集団面接(グループ面接)のマナー。細かなところで好感度アップ

採用人数が多い場合、一時面接は集団面接(グループ面接)が行われることも多いですね。

集団面接の場合は、自分がどう答えるかということ以外にも気をつけるべきことがいくつかあります。

大勢で入室する時はどうするのか、答える順番は?などわからないことがたくさんあると思いますので、気をつけて欲しい集団面接のマナーについてまとめました。

ちょっとしたことでも周りに対して気遣いができるとそれだけでも好感度アップ!

集団面接は他の人と競う場でもありますが、マナーが守れるということは社会人としてとても大切な要素だからです。

集団面接(グループ面接)のマナーで気をつけたいこと

集団だからこそ、1人でいたらわからないことも目立ってしまうので気をつけたいですね。

具体的には、比較対象がいることでこのようなことが目立ちます。

  • 話がだらだら長い
  • 身だしなみがなってない
  • 姿勢が悪い
  • 手癖が悪い
  • 他の人と話がかぶっている
  • 他の人の話を聞いていない

集団面接はせいぜい30〜40分しかありませんが、この中で数人に対して質問をしてくるのですから、自分い与えられている時間はせいぜい10分程度です。

この中で、いかにコンパクトに話をまとめて上手にアピールするかということと、他の学生の邪魔をしない、人の話を聞く能力なども見られるのです。

清潔感のある身だしなみ

身だしなみは第一印象を左右する、重要な要素。

自分ではOKだと思っていても、人と比較されるわけですから、あらが目立ってしまうのです。

  • スーツにしわが寄っている
  • 靴が汚れている
  • 髪がぼさぼさ

など、不快感を与える身だしなみは当然NGです。

女性の場合はメイクも大事ですね。

キレイにしていこう!とあまりに力が入りすぎていると、他の女子学生と比べて「メイクが濃い」と思われてしまうかもしれません。

メイクが濃いかどうかは面接官の判断基準になってしまいますが、毎日メイクをしているとそれが濃いかどうか、わかりにくいと思います。

スーツにふさわしいメイクかどうか、家族など親しい人に見てもらうといいですね。

ナチュラルメイクを基本とし、あまり濃い色の口紅などを塗らないように気をつけてください。

待ち時間の過ごし方

待ち時間にうっかり気を抜いている人が意外と多いので、気をつけてくださいね。

待ち時間も面接の一部だと思ってください。

とくに最近多いのは、待っている間にスマホを見てしまうことです。他の人が見ていないのに自分だけスマホを見ていれば、その時点でマイナスな印象に。

スマホで調べものをしているという場合もあるかもしれませんが、調べ物なのか私用のメールやLINEなのか、それは外から見てもわかりません。

面接中にスマホを見ているというのは印象がよくはならないので、やめておいた方がいいです。

どうしても手持ち無沙汰になってしまうなら、企業のパンフレットを見ている方がずっといいでしょう。

また、椅子の座り方、立って待っているな立ち方などにも気をつけて、「どこかから見られている」という意識を持って待っていてください。

入る時にもたもたしない

入室する時にもたつくのは一番良くないことです。

誰から入るか迷ったり、「お先に」と言いながら誰も入ろうとしなかったり。

そんなことをしていると、そのグループ全員の印象に関わります。

誰もいかないなら自分が先頭で行く、くらいの気持ちで待機しておいてくださいね。

敬語の使い方

これは集団面接でなくても気をつけなくてはいけないことですが、一人でないためにできないことが余計に目立ちます。

  • 尊敬語
  • 謙譲語

など、使い慣れていないと間違いやすいです。

うっかり自分に敬語を使わないように、気をつけてください。

普段から練習していないとさっと出てこないので、何度もシミュレーションして話す練習をしておいた方がいいです。

一人で長々話さない

集団面接は持ち時間が限られています。

最初に自己紹介をするパターンが多いと思いますが、その時に人の時間も考えず、長々と自己紹介をしたら、「周りに配慮できない人間」だと思われてしまいます。

長く話すことがアピールになるのではなく、その場に適した内容を話せるかどうかが大事なのです。

○○大学の○○と申します。大学では△△を専攻しておりました。入学当初から○○のアルバイトをしたことがきっかけで人と関わる仕事がしたいと思うようになりました。本日は面接の機会を与えてくださりありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。

