仕事を辞めたいのに言えない、円満に退社するための理由とコツ

残業が多くて疲れた、人間関係に嫌気がさした、ストレスがひどいなどの理由で仕事を辞めたいと思ったとしても、退職を切り出すのは簡単ではありません。

もしも、辞めたいなんて言ったら周りに迷惑をかけてしまう、上司や先輩に怒られそうなどと考えてしまうと「辞めたい」と言えなくなってしまうのです。

しかし、嫌な仕事をずっと続けるのは大きなストレスになります。このままずるずると仕事を続けていても、良い方向に進むとは思えません。

仕事を辞めたいときの理由によって対処法が異なりますので、ケースごとに適した対応が必要になります。ここでは、仕事をスムーズに辞めるコツについて紹介していきます。

上司が怖い、引きとめられそう、仕事を辞められない本当の理由と対処法

本心では仕事を辞めたいと思っていても、仕事を辞められないのにはちゃんとした理由があるからです。そして、その理由によって適した対処法が変わってくるのです。

ここでは、よくある仕事が止められない理由と適切な対処法について紹介していきます。

人手不足

多くの企業で人件費を削る傾向がみられ、人手不足に落ちっているケースが少なくありません。その影響で社員1人にかかる負担が大きくなりすぎて、仕事量や労働時間が増えるのです。

自分が辞めてしまったらますます他の人が大変になるかと思うと、なかなか退職を言いだせないという人も多いはずです。人手不足を理由に退職をするときは、以下の対策がおすすめです。

転職先を決める
退職することで周りに迷惑をかけるのは避けられません。しかし、これ以上同じ職場で我慢して働き続けるのも苦痛です。

そこで、最初に転職先を決めてしまうのです。先に転職先を決めてしまえば、退職せざるを得なくなります。

しっかり引き継ぎする
あなたが退職を決めたら、会社は代わりの人員を雇うなどの対策を取るはずです。

引き継ぎの期間を十分に取ることで、業務への支障を最小限に抑えることができるでしょう。

繁忙期を避ける
退職の時期は仕事が忙しくないときにすることも手段のひとつです。忙しいときに職場を去るのは気が引けますが、それほど忙しくない時期なら影響は少ないと思います。

人手不足が原因のときは、上記のような対策を試してみましょう。

退職による人間関係悪化が心配

人間関係を理由に退職を切り出せない人もいるでしょう。退職をきっかけに周りから意地悪をされたり、嫌味を言われるようになったりした人を周りでみていると、自分もそうなるのではないかと恐怖心を抱きます。そのような状況でも、円満退社を目指すことは可能です。

自分の仕事を完璧にこなす
周りに文句を言われる隙を与えないように、自分の仕事は完璧にこなすように心がけましょう。
引き継ぎは丁寧に
後任への引き継ぎは十分すぎるくらい行うようにしましょう。周りもあなたが抜けた影響が少なければ、不平を言わなくなるはずです。
円満に退職できるのが理想です。そのためにも、しっかり対策を取っておけば周りの対応も変わってくるはずです。

引き止めが怖い

離職率が多い企業にありがちですが、「辞めたい」と言ったとたんに強引な引き止めにあうことがあります。

それが、上司や先輩といった自分よりも立場が上の人からの説得であると、退職の意思を貫くことが難しくなるのです。

もっともらしい理由を伝える
会社を退職したい理由を聞かれるはずですので、もっともらしい理由を伝えましょう。

給料が安いから、人間関係が嫌だからなど本当の理由を言ってはいけません。キャリアアップのためなど、ポジティブな理由をアピールすると、上司や先輩も理解を示してくれるはずです。

他にも、結婚するとか家業の手伝いをする、家族の介護が必要といった理由では、会社も引き止めづらいはずです。

外部の窓口に相談する
時にはパワハラのように強い圧力をかえて退職を撤回させようとしてくることがあります。そのようなときは、労働基準監督署のような外部の窓口に相談してみましょう。

会社に反対をされたとしても、やり方次第では退職を認めてもらえるようになります。

親に言いだしづらいから

最近は転職することは珍しいことではなくなってきましたが、一昔前の世代は転職することについてあまり良い印象を持っていません。

特に新卒や第二新卒といった若い世代の親たちは、仕事を辞めたいといっても素直に受け入れてくれない可能性が高いでしょう。そうなると、親の手前、退職を言いだせないのです。

