視力の弱い人にとって、メガネは欠かせないアイテムです。就活でも当然使われます。視力の弱い人にとっては必需品であるメガネですが、このメガネのデザインや色も、就活ではチェックされています。
就活では、メガネのフレームやレンズ等、メガネを構成するパーツから、メガネの状態までチェックされています。メガネもスーツや靴、カバン同様に、身だしなみの一部として見られているのです。
就活にふさわしいメガネの選び方と、就活でメガネを使用する際、気を付けて欲しいポイントを解説していきます。就活でメガネを使用する人は、必見です。
Contents
就活にふさわしいメガネの選び方は3ポイント。自分のメガネがあっているかチェックしよう
就活にふさわしいメガネを選ぶには、3つのポイントをチェックする必要があります。まずは手持ちのメガネを確認し、ポイントを押さえているかどうかを調べる所から始めてみましょう。
フレームやメガネの色
まず、フレームやレンズの色をチェックして下さい。
- フレームの色は落ち着いた色かどうか
- フレームの材質や形状はシンプルか
- レンズに色が付いているか
この条件をクリアしていないメガネは、就活にふさわしくないメガネになります。
まず、フレームについて解説していきます。
フレームの色は、落ち着いた色合いの物がベストです。
- 黒系
- 茶系
- 暗めの暖色系
等の、目立たない、シンプルな色の物を選びましょう。
- 原色系
- ビビットカラー
- 蛍光色
等の、派手で明るい色合いの物は避けるようにして下さい。
フレームですが、
- マットなメタルフレーム
- フレームが薄いデザイン
の物がおすすめです。
就活でメガネを使う場合、スーツを着た状態で使います。
- スーツでも浮かないデザイン
- ビジネスシーンに合った、シンプルなデザイン
のフレームを選びましょう。
次に、レンズの色についてです。
メガネのレンズは色が付いていない物を選びましょう。
- UVカット
- ブルーライトカット
等の機能が付いている物は、レンズに色が付いていますので、これらも避ける必要があります。
レンズに色が付いていると、ファッションアイテムとしての印象が強くなってしまい、良い印象を持たれません。
- ファッション性が問われる業種
- ある程度自由な装いが許される業種
でない限りは、無色のレンズを使ったメガネを選ぶようにして下さい。
顔の形とフレームの形
メガネの似合う・似合わないはフレームの形によって左右されます。自分の顔の形に合ったメガネを選びましょう。
顔の形別に似合うフレームの形をまとめると、以下の様になります。
- 丸顔 スクエア、リムレス、ハーフリム
- 三角顔 オーバル、ボストン
- 四角顔 オーバル、ボストン、ハーフリム
- 面長顔 ウェリントン、ボストン、スクエア
丸顔の人はレンズが長方形になっているスクエアや、フレームやフレームの一部がないリムレスやハーフリムを使う事で、シャープで知的な印象を与えられます。
三角顔の人の場合は、レンズの形が卵型のオーバルや、逆三角形に近い楕円型をしたボストン等を使う事で、優しい印象を与えられます。
四角顔の人は丸みを帯びた形状のレンズを選ぶ事で、顔の四角さをある程度抑える事ができます。反対のスクエア系のレンズは避けて下さい。
面長顔の人はウェリントンやボストン、スクエア系のレンズを選ぶと、顔全体のバランスが良くなります。逆に、ハーフリムは面長の印象を強めるので、注意して下さい。
与えたい印象
メガネは顔の一部を覆う為、身に付けただけで印象をかなり変える事ができます。これを利用して、採用担当者に与えたい印象によってメガネを選ぶのもおすすめの選び方です。
知的な印象を与えたい場合は、
- スクエア
- リムレス
- ハーフリム
等の、シャープなデザインを選ぶと効果的です。
ただ、顔の形によっては、顔の欠点を強調してしまうので、注意して下さい。
優しい印象を与えたい場合は、
オーバル
ウェリントン
ボストン
等の、丸みを帯びたデザインを選びましょう。
応募する業種や企業のカラーによっても、アピールすべき印象は変わっていきます。
メガネの予備や余裕があるなら、それぞれの印象に合ったメガネを2つ用意しておくと便利です。応募先によって、印象の違うメガネを使いこなす事ができるようになります。
就活でメガネをかける時は、以下のポイントに注意して
就活にふさわしいメガネを身に付けていても、以下のポイントに注意が払う必要があります。フレームやレンズのデザインだけでなく、こういった点にもしっかり注意を払っておきましょう。
レンズの汚れはマイナスの印象に
メガネのレンズが汚れていると、だらしない印象を持たれてしまいます。メガネのレンズは常にキレイな状態を維持しましょう。
面接会場では、
- メガネ拭き
- メガネクリーナー
等を用意しておき、身だしなみを整える時にメガネも綺麗にするようにしましょう。
メガネを取り扱っているお店では、超音波ウォッシャー等でメガネをキレイにしてくれる所も多いです。
- 履歴書に貼る写真を撮る前
- 面接等の、自分の姿を良くチェックされる試験の前
には、こうしたお店でキレイにしてもらうのもおすすめです。
履歴書の写真と面接時のメガネは同じ物を
履歴書の写真を撮る時、メガネを付けて撮る方も多いです。この場合、履歴書の写真を撮った時のメガネと面接会場で身に付けるメガネは同じ物を使いましょう。
採用担当者は、
- 履歴書の写真
- 面接時の実際の姿
から、応募者の印象を感じ取っています。
メガネに統一性がないと、その分印象も薄れてしまいます。応募者が複数いる場合、自分の印象がぼやけてしまう可能性があるのです。
これは、メガネとコンタクトを併用している場合にも当てはまります。
- 写真はメガネで撮ったが、面接はコンタクトを使う
- 写真と面接でそれぞれ違うメガネを使う
といった事は避けましょう。
業種によってはメガネNGの場合も
実は、業種によってはメガネが使えない場合があります。
- 航空会社
- 一部の化粧品会社
は、メガネの着用が許されない所があります。
業種や企業の部門によっては、メガネの使用は許されず、視力矯正はコンタクトのみ、と決められている所があります。
こうした所にメガネをかけた状態で応募してしまうと、不合格の可能性が高くなってしまうのです。
自分が応募する所をチェックする時は、メガネの着用がNGになっていないかどうかも、しっかりチェックしておきましょう。
メガネは就活でも使えるアイテム。上手に利用しよう
メガネは上手く使えば就活を有利に進められるようになるアイテムです。就活にふさわしいデザインのメガネを、上手に利用できるようになりましょう。