によっては、リスクの高いバイトである事や、採用の難易度が他と変わらない事等が分かる事もあります。履歴書不要のバイトに応募する場合は、その理由をしっかり調べておきましょう。
また、不要な場合でも他の書類が必要になる事もあります。身分証明書や給与の振込に必要な書類等は、忘れずに準備しておくようにしましょう。

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