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履歴書の趣味欄の書き方、自己アピールをしながら採用につなげる!

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履歴書の趣味欄、どう書いたらいい?と迷っていませんか。
友達を作りたいわけではなく「採用」を目指しているわけですから、ここは一工夫必要です。単に映画鑑賞、読書と書くだけではもったいないです。
また、特に趣味がないから空欄でいい?と思ってしまうでしょうが、空欄ももったいないです。
ではうまく自己アピールをし、採用につなげるためにはどのように書くのが理想なのでしょうか。
採用担当者の目を引き、「話を聞いてみたい!」と思ってもらえる趣味欄の書き方についてご紹介します。

趣味欄は自己アピールをする場!何となく書いてはダメ

応募者の趣味なんて、正直仕事とどう関係があるのかと思う人もいるでしょう。
そうです、採用担当は別にあなたの趣味を知りたいわけではなくて、「この人はどんな人だろう?」ということを知るための一つの材料として、趣味を聞いているのです。
最近では学歴や資格ではなく、人柄で採用したいという企業も増えています。ただ、短い面接という時間ではなかなかその人の人柄まではわかりづらいもの。
そこで、趣味や特技を聞くことで、どんなことを頑張っているのか、何に打ち込んでいるのか、ということが何となくわかりますよね。
そこからあなたの人柄を見ていくわけですね。

ユニークな趣味は話を盛り上げるきっかけになる

読書や映画鑑賞、音楽鑑賞などを趣味としている人は多いと思います。
ただ、この単語だけを書いてしまうと「普通」にあることなので、担当者の興味を引くことが難しいですね。
ですから、何かしらひとひねり欲しいところです。
ちょっと代わった趣味は印象に残りやすく、「もう少し話を聞いてみたいな」と思ってもらえるでしょう。

適性も見ている

会社にはそれぞれカラーというものがあります。チームワークを大事にする会社もあれば、個人で独立した業務を行っているようなところもあります。

どのような働き方をしているか、どんな人材を求めているかによっても適性は変わってきます。

例えば、一人で企画立案、実行までやって欲しいと考えている会社だったら、「私は旅行が好きですが、航空券もホテルもすべて自分で手配して行くのが好きです」というと、行動力、実行力があると思われますよね。
体育会系でずっとチームでスポーツをやってきた人なら、チームワークを大事にする人だな、と思われるでしょう。
ですから、趣味を通してその人柄を見て、この会社に適した人材かということも見られているわけです。

「特になし」はダメ

趣味がないと思っても、「特になし」と書くのはNGです。自らアピールする機会をふいにしてしまっているその姿勢が、積極性がないと判断されてしまうかもしれません。
後で説明しますが、自分では趣味だと思っていなくても、立派な趣味になっているようなことがあるものです。

嘘もダメ

本当の趣味はいえないとか、そもそも趣味がないからといって、適当な趣味を作り上げて書くのはNGです。
趣味というのは好きなことのはずなので、つっこまれてもあれこれ話せると思いますが、嘘の趣味だとちょっとつっこまれただけで話が途切れてしまうかもしれません。
嘘を書いてる?と思われるのはマイナスポイントですから、興味もないことを書いてはダメです。

自己アピールにつなげる趣味欄の書き方のポイント

それでは、どんな趣味が自己アピールにつながるのか、書き方のポイントについてお話しします。

スキルや性格をアピール

例えば語学が趣味で、英語などを学んでいるという場合。外資系の企業であれば、

  • 英語が話せます
  • TOIECが900点です

というアピールはしやすいと思いますが、もし応募する企業が英会話の能力を必要としていない場合はどうするか。

例えば、好きな俳優がいて、元々はハリウッド映画を字幕なしで見たいと思ったので英語を学び始め、今では字幕なしでも映画鑑賞が出来ます、などといえば、「好きなことのためならとことん頑張る性格」というアピールになります。

掘り下げて書く

読書が好きという人も多いと思いますが、「読書」だけでは面接官も話を広げづらいです。
読書の場合は、

  • どのようなジャンルの本が好きなのか
  • 1ヶ月に何冊くらい読んでいるか

など、少し掘り下げて書いてみるといいでしょう。
もし面接官が同じく読書が趣味だったらそこから話が盛り上がるかもしれないですし、「え、1ヶ月に10冊も読むの?すごいね」など、話が広がると思います。

ギャップを感じる趣味

すごくおとなしそうに見えるのに、実は趣味でロックバンドのボーカルをやっていますとか、見た目とのギャップを感じるような趣味だと目に留まりやすく、話も盛り上がりやすいですね。

少しユニークな趣味

古い建物を見て歩くのが好きとか、お城が好きなので全国制覇したいと思っているなど、少しユニークな趣味があれば、それは話が弾む可能性がありますね。

その趣味で自分の何をアピールしたいのかを考える

特に珍しい趣味がないからといって落ち込む必要はありません。
趣味があるのなら、そこからどう自己アピールにつなげるか、ということを考えてください。

  • コツコツ細かいことをするのが好き
  • 活発な性格
  • 計画を立てることが好き
  • 人を楽しませるのが好き

など、あなたの魅力をアピールできればいいわけです。
日本人は自分のいいところを探すのが苦手なので、もし自分で見つけられない場合は家族や友達に「私ってどんな性格?」「私のいいところって?」と聞いてみてください。
そのアピールポイントと趣味をつなげてみると、書きやすいですし、説明もしやすくなると思います。

