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履歴書の健康状態は重要な要素!健康状態欄の意味と書き方

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履歴書には現在の情報を書いておく欄がたくさんあります。健康状態を記載する欄も、その一つです。
普段から健康な人はこの欄に関して興味を持つ事もあまりないですが、現在や過去に大きな病気や怪我をした人にとって、書きにくい欄です。
しかし、履歴書の健康状態を記載する欄は、面接をする採用担当者にとっても、面接を受ける側である私達にとっても、とても重要な欄なのです。
ここの記載に漏れがあると、雇用してもらった後のトラブルにつながる事もあります。
今回は、履歴書にある健康状態の欄について、

  • どの様な目的で使われるのか
  • 面接官は記載内容をどういう目で見ているのか
  • 実際の書き方

といった、3つの点を取り上げて説明していきます。

履歴書の健康状態は、採用担当にとっても、私達にとっても重要な要素

履歴書の健康状態の欄は、採用担当者にとっても、私達にとっても、重要な要素を持っています。この欄をどういう目で採用担当者が見ているのか、私達はどの様な使い方をすればいいのかを解説します。

採用担当者が健康状態欄を見る理由

採用担当者が履歴書の健康状態欄を見る理由は「業務をする上で支障が出ないかどうか」を確認する為です。仕事内容や病気の内容によっては、病気や怪我があると業務に支障が出てしまいます。
例えば重い物を持つ業務の場合、足腰に持病があると

  • 業務を満足にこなせない可能性
  • 仕事中の怪我や事故の可能性

が普通の人よりも大きくなります。
この様な人を採用しては、仕事をする事が困難になってしまいます。それを避ける為に確認しているのです。
健康状態欄の記載は、業務に支障が出るかどうかを見る為のものです。あくまでも業務上問題がないかどうかを見る為なので、例の様に明らかな危険性が無い場合は、持病や怪我があっても採用される事もあります。
その為、

  • 持病や怪我がある事を記載しなかった
  • 本来の状態よりも軽めに記載した

等の嘘の記載は絶対にしてはいけません。
この嘘がバレた場合、解雇はもちろん、最悪の場合訴えられたり、逮捕されたりする可能性もあるのです。健康状態欄の内容は、正確に記載する事を心がけて下さい。

問題が無い場合は、アピール欄としても活用できる!

もし、この欄に記載するような事が無い場合、アピール欄として活用できる可能性があります。
この欄は、記載内容が特にない場合はただ「良好」と書けばいいだけなのですが、これにプラスして「きわめて良好(〇年間、病気をした事がありません)」と書けば、自分の健康状態をアピールできます。
この他では、

  • 極めて良好(前職では〇年無欠席でした)
  • 極めて良好(△△(高校等)では、皆勤賞をもらった事があります)

といった内容もあります。
具体的に年数等を書く事で、簡潔で具体的なアピール要素になります。健康状態に問題が無い場合は、積極的に活用していきましょう。

履歴書の健康状態によくある疑問を徹底解説!

では次に、実際に履歴書を記載して行く時によくある疑問と、その書き方について解説していきます。履歴書を記入していて困った時は、こちらをご覧下さい。

現在、治療中の病気や怪我がある場合

現在治療中の病気や怪我があり、通院等の必要がある場合は、それを分かりやすく記載しておきましょう。
例として、以下の様な書き方になります。

  • 現在○○(病名、怪我の部位や状態)の為、月(週)△回の通院が必要です。
  • 現在□□(持病や怪我の後遺症、リハビリ等)の為、月(週)△回の通院が必要です。

この様に、シフトや働く時間帯に配慮が必要な場合は、どの様な配慮が必要なのかを簡潔に記載しておきましょう。
病気や怪我で出来ない事がある場合は、

  • 通常の業務であれば問題ありませんが、○○(病名、怪我の部位や状態)で、△△(特定の作業)ができません
  • 通常の業務であれば問題ありませんが、○○(病名、怪我の部位や状態)で、長時間□□していると、△△といった症状が出てしまいます

といった形で記載していきます。
この様な場合では、

  • 配慮してほしい点
  • 出来ない事がある点

等、業務をしていく上で困る事が予想される内容を、簡潔に、具体的に記載する事を心がけましょう。

過去に大きな病気や怪我をした場合

過去に大きな病気や怪我をした場合、現在の状態によって書き方に違いがあります。
過去に大きな病気や怪我をした場合でも、

  • 現在は完治している(治療の必要が全くない)
  • 薬を飲み続ける等の処置をしていれば問題ない

といった場合なら、良好と書いてその旨を記載しておけば、問題ありません。
具体的には、以下の2点の様な形です。

  • 良好(過去に○○にかかっていましたが、現在は完治しています)
  • 良好(現在は完治しており、業務に支障はありません)

下の例は、職歴に「病気療養の為、退職」等と記載した場合に活用します。
この様に、病気はしたが現在は業務に問題が無い事が分かるように記入しておきましょう。
現在治療中の病気や怪我がある場合や、持病による通院等が必要な場合は、以下の様に記載します。

  • 現在○○にかかっており、月(週)△回の通院が必要ですが、業務に支障はありません。
  • 良好(持病の●●(検査、薬の処方、リハビリ等)で、月(週)に△回の通院をしています)

病院の検査等、シフト上考慮してほしい旨がある場合は上の様な書き方になります。特に考慮してほしい点が無い場合は、良好の後にかっこ書きで記載しておく程度で問題ありません。

業務に支障が出るとは思えないが、良くかかる症状がある場合

  • 花粉症
  • アレルギー
  • 生理痛

等、業務に支障が出る事は稀だけど、良くかかる症状を持っている場合があります。
この様な場合は、

  • 良好(良く○○にかかりますが、薬を飲んでいれば問題ありません)
  • 良好(○○がありますが、業務上支障はありません)

という形で記載しておきましょう。
基本、この様なちょっとした症状の場合は、良好の書き方を応用して記載します。

  • 業務に支障は出ないけど、迷惑をかけそう
  • 仕事をする上で問題は無いけど、配慮してもらえると嬉しい事

があれば、かっこ書きで記載しておくと安心です。

履歴書の健康状態は重要な要素の一つ。忘れず記入しよう

履歴書の健康状態の欄は、採用担当者にとっても、面接を受ける私達にとっても、とても重要な欄です。健康な状態でも、そうでない場合でも、正しい内容を正確に記載するように心がけて下さい。
この欄は上手くいけばアピールポイントにもなる欄です。他の項目同様、ちゃんと記入するようにしましょう。

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