- 「あ!今日の飲み会の連絡し忘れた!」
- 「彼の仕事終わりの時間聞かないと……」
仕事中にふと浮かぶ、「私的な用事」。メールでもいいけれど、手早く済ませるのなら電話が良い。そんなとき、会社にいるのについやってしまうのが私用電話です。
基本的に、私用の電話の許容範囲というのは、あまたある会社によってまちまちだと言われています。
「おう、自由にやれ」という職場もあれば、「携帯を持つこと自体禁止!」という厳格な職場もあります(今のご時世、情報漏えいの心配などもありますから、こちらの体制の職場の方がほとんどだと思いますが)。
そこで今回は、「私用電話は一体どこまでがOKでどこからがNGなの?」 という疑問に答えてまいります。
私用電話をなんとなーくの気持ちでかけているあなた! しっかり知っておいてくださいね!
Contents
基本的に「仕事中の私用電話は禁止」だと思っておくべし
仕事で私用のメールを打ってもいい、スマホを持っていてもいいなど、色々な会社があるものの、基本的には会社というのは仕事をすることでお金をもらう場所ですよね。
つまり、貴女の時間を会社が買ってくれているということなのですから、そこにはプライベートを持ち込まないのが普通です。私用電話は休憩時間などの勤務時間外にするようにするか、親の危篤などの緊急の際は、上司に一言告げるようにしてください。
私用電話の禁止には「情報漏えいを防ぐ」ための意味合いもある
最初にも書きましたが、今も昔も、会社にとって情報漏えいというのは致命的な傷となります。その方法として、情報をたくさんためておける「携帯電話」というのは脅威です。
会社側には電話の相手が誰なのかわからないわけですから、私用電話をOKとしてしまうと、その危険性が高まるとも考えられているのです。
私用の電話をしなくてはならない時は「サッと済ませる」!
会社によっては、
- 常識の範囲であればOK
- 私用行為があっても仕事をしっかりしていればよい
などの暗黙の了解がある企業も多いようです。
では、どうしても仕事中に私用電話をする必要がある場合、どのような点に注意したらよいのでしょうか?
私用電話を行う際の鉄則は、「サッと済ませる」こと!
仕事中の私用電話は、「一切ダメ」ということはなく、最近では随分と緩和されてきています。とはいえ、あまり進められる行為ではありません。
ですから、私用の電話をする際にはできるだけ人目に付きにくい所を探し、目立たないように電話をかけます。会話が始まったら、長話は持ってのほか!用件を伝えて手短に済ませてしまいましょう。
さらに、“口調”にも注意が必要です。
- 「マジで~!」
- 「うけるんですけど」
- 「いやいやそれな?」
などのくだけすぎた口調や、大きな笑い声は絶対NG!私用電話だと悟られないくらいの丁寧な口調を心がけてください。どこでだれに聞かれているかわからないのですから、あくまでも大人な呈で話をするようにしてください。
時間や口調を考えれば、電話の相手だって、きっと仕事中だってわかってくれるはずですから。短めに電話も済ませてくれるでしょう。もしあまりに長引きそうなときは、あなたのほうから話を切るようにしましょう。
あまりに長電話や私用電話が目に余るようだと、上司から目をつけられたり、注意をされたりもします。仕事をしっかりしていても、あなたがさぼり癖があると思われてしまう可能性もあります。
その私用電話が、本当に仕事中にまですべきかどうかを考えて
基本的に、あなたにとってその「私用の電話」は、仕事中にしなくてはならないほどの重要なものなのか、を考えることが大切です。ちなみに、私用電話だけではなくて、私用のメールにも同じようなことが言えます。
ついつい癖で携帯を見てしまって、Lineをしたり、電話をしたりしてしまうこともありますが、あくまでも今自分がやるべきことは何かをしっかり判断することができてこその社会人。
まとめとしては、
- 緊急の時は一言上司へ
- どうしてもしなくてはならないときはこっそり短めに
- その私用電話が本当に必要なことかを考えて
会社員として、あなたがとった行動が本当に正しいものか。本当に私用電話をしなけれはならないかを考えて行動をとりましょう!
たまには、ケジメのある行動が取れているかどうか、しっかり自分の職場での振る舞いを見直しましょう。その1本の電話が、もしかしたらあなたのキャリアの大きな傷になる可能性もありますよ。