理解されにくい趣味は書かない方が無難

本当に趣味にしていたとしても、それが万人受けしにくいものやあまりいい印象を持たれないような趣味は書かない方が無難です。

  • 競馬やパチンコなどギャンブル系の趣味
  • 宗教的なこと
  • マンガ、アニメ

マンガやアニメは日本を代表する文化と言っても過言ではありません。
大人でも大好きな人はたくさんいますが、年配の人の中にはあまりいい印象を持っていない人がいるのも事実です。
また、アニメ=オタク=暗いなどというイメージで見られてしまうこともあるので、残念ですが書かない方がいいかもしれません。

どうしても趣味がない場合は?

これは結構多いと思いますが、人に言えるような趣味がないという場合です。
そんな時は、日常生活の中で自分が何気なくやっていることの中にヒントがあります。
実は、自分が苦もなく出来てしまうことって、趣味や特技だったりするのですが、あまりにさらっと出来てしまうので気づいていない人もいるんです。
例えば家事です。

  • 掃除が好きで毎日する
  • 床をピカピカに磨き上げるのが快感
  • いかに短時間でたくさんの品数のおかずを作るかをいつも考えている
  • 冷蔵庫のあまりものだけで3品は作れる
  • 洗濯物をお店においてあるようにきっちりたたむのが好き

など、家事が好きなら自分がこだわっている部分について書いてみるのもいいと思います。

具体的にどう書いたらいい?趣味欄の書き方例

ただの趣味ではなくて、何かしら自分の能力や仕事につなげるということが大事であるということがお分かり頂けたと思います。
そこで、具体的にどう書いたらいいのか、書き方の例をご紹介します。
ご自分の趣味をちょっとアレンジして書けるように、参考にしてみてください。

書き方の具体例

それでは、書き方の例をいくつかあげてみます。

水泳
5歳から始めて中学の時には全国大会に出場。ストレス解消のために今でもずっと続けています。
ウォーキング
運動不足解消のために、毎日5時に起きて1時間歩いています。早起きするようになってから体調もいいので、台風がこない限り毎日続けています。
テニス
運動不足解消に社会人になってから始めましたが、様々な年代の人と交流が出来るので、同じ趣味の仲間が出来てとても楽しいです。
アウトドア
最低でも月に1回は友人とキャンプに行きます。自然野中を歩くのも楽しいですが、最近はアウトドアクッキングに凝っています。
登山
学生時代から始めた山登りは今でも月に1度は行きます。頂上に着いた時に爽快感は何事にも代え難いです。
茶道
学生の頃から習い始め、今でもずっと続けています。忙しい時でもお茶を立てていると心がとても落ち着きます。
料理
料理を作るのが好きで、週末には世界各国の料理を作ってみるなど、1日料理をしていることもあります。最近はどうしたらもっと美味しそうに見えるか、盛りつけにもこだわっています。
紅茶
紅茶好きが高じて「ティーインストラクター」の資格を取得しました。利き酒ならぬ「利き紅茶」ができます。美味しく淹れることはもちろん、お茶の正しい淹れ方を人に教えることも出来ます。
散歩
休みの日はあてもなくあちこちを歩き回るのが好きです。家から近いのに今まで気がついていなかったカフェを見つけるなど毎回意外な発見があってとても楽しいです。
旅行
パック旅行ではなく、自分ですべて手配していく旅行が好きです。どのルートが一番安いか、どこに美味しいお店があるかなどのリサーチすることから楽しんでいます。
食べ歩き
美味しいものが大好きで、有名なお店だけでなく、雑誌やインターネットには載っていないようなお店を自分で歩き回って開拓するのが好きです。
カメラ
植物の写真を撮るのが好きで、近くの植物園の年間パスポートを持っています。天気のいい日はしょっちゅう写真を撮りに行っています。写真のコンクールで入選するのが目標です。

その趣味をどう楽しんでいるか、どのくらい続けているのかなど、ひと言説明を加えて自己アピールにつなげてください。

長過ぎず、短すぎずがポイント

趣味欄に書き込む時、「読書」などの単語だけだとちょっと短すぎます。「ふーん」で終わってしまいます。
かといって、あまり細かい字でびっしり書き込むと、それはそれで見づらいので、マイナスポイントに。
履歴書はぱっと見て読みやすいことが重要だからです。
単語を1つか2つ書いて、それを説明する文を簡単に書くようにし、読みづらくなっていないか全体をよく見てくださいね。

やっぱり書かないと損をする、履歴書の趣味欄

どうしても書くことが見つからないと空欄にしてしまいたいと思う人もいるでしょうが、それはすごく損なこと。
趣味欄だけで採用が決まるわけではありませんが、「自分」という人間がどういう人間なのかをわかってもらうための欄だと思えば、空欄にするのはいかにもったいないかということがわかるでしょう。
新卒ではないなら、なおさら趣味や特技でこれまでどうやって生きてきたのかをアピールするチャンスです。それによって「今の自分」をわかってもらい、採用につなげましょう!

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