思い通りにいかない事って、イライラしますよね。
特に社会人は、仕事だけでなく人間関係やプライベートまで、思い通りにいかないことだらけでイライラさせられる原因はごろごろ転がっています。
そのまま放っておくとストレスがふくらみ、うつになってしまったり、体調を悪くする原因にもなり、悪い方へとどんどん追い込まれてしまいます。
多くの人が関わる仕事のなかでは、イライラするのはなかなか避けられることではありません。ここはうまくイライラからくるストレスを発散して、乗り切る方法を見つけましょう。
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絶対溜めない、職場でのストレスを発散する方法9通り
職場で受けたストレスは、その場で少しでも沈めるのが大切です。その場で少しでも解消するのとしないのとでは、そのあとのストレスが要因の心身的負担が大きく違ってきます。
ストレスを受けたら、なるべく早く発散する。まずはこれを心がけましょう。ただ、人前でやってしまうと相手に誤解を与えたり更にストレスを与えられかねません。
短時間でも、なるべく一人になれるところを探してやってみてくださいね。
1、まずは深呼吸。できれば目を閉じて、自分の気持ちと向き合う
ストレスを感じたら、まずは「深く息を吸って、長く吐く」深呼吸をしてみましょう。
呼吸をするというのは生きる基本的な動作です。深呼吸をして新しい空気を体内に取り込むことで、安心感がうまれ、落ち着きを取り戻すことができます。
そのあとはできるなら目を閉じて、「自分は今、これによってストレスを受けたな」と自分の気持ちと向き合ってみてください。
ストレスを受けた要因がはっきり具体的にわかることで、ひとつ不安を取り除くことができます。
2、イライラ緩和のツボを押す
人にはたくさんのツボがあり、さまざまな効果を得ることができますが、イライラを押さえるツボだってあるんです。
イライラには次の2つのツボを押しましょう。
一つ目は「神門(しんもん)」のツボ。イライラを沈める効果があります。
手首の横じわ上にあり、小指側の少しくぼんだ場所にあるツボです。
【挿入:5画像1】
二つ目は「合谷(ごうこく)」のツボです。自律神経を整え、気持ちを落ち着かせることができます。
手の甲にある、親指と人さし指の骨の根元、中心より少し人さし指よりのツボです。
【挿入:5画像2】
3、トイレに行くなどして、その場から離れる
ストレス要因のことばかり考えてしまう時には、思い切っていったんそこから離れましょう。
理由はトイレでもタバコでも、その場から離れられればOKです。
一度切り替えることで、それ以上ストレスを大きくすることに歯止めをかけることができます。
4、しばらくイライラが続く時には…食事で改善を試みる
数時間・数日など、長い時間イライラが続く時は、食事で改善を試みるのもひとつの手です。体の内側から調子を整えてみましょう。
ビタミンB1・ビタミンC・カルシウムはイライラを抑える効果があると言われています。下記を参考に、積極的に摂るようにしてください。
- ビタミンB1が多く含まれている食品
- 玄米、豚肉、ウナギ など
- ビタミンCが多く含まれている食品
- ブロッコリー、レモン、ピーマン など
- カルシウムが多く含まれている食品
- 小魚・チーズ・小松菜 など
5、自分のデスクや持ち物を可能な限り自分色に染める
自分の好きなものをすぐ目の届くところに置くのも、ストレス解消のひとつ。自分のテリトリーが少なからず確保されていることで、安心できる効果があります。
職場で問題にならない程度にデスクや持ち物を自分色に染めてしまいましょう。
それができない場合は、スマホの待ち受け画面を癒し画像に差し替えるだけでも効果がありますよ。動物や赤ちゃん、好きなアイドルなど、なんでもOK。
疲れたときにこっそりスマホを見て癒しタイムを作っちゃいましょう。
6、聞き上手な友達に愚痴を聞いてもらう
「誰かに言わないと気が済まない!」そんなときには、聞き上手な友達に「愚痴を聞いてほしいの!」とあらかじめことわってから、話を聞いてもらいましょう。
人は頭の中で考えていると堂々巡りになってしまったり、どんどん悪い方向へ考えてしまいがちです。
ですが、人に言う(=外に吐き出す)ことで、心に余裕が生まれ、考えを改めることができます。
何より、ストレスを受けたことに対して共感してもらえるだけで、女性はストレス発散できるものなんです。
7、運動で体引締め&ストレス発散を狙う
先程も少し触れましたが、体を動かすことはやはりストレス発散になります。
「多少動いただけでは物足りない!」という人は場所と時間を改めて、運動に取り組みましょう。
ジムでハードに動くでもいいですし、ヨガで気持ち良く体を伸ばすのもストレス発散になります。
体を動かすことはストレス発散の他、美容にはもちろん、健康にも良い効果が見込めますよね。一石二鳥ならぬ一石三鳥です。積極的に行いましょう。
8、旅行にでかける
もちろん、癒しといえば温泉旅行ですが、温泉じゃなくてもいいんです。
なるべく行ったことのない土地、やってみたかったことをかなえられる場所に行きましょう。
知らないものを見る・刺激的な体験は自分の視野を広げストレス発散につながります。
色んなものに出会える旅行は、自分の悩みやストレスをちっぽけに感じさせてくれるかもしれませんよ。
9、思いつく限りののんびりした休日を過ごす
どうしてもストレスが発散できないときには、休日の中の休日、名付けて「キングオブ休日」を過ごしましょう。
丸一日、何も予定をいれず、思いつく限りののんびりした時間を過ごします。
この日に限っては家事もお休みしてしまいましょう。
ソファに座ってぼーっとするもよし、本を読んでみるのもよし。長風呂してみるのもいいですね。
一日の終わりに「これ以上もないくらい、のんびりした」と思えればストレス解消は成功です。
ストレスを感じたらその日のうちにワンアクション
いかがでしたか。イライラを感じてまずしなければならないのは、我慢することでも考え込むことでも後悔することでもなく、ストレスを少しでも軽減させることです。
イライラからくるストレスは、時間が経てば経つほど大きくなるもの。しかもやっかいなことに、なかなか消えてはくれません。
イライラが原因で数時間・数日にわたってストレスを抱えてしまう前に、その日の、できれば早いうちに、ストレス解消のためのワンアクションをとってください。できることであれば、簡単なものでかまいません。
心を少しでも軽くできれば、イライラも早く収まり、心の平穏を取り戻すきっかけにもなりますよ。