職務経歴書に印鑑は基本不要!必要な場合の対処法も解説

履歴書と共に利用する事が多い職務経歴書。書き方もそうですが、職務経歴書に押す印鑑も、悩みの種となる項目です。職務経歴書は形態によって印鑑欄がある物とない物があり、押すべきかどうか分かりにくい事が多いのです。

職務経歴書の印鑑は、基本的には押さなくてもいいといわれています。しかし、例外として、押しておいた方がいい場合もあるのです。これを判断するには、職務経歴書に印鑑がいらない理由や、押すべきケースを知っておく必要があります。

今回は、職務経歴書の印鑑について解説します。なぜ職務経歴書に印鑑が必要だったのか、そして今はどうなっているかといった、基本的な内容をまとめました。合わせて、印鑑がいる場合の注意点も取り上げていきます。


職務経歴書に印鑑は基本不要。例外も併せて解説

最近は、職務経歴書に印鑑を押さなくなりました。これは、国が発表したガイドライン等が関係しています。まずは押印がいらなくなった理由を知り、そこから押印がいるケースについて学んでいきましょう。

職務経歴書に印鑑がいらない理由

平成11年までの履歴書や職務経歴書には、印鑑を押印する欄がありました。

しかし、11年に施行された「押印見直しガイドライン」によって、

  • 履歴書
  • 職務経歴書

等、事実や現状を把握する事のみを目的としている書類は、押印が廃止されたのです。

ガイドラインが発表されてから、市販される履歴書や職務経歴書の中から、押印欄が消えていきました。それに伴い、それらの書類に押印する文化が消えていきました。

履歴書や職務経歴書の中から押印欄が消え、採用をする企業もそれに合わせ、押印の有無を気にしている所は一部を除いてありません。基本的に、職務経歴書には押印しない、と覚えておきましょう。

印鑑が無いからこそ、気を付けた方がいいポイント

印鑑を押印する必要はありませんが、名前や必要事項の書き忘れ等には気を付ける必要があります。

特に最近は、Excel等を使った履歴書や職務経歴書のテンプレートを印刷して、それに記入する人が増えています。このテンプレートを使う人の中には、名前だけ自署し、それ以外をパソコンで入力して作成する人もいます。

この時、うっかり自署するのを忘れて名前部分が空白の状態で書類を送ってしまうケースがあるのです。押印する必要があれば、そのタイミングで名前を書いたかどうか確認できますが、押印する必要がないと確認を怠ってしまう場合もあります。

履歴書や職務経歴書を作成する場合は、完成後じっくり確認するクセを付けておくようにしましょう。

印鑑を押さなくてはならないケースも知っておこう

基本的に印鑑を押さなくていい職務経歴書ですが、まれに印鑑を押印しなくてはらならないケースがあります。

押印の必要があるケースは、

  • 職務経歴書に押印欄がある場合
  • 企業側から職務経歴書に押印するよう指示があった場合

の2つです。

職務経歴書はそれぞれ仕様が違っています。これは、市販の物もダウンロードして使う物も変わりません。この仕様によっては、押印欄が作られている場合があります。

押印欄があるのに印鑑を押していないと、押し忘れと勘違いされてしまう可能性があるのです。

書類の記入欄や押印欄があるのに、その部分が空白だとあまり良いイメージを持たれません。押印欄がある場合は、企業の指示に関係無く、押印しておきましょう。

企業によっては、履歴書や職務経歴書に押印するよう指示を出している場合があります。指示がある場合は、それに従って職務経歴書に押印しておきましょう。指示は募集要項等に掲載されている事が多いです。忘れずにチェックして下さい。

職務経歴書に印鑑を押す場合は、この点に注意しよう!

職務経歴書には印鑑を押す必要は基本的にありません。しかし、押印の必要がある場合は、書類に印鑑を押す時のルールを守って押さなくてはなりません。職務経歴書に印鑑を押さなくてはならない場合は、以下の点に注意して下さい。

印鑑とインクの種類に注意

印鑑とそれに色を付けるインクには、様々な種類があります。その中には、重要書類には適さない物もあるのです。

履歴書や職務経歴書に印鑑を押す場合は、

  • 認印(にんいん、みとめいん)
  • 朱肉

を使いましょう。

認印は朱肉を使って押印するタイプの印鑑です。出来れば、12㎜以下の少し小さめの印鑑を使いましょう。大きい印鑑だと、枠からはみ出したり、職務経歴書を確認する採用担当者に偉そうな印象を与えたりしてしまいます。

インクは朱肉を選びます。押印に使えるインクはたくさんありますが、水性のインクを使うと、滲んで印鑑の文字が読みにくくなる可能性があります。水性のインクを使用するのは避けましょう。

印鑑のズレや欠け等にも注意

印鑑を押す時の

  • ズレ
  • 欠け
  • かすれ
  • にじみ
  • 二重押し

にも注意が必要です。

印鑑を押す時は、

  • 印鑑の向きが真っ直ぐになっているか
  • 押印する職務経歴書の下が、印鑑が押しにくい状態になっていないか

を確認してから押印しましょう。

印鑑を押印する時に、

  • 印鑑マット
  • 試し押し用のメモ帳
  • ティッシュ

を用意しておくと、きれいに押印できます。

印鑑を失敗すると、職務経歴書を一から作り直したり、印刷しなおしたりする羽目になりますから、まずは試し押し用のメモ帳に正しく押せるか試してみてから押しましょう。

試し押しの時も、実際に職務経歴書に印鑑を押す時も、印鑑マットがあるとよりきれいに押せるようになります。印鑑マットは百均でも販売されています。印鑑や朱肉を購入する時に一緒に購入しておくといいでしょう。

もし、印鑑が綺麗に出ない場合は、

  • ティッシュで印鑑を拭く
  • 目詰まりが合った場合は、つまようじで掃除する

等、印鑑をある程度掃除してから押すと、きれいに押せるようになります。

印鑑を綺麗に押せる準備を整えたら、印鑑の向きや朱肉がちゃんとついているかを確認し、正しく押印して下さい。

職務経歴書に印鑑欄が無い場合

企業から職務経歴書に印鑑を押すように指示があった時、手持ちの職務経歴書に押印欄が無い場合もあります。この様な場合は、名前の横、名前欄の端に押印して下さい。枠からはみ出ないように、きれいに押印しましょう。

こういった事態を避ける為にも、たくさんの企業に応募する場合は、

  • 押印欄がある職務経歴書
  • 押印欄がない職務経歴書

の2つを用意しておくと便利です。購入する場合も、ダウンロードする場合も、どちらも確保しておきましょう。

職務経歴書は基本的に印鑑不要。必要な場合のルールに注意しよう

職務経歴書は基本的に印鑑がいらない書類です。しかし、例外として印鑑が必要な場合もあります。必要な場合は印鑑を押す時のルールに気を付けながら押印しましょう。

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