自己PRや志望動機については、後で必ず聞かれますので、ここで長々と話さないことです。

せいぜい1分〜1分半にまとめてください。

もし面接官が「大学名と氏名をお願いします」といったら、それだけを話すように(指示に従うように)してください。

質問もコンパクトに

自分が話す時間と同様に、質問する時間も限られています。

一人でいくつも質問することがないように気をつけましょう。

質問は?と聞かれた場合に備えて、「これだけは絶対に聞こう」と思うことを整理していったほうがいいですね。

他の人の話もきちんと聞く

気をつけたいのは、自分が話し終わったらほっとして、人が話している時に無関心な態度になってしまうことです。

他の人が話している時にも、真剣に耳を傾ける姿勢を見せてください。

無理にそちらの方を向いたりしなくても大丈夫ですが、聞いているかどうかは面接官から見てすぐにわかります。

他の人の話にも集中しましょう。

話に合わせてうなづいてみせたり、面白い話なら笑顔を作るなど、話を聞いているとしたなら当然出てくる反応ができればいいですね。

他の人と同じことを話してもOK

集団面接だと、どうしても話の内容がかぶってしまうことはあり得ます。

しかし慌てないことです。内容的にはかぶっていても、表現方法が全く一緒になるということはあり得ません。

自分なりの考えを自分の言葉で伝えられれば大丈夫。

ここでいけないのは、「○○さんと同じ意見なのですが」とわざわざ前置きをしてしまうこと。

全く同じということはないので、そこは自信を持って自分の意見として話せばいいのです。

ただし、自己PRは複数用意する

志望動機などは表現が違えばいいですが、例えば自己PRで、「スキーのサークルに所属していて○級も持っています」などは、かぶってしまうと目新しさがなくなってしまいます。

突飛なことを言う必要はないのですが、集団の中で埋もれないようにすることは大事です。

  • スキルについて話す
  • 性格について話す

など、人と違ったPRできるように、いくつか用意しておくといいでしょう。

終わった後に廊下などで話し込まないこと

終わったと思って部屋から出た時に気を抜いてしまう人がいますが、これも要注意です。

一緒のグループの人たちと話し込んだり、情報交換したりしてしまいがちですが、それは建物を出てからにしましょう。

どこで見られているかわかりません。

集団面接(グループ面接)の具体的な手順をおさらいしておこう

集団面接のマナーを一通り理解したところで、手順についておさらいしておきましょう。

一般的には、

  1. 受付
  2. 入室
  3. 自己紹介
  4. 志望動機などについて聞かれる
  5. 逆質問
  6. 退室

となります。

受付での挨拶を忘れない

受付から面接は始まっています。当然ですが、きちんと挨拶してください。

おはようございます。本日10時から面接を受けさせていただきます、○○大学の○○と申します。

コートなどを着ている場合は、ビルに入る前に脱いでくださいね。

入室する時の注意

入室はもたもたしない、と先ほどお話ししました。

入る時はノックをして、どうぞといわれたら入ります。それは1人の時と基本は同じですが、入る順番によって気をつけるべき点が少し違います。

先頭の場合
ノックを3回します。「どうぞ」など入室を許可する声を聞いてからドアを開けて「失礼します」言って入ります。後ろの人のためにドアは開けておきます。
真ん中の場合
ノックの必要はありません。入る時に「失礼します」といい、後ろの人のためにドアは開けておきます。
最後の場合
「失礼します」といって入ったら、後ろ手にドアを閉めるのではなく、ドアの方に向きながらから閉めます。面接官の方にあまりお尻を向けないようにして、半身で閉めるといいでしょう。

ドアのノックの回数ですが、2回はトイレの時。

4回が丁寧なのですが、面接の場ではそこまでする必要はありません。3回が妥当です。

促されてから座ること

先に部屋に入ったからといって、さっさと座ってはいけません。

全員が揃うのを待ち、「座ってください」と促されてから座るようにします。

バッグなど荷物は椅子の横に置いてかまいません。

女性は膝をしっかり閉じ、両手を軽く重ねるようにして太ももの上に置きます。

座る時の姿勢ももちろん見られていますから、背筋を伸ばしてしっかり着席してくださいね。

バッグとコートの置き方にも注意

受付の前にコートを脱いでおくことをお忘れなく。

また、脱いだコートを椅子の背にかけるようなことをしてはいけません。きちんとたたんで、バッグの上に置くようにします。

挙手制の場合は積極的に!

だいたい、順番に質問に答えていくパターンが多いのですが、まれに挙手制の場合があります。

そんな時は譲り合わないで、自分から積極的に手を挙げてください。

退室時の挨拶を忘れないこと

退室する時にも挨拶を忘れないでください。

まず、「これで終わりです」といわれて立つ時に、「ありがとうございました」と挨拶をします。

そして部屋から出る前に、ドアの手前で面接官の方を向いて「失礼いたします」と挨拶をしてから出ましょう。

自分が最後になったら、挨拶をしてから出てドアを静かに閉めます。

コートを着るのは外に出てから

これは集団面接に限らずですが、コートは建物を出てから着るようにしてください。

部屋を出てすぐに着ないように注意しましょう。

集団面接(グループ面接)だからこそあらが目立ってしまう!

集団面接のマナーと基本的な手順についてお話ししました。

それほど難しいことではないですが、個人面接との違いは、集団だからこそあらが目立ってしまうということなのです。

どのような面接の形でも、人柄や熱意を見るという点は変わらないのですが、比較対象がいることで他の人との差が浮き彫りになってしまいます。

しかし逆に考えれば、これは自分を目立たせる最大のチャンスでもありますね。

ハキハキと答え、明るい印象や「他とは違うな」という印象を与えられれば、むしろグンと評価が上がるかもしれません。

だからといって、無理なことをする必要はなくて、当たり前のことをきちんとするということがとても大切です。

周りの人への気配りとかコミュニケーションを上手にとるなど、会社の中で働いていく上で必要な能力がアピールできれば大丈夫です。

無意識の「クセ」に注意する

くせは自分で気づきにくいのですが、比較対象がいることで目立ちやすくなります。

女性の場合は、髪を触るなどのクセに気をつけたいですね。

自分は何とも思っていなくても相手に不快感を与えてしまうくせがありますから、家族や仲のいい友達に指摘してもらうのが一番です。

直そうと思っても急には直らないですし、緊張した時こそクセというのは出やすいので、早い時期から意識しておいた方がいいでしょう。

他の人の答えに惑わされないこと

グループの中にすごく優秀な人がいると、気後れしてしまうこともあるかもしれません。

人の答えを聞いて、「どうしよう、あんなにすごいこと言えない」と萎縮してしまうこともあるかもしれないですね。

でも、そんな時こそ落ち着いてください。

あなたが「すごい」と思ったからといって、面接官が同じように感じているとは限りません。

そんなことを気にしていると本来の力が出せなくて、自信なさげに話したことがマイナス印象になってしまうこともあります。

緊張しないで、自分が用意して来た答えを自信を持って話せばいいのです。他の人の答えに惑わされないようにしてください。

面接で大事なのは、聞かれたことに的確に答えるということです。

すごいことを話すことではないので、落ち着いて質問に対する的確な答えができれば大丈夫です。

集団面接(グループ面接)は自分らしさをアピールしよう

集団面接では無理に目立とうとするのではなく、自分らしさを発揮しようということを心がけましょう。

時間が限られているので、短い時間の中で自分という人間をわかってもらうにはどうすればいいか、それをコンパクトにまとめる練習をしてみてください。

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