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履歴書の嘘はバレてしまう!小さな嘘がトラブルに繋がる可能性アリ

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「誠実でありたいけれど、書類選考のときに魅力的に見えるように嘘の経歴や資格を書きたい。」そんな思いはありませんか?
どんなことをしてでも自分を良く見せたい気持ちはありますが、嘘をつくという行為は「経歴詐称行為」とも呼べます。
この記事では、履歴書に嘘を書いた場合のトラブルのほかに、嘘が発覚してしまう瞬間などもご紹介しています。
「嘘を書いても絶対にバレない自信がある!」「少し年数いじるくらい平気でしょ?」と考えている方は後悔する前に必ず読んでください。
また、自分を良く見せたい気持ちを抑えて、好印象に見せる自己PRの書き方も紹介しています。経歴や資格だけで合否は左右されません。
就職、転職活動だけでなく、パート・アルバイトの履歴書にも扱える内容となっているので参考にしてみてくださいね。

小さな嘘で自分の人生を台無しにするかもしれない

自分ではささやかな嘘だと思って履歴書に記入しても、企業の側から見ればそれは重要なことだったという可能性があります。
たとえば、企業側が企画力のある人材を募集していたとして、採用されたいがために同僚の企画を挙げて「私はこんな企画をして実績をあげました!」と書いてしまったり。
就労していなかった空白の期間があるのに、略歴にはアルバイトをしていたと書いてみたり、在籍期間を増減させたりなど、「これくらい分からないだろう」と高をくくっているものほど危険です。
嘘がバレる時は、業務中の態度であることが多いです。たとえば、知っているはずなのに初めて聞いたような反応や、専門的な詳しい知識を持っていない。作業の手際が良いという自慢だったのにやらせてみると遅いなどで、能力がないと分かってしまいます。
また、源泉徴収票や退職証明書などの資格証明書の提出を求められた時に発覚することもあります。
転職者の場合は、自分が以前勤めていた職場に、どんな勤務態度だったかを問い合わせる「リファレンスチェック」によって嘘がバレることもあります。そこでは勤務態度以外にも、人柄や経歴、退職理由なども問い合わせられます。
書類選考や面接を突破するために塗り固めた嘘は、リファレンスチェックによって見破られてしまうのです。
嘘がバレたあと、実際にどうなるのでしょうか。採用する前であれば内定の取り消し、社員となっていれば労働契約法違反として解雇処分となり、雇用主との信頼関係も崩壊します。
そして、利益を著しく損なったとして懲戒解雇や損害賠償を請求される可能性も高く、今後の生活に支障をきたすほどの現状が待っているのです。また、企業によっては懲戒解雇よりも厳しい犯罪行為として立件する場合もあります。

嘘がバレなくても、後ろめたさに苦しみ続ける

もしも嘘がバレずに採用され、会社の一員になったとしても「嘘をついている」という感覚がついて回ります。嘘をついてしまっているという後ろめたさや後悔などが、普通に業務をしようという気持ちにのしかかります。
また、バレない期間が長くなるほど精神的にも辛くなってきます。苦手なのに得意だと偽ったために、毎日が苦痛でしかたないという状況。嘘をついているのがバレないかとビクビクしながら出勤する生活。ボロが出ないように嘘に嘘を重ね続ける日々。
そういったことが原因で居づらさを感じ、せっかく入社できたのに辞めることになります。嘘を重ねたことで矛盾ができたためにバレることもあるので、嘘をつかずに履歴書を書きたいですよね。

自分を良く見せたい気持ちを抑えたアピールの書き方

「嘘はダメでも自分を魅力的に見せたい!」という方へ。主に自己PRを書くのに役に立つアピールの書き方を、例を交えてご紹介していきます。

資格・免許の話題は向上心をアピールできる強力な要素

資格や免許は自分自身の能力を視覚的にアピールしてくれる要素。会社が必要としている資格であればなおさら持っていることを書きたいですが、嘘はダメです。
資格・免許の記入欄には、「○○資格取得に向けて勉強中」と書くと、「この資格を持てるようになるために頑張って勉強しています。」とひと目向上心でアピールできる強力な要素となります。
また、試験を受験する日が決まっている場合は「○年○月取得予定」などと書くのもアリです。
ここで注意したいのは、自分の持っている資格を全て乗せる必要はないこと。応募先の業務とは関係のない資格をたくさん載せた場合、「こんなに資格を取得してるなんてマルチな人物だ」と好印象に思う方もいます。
しかし一方、「ただ取っているだけなのではないか」「別の職種を選んだほうが良いのに」と、マイナスな印象を持つ人もいます。

カンペキではないけれど頑張る、という前向きさをアピール

得意なことを書く項目で、「自分はこういったことができます!」と強くアピールしたくなるものです。しかし、アピールが強くなりすぎて、40%くらい得意なことを90%できると言い切ってしまうと嘘っぽくなってしまいます。
たとえば企業が簡単な英会話ができる人材を求めていたとして、英会話が少しできる程度なのに「どんな質問にもスラスラ答えられます!」と強気にアピール。
書類選考は通過しても、面接の場面で突然英語で話しかけられて、戸惑ったところを突っ込まれてしまう可能性があります。
この場合、「ジェスチャーを交えて誰とでも友好的に接せられる自信があります。」など、カンペキにはこなせないが自分なりに工夫をして頑張る、という前向きさアピールしてみましょう。

弱みを克服してスキルアップをしたい、という成長性をアピール

長所や得意なことなど、自分の強みをアピールすることだけでなく、「弱みを克服していきたい」というのも大きなアピールポイントです。
例えば、チームのリーダーとなる人材を求めている企業があったとして、人をまとめるのがあまり得意でないのに、「リーダーシップを発揮して部下をまとめていました!」と強くアピールするのはあまり良くありません。
この場合、「分かりやすく伝えることが苦手で、部下に指示することがあまり得意ではありません。ですが、この弱みを日々の業務で克服してスキルアップを目指したいと思います」など、今後の成長性をアピールしましょう。

アルバイトなどの自己PRなどでも書きやすく、例えば「人とのコミュニケーションを取るのが苦手ですが、この職種に携わることで今の自分を変えたいと思いました。」と、今の現状を仕事を通して変えたいと、未来を見据えたアピールができます。

ありのままの自分を伝えてみよう

ここまで履歴書に嘘を書いてはいけない理由と、良く見せたい気持ちを好印象な文章に書き換える方法をご紹介してきましたがいかがでしたか?
経歴や資格だけがあなたの魅力ではありません。本当のあなたらしさを見せることが大きなアピールポイントとなるのです。

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