親に素直な気持ちを伝える
なぜ退職したいのかという理由を正直にできるだけ細かく伝えるようにしましょう。親は子供の立場や気持ちを理解しようとしてくれるはずです。
今後のことを伝える
仕事を辞めるのは簡単ですが、その後のことが決まっていないと親としては不安になります。

退職したらどうしたいのかを、親に自分の言葉でしっかりと伝えることが大切です。

親も自分の子供がかわいいはずですから、子供が心身を病んででも同じ職場で働かせようとはしないはずです。親に理解してもらうためには、親と十分話し合うことが大切です。

辞める必要がないことも!仕事を辞めたい原因を考え直すことも大切

今の職場を退職したいと思ったのは、どんな理由でしょうか?もしも、仕事自体が好きであれば、辞めることはありませんよね。

対処のやり方次第で、退職する必要がなくなるかもしれません。ここでは、仕事を辞めたい主な原因と対策について紹介していきます。

労働条件や給与の問題

仕事自体は好きなのに、会社の待遇が悪いと仕事を辞めたいと思うのです。

残業代、給料の未払い
残業代や給料は適切に支払われるべきですが、それが支払われていないと会社への不信感が募ります。労働基準監督署や弁護士などに相談することで、解決できるかもしれません。
長時間労働
好きな仕事でも長時間働くと心身の健康を害してしまいます。労働環境が改善されることで、退職したいという気持ちが薄れることもあるのです。
ハラスメント
セクハラ、パワハラ、マタハラといった何かしらのハラスメントで悩んでいるときも、しかるべきところに相談しましょう。

労働基準監督署や弁護士に相談することで、早期解決が期待できます。

解決できないときは退職も手段のひとつ

仕事内容ではなくそれ以外の要因で退職したいときは、まずはそれぞれに適切な改善策を試してみましょう。それでも、改善が難しいときは、退職を考えていいと思います。

仕事が好きであるなら、あえて辞める必要はありません。職場環境が改善されれば、辞めなくてよかったと思えるかもしれないからです。

円満退職のためには退職の伝え方とタイミングが大切

スムーズに退職するためには、適切なタイミングとやり方で退職を進めていくことが重要になります。ここでは、円満退職の流れについて解説していきます。

直属の上司に退職の意思を伝える

退職したいと考えたら、まっさきに直属の上司に伝えましょう。また、退職の意思は遅くても2カ月前までに伝えるのが理想です。

退職については会社規定で決まっていることがありますので、退職を伝える前に規定を良く読んでおくようにしましょう。

証拠を残しておくこと

退職の意思は口で伝えるだけでなく、書面やメールなどで残しておくことをおすすめします。証拠として残しておかないと、後でトラブルになる危険性があるからです。

退職願については書籍やネットなどでひな形が紹介されていますので、それを参考にしながら書いてみましょう。

退職の意思をアピールする

退職を申し出てから、上司などと面談する機会が設けられると思います。そのときに、引き留めに合うことも十分考えられます。

その際にも退職したいのであれば、その意思をしっかりと上司にアピールすることが大切です。曖昧に返事をしてしまうと、退職が撤回されることもあるからです。

引き継ぎや有給消化のスケジュールを組む

退職が決まったら、後任の人も決まるはずです。退職後に会社に迷惑をかけないようにするためには、引き継ぎをしっかりと行うことが大切です。

引き継ぎのスケジュールは余裕を持って組むようにし、漏れや忘れがないように注意しましょう。また、有給消化するときも、引き継ぎに支障のない範囲内でとどめるようにします。

辞められない仕事はない!今後のこともしっかり考えて!

言いだしにくいと思っていても、適切なやり方で進めて行けば退職することはできるでしょう。辞めたいと思っているのなら、思い切って退職を切り出してみましょう。

しかし、退職してからのこともきちんと考える必要があります。転職先が決まっていなければ、しばらく収入が途絶えてしまいます。

自分が辞めた後のことだけでなく、今後のこともよく考えて退職のタイミングを決めるといいでしょう。

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