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試用期間に退職したくなったら、早めの行動!退職手順を紹介

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せっかく入った会社だけど、試用期間中にもう辞めたくなってきた…。そんな考えになってしまう事は、よくあります。しかし、試用期間中に辞めるのは、ちょっと気が進まないですね。
しかし、試用期間中でも扱いは正社員と同じになる為、辞めたい場合はできるだけ早く申し出る必要があります。
試用期間中の退職方法は2つあり、それぞれの方法によって手続きの仕方が違います。先にこれを知っておくと、手続きの際に慌てる事を防止できます。
試用期間中に退職したい場合の注意点と、実際の退職方法を解説していきます。試用期間中だけど、退職や転職を考えているという方は、参考にして下さい。

試用期間中の退職は早めの連絡が大切。注意点を押さえよう

試用期間中の退職は、早めに連絡した方が良いとされていますが、それにはいくつかの注意点が関係しています。まずは退職の際どんな点に注意すべきかを覚えておきましょう。

試用期間中は正社員と同じ扱いを受ける

試用期間中は、法律的な扱いは正社員と同じです。試用期間中の法律名称は『解約権保留付労働契約』と言い、企業側は本採用を拒否する権利以外は基本的に正社員と同じ扱いになります。
正社員と同じ扱い、とありますが、これは解雇や退職も正社員と同じ様に扱わなくてはならない、という事です。その為、退職したい場合は、自分で退職したいという意思を起業に表明しなくてはなりません。

退職したいと思った時は、早めの対応を

試用期間中に辞めたいと考えても、扱いは正社員と同じですから、すぐにやめられる訳ではありません。
労働契約は、

  • 退職の申し出をする日
  • 退職までの期間

に社内規定等が無い場合は、申し出から原則2週間後に終了する形になります。
退職するまでに、最短でも2週間は時間がかかるのです。即日退社はできません。
また、企業側がしなくてはならない手続き等の関係から見ても、退職したい日の1か月前までには連絡を入れておくのがマナーとなります。
試用期間中に退職したい場合は、1カ月、最低でも2週間前までにはその旨を伝えるようにしましょう。

試用期間中の退職方法は2つある。それぞれの流れを知っておこう

試用期間中に退職したい旨を伝えた場合、退職の方法によって手順が違います。手続きをする時慌てない為にも、ある程度の流れを知っておきましょう。

試用期間中の退職は、2つの方法がある

試用期間中に退職方法は、2つあります。

  • 自主退職
  • 合意退職

の2つです。
自主退職は文字通り、労働者が一方的に退職の意思を伝える事で行う方法です。この退職の場合、退職届が使用者である企業に届けば、法律上定められた期間を過ぎた時に退職となります。
合意退職は、退職届を提出によって労働契約の合意解約を申し込む方法です。この方法は、使用者である企業が受理した時に退職の効力が発動します。その為、受理前であれば退職の撤回も可能です。
この区分は、基本的に会社が決める事が多いです。退職の旨を伝える時、多くの場合は上司に相談する時間をとってもらえるかと思います。この時に、どちらの形で退職するのかを相談し、それによって決める事もあります。

自主退職の場合の手順

自主退職の場合、退職届を受理してもらったらそれを撤回する事はできません。受理してもらい、それから一定期間過ぎたら自動的に退職の状態になります。
始めは退職したい旨を上司に相談しましょう。その上で、退職の意思が変わらず、自主退職の形で辞める事になったら、その手続きをしていきます。
退職の手続きは会社によってそれぞれ違います。会社で行わなくてはならない手続き等の指示を仰ぎ、それに従って下さい。

  • 退職したい意思
  • 退職日

を明確にする為、退職届けを作成しておきましょう。
退職届は基本、縦書きの手書きで作成します。退職届の書き方や見本はネット上にたくさんありますので、それを参考にしながら作成しましょう。会社によっては、フォーマット等がある場合もあります。
退職届を受理されたら、後は退職日を迎えれば会社を辞める事が出来ます。

合意退職の場合の手順

合意退職の場合も、基本の流れは自主退職と変わりません。上司と退職について相談し、合意退職の方が良いと判断されたら、それに従いましょう。
自主退職と違い、合意退職の場合は会社側が退職届を受理してもらう必要があります。相談の後、退職届を作成しておき、提出しましょう。
合意退職の場合、受理されるまでの期間が開いている場合があります。もし働いていて退職を撤回したいと思った時は、上司にその旨を伝え、相談しましょう。

試用期間中によくある退職理由も併せて紹介。こうならない為にも、就職先は慎重に決めよう

最後に、試用期間中に退職したい理由の中から、特によくあげられる理由を紹介します。理由によっては、退職以外にも解決方法がある理由もあります。退職したい思いにとらわれず、まずはその状態の改善に挑みましょう。

社風や雰囲気があわなかった

  • 就職した企業の社風が合わなかった
  • イメージしていた雰囲気と違った

という理由で、試用期間中に退職を申し出るケースはよくあるケースです。
実際に働いたからこそ、自分と企業との相性が悪い事が分かったり、イメージとのギャップに悩まされてしまったりする事があります。そうした時に、この様な理由で退職を考える事があります。
この場合、自分が社風や雰囲気に合わせたり、慣れたりする事が出来れば問題は無いのですが、どうしてもそれが出来ない場合もあります。そのような場合、我慢する事でストレスを溜めるよりも、退職を考えた方が良い可能性もあるのです。
社風や雰囲気がどうしても自分に合わない、ストレスを強く感じるという場合は、退職を検討してもいいでしょう。

求めていた環境や仕事内容ではなかった

入社時にある程度は部署や仕事内容等について希望を出したり、相談したりという事ができますが、それでも環境や仕事内容が自分に合っていない為に、退職を考える事があります。
この理由は、入社したての人なら一度は当たる壁の様な悩みです。

  • 自分の考え方を変える
  • 仕事量や内容を工夫できないか行動する
  • 上司や先輩等に相談する

といった行動をとる事で、解決できる場合もあります。
この理由を抱えて退職を考える場合は、悩みの具体的な理由を調べ、それを基に行動してみましょう。その上で、退職の意思が変わらないなら、上司に退職したい旨を相談してみて下さい。

試用期間中も扱いは正社員となる。正しい手順で退職しよう

試用期間中は基本的な扱いは正社員となります。退職する場合も正しい手順で退職しないと、会社に迷惑をかけてしまうのです。退職の手続きをある程度覚えておき、正しい手順をスムーズにこなせるようにしておきましょう。

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