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三行日記を書いて得られる効果とは。心が休まり自律神経を整える

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寝ようとしても、頭の中で今日の出来事がぐるぐる回って眠れない。そんな経験はありますか?
寝る前に「イヤなこと」「良かったこと」「明日のことや関心のあること」を書き記す「三行日記」で解決できるかもしれません。
三行日記は、書くだけでスッキリとした気持ちになるとされています。1日イヤなコトを思い出して眠れないという方。日記は付けたいけど、めんどくさくなって止めてしまうという方におすすめの方法ですが、本当に効果はあるのでしょうか。
この記事では主に、三行日記を書くことの効果と、自律神経との関わりをご紹介しています。「三行日記は聞いた事があるけど、どんな効果があるの」という方はもちろんのこと、「自律神経が三行日記とどう関わりがあるの?」と疑問を持った方におすすめする内容となっています。

三行日記で自律神経の安定化!そのメカニズムとは

自律神経には二つの神経があります。それは、日中人が動いている時に働く交感神経。人が眠ってるときに働く副交感神経があります。
交感神経が働くと汗が出たり鼓動を早めるだけでなく、ストレスを感じる時にも活動します。
反対に副交感神経は、人が眠っている間に胃腸を活発させ消化を早めたり、呼吸を深いものにさせる働きです。

安眠できない時は、自律神経の乱れの始まり

この2つのバランスが乱れると、不眠など睡眠障害が起きてしまいます。原因の一つにストレスがあり、副交感神経が活動する時間になっても、交感神経が働いている状態です。
自律神経の均衡が不安定になると、

  • 寝ようとしても眠れない
  • 眠りが浅いため何度も目が覚める

など、カラダが休まることがありません。また、反対に副交感神経が日中に活発化することもあり、

  • 日中に眠くなる
  • 消化が悪くなってしまう

などが起きてしまいます。この自律神経を正常に整えるのが、三行日記の役目です。一日の終わりに、自分の周りに起こった出来事と湧き起こった感情に、冷静に向き合っていきます。

三行日記は悩みを短時間で、その日のうちに整理する!

では、三行日記を始めるとどんなことがカラダに起きるでしょうか。

頭の中に渦巻く考えは三行で収められる

三行日記は「イヤなこと」「良かったこと」「明日の目標や関心を持っていること」を三行でまとめるだけ!

例えばイヤだったことをその日のうちに書くことで、気持ちがスッキリします。それだけでなくストレスの元が分かり、自律神経の乱れた原因の手掛かりも見つかるかもしれません。

ですが、「一日イヤなことばかりで、良いことも目標も思いつかない」と、筆が止まってしまう方もいらっしゃると思います。
「良かったこと」を書く内容は、「仕事が成功した。上司に褒められた。」という直接的な成功体験だけではありません。

  • 「通勤中にネコを見た。かわいかった」
  • 「お会計が777のゾロ目だった」
  • 「休憩中にSNS眺めてたら面白い人を見つけた。フォローした」

など、どんなささやかなものでも良いので、自分にとって嬉しかったことを書きましょう。今日が最悪の一日ではないと感じさせるためのものです。
また、「明日の目標や関心を持っていること」を書く内容も、「書き残した資料を片付ける。」などの仕事関係だけに留まりません。書きにくいと感じたら、「明日の目標」「関心を持っていること」と分けて、書きやすい方を選択しましょう。
「明日の目標」は、明確なものがないと設定しづらいですが、目標を大きくとらえず、

  • 「詰め替えシャンプーを買ってくる」
  • 「台所を掃除する」

など日常のメモとして利用することもできます。明日の自分はこう動くのだと感じさせる目的です。
「今関心を持っていること」と言うと、難しく聞こえますが、これも規模を小さくしていきましょう。

  • 「通勤中に見たネコの行方」
  • 「日本酒にはまった。酒蔵とか見に行きたい」
  • 「○○さんの新刊が待ち遠しい」
  • 「好きなバンドのコンサートツアーが始まった」

など。未来へ想像を働かせる目的があります。
毎日続けていれば、明日や未来に対するポジティブな感情が芽生えてきます。いつか読み返した時に、その一行が手助けしてくれるかもしれないのです。等身大の今の自分と向き合ってみてください。

短時間手を動かして頭を整理。手書きならさらに良し

ペンを握って何かを書くことは、視覚的にも、感覚的にも脳を刺激します。
書く内容はあらかじめ決まっているので、書く時間は慣れると数分で終えられ、大切な睡眠時間を増えます。一言でも良いので、面倒で日記を書くのをやめてしまう人でも続けられますね。

日記を書くなら、手軽にスマホやパソコンを使ったアプリケーションがとても便利ですが、変換機能によって文字を思い出す手間が省かれるだけでなく、ブルーライトの光は交感神経を刺激するため入眠の妨げとなります。

寝る前の習慣として始めてみませんか?

ここまで三行日記の効果をご紹介してきましたが、いかがでしたか?三行日記は早くて3分程度で終えられるので、寝る前の習慣として始めてみてください。書いたら寝るという印象を作るだけでも、自律神経が整っていきますよ